2025.9.24 本会議(8日目)~一般質問・決算上程・出資団体経営状況報告・追加議案(上程・議決)

 9月24日 10:00から、藤沢市議会9月定例会(8日目)が開催され、残る一般質問と、追加議案の上程・決算上程・出資団体経営状況報告などが行われました。

※一般質問は、質問者と市側で答弁調整をしているため、質問・答弁のメモをとるのが難しいことから、ここでは、質問の抜粋を掲載します。関心のある質問の答弁については、インターネット中継録画、議事録等をご覧ください。

通告28番 西議員

1. システム障害について

(1)市民サービスの継続性について

・先月と昨年に発生した、庁内ネットワーク障がいについて、それぞれの市民への影響と原因、どう対策してきたのか?

・障がいが発生した際の行動規範となる対応方針はあるのか?

・自治体システムの標準化、ガバメントクラウド導入を控えている。システム障害が起きないよう、どのような対応をしていくのか?

2. スポーツ行政について

(1)スポーツ環境の充実に向けて

・学校の屋外夜間照明について、藤ヶ岡中学校で稼働休止している。昨年度の検証調査の結果は?

・学校屋外夜間照明について、市全体の整備スケジュールと既存施設の状況は?

・藤ヶ岡中学校への夜間照明の新規設置をどう考えているか?また、既存施設のLED化とどちらを優先するのか?

・秋葉台公園球技場の人工芝の状況は?

・人工芝の張替えについて、市の考えは?

3. ごみ・リサイクル行政について

(1)循環型社会の実現に向けて

・使用済み紙おむつのリサイクルについて、環境省が支援している。資源化の可能性を検討すべきだが?

・プラ新法第33条の内容と本市の取組は?

・プラ新法第33条による国の認定を受けることのメリット、デメリットは?

・本市として、ごみの減量、資源化に向けた新たな取組みは?

4. 放課後児童クラブについて

(1)長期休業期間中の昼食提供について

・児童クラブでの長期休業中の昼食提供について、アンケート結果でのニーズや意見は?

・また、運営事業者ヒアリングでの課題は?

・今後の展開の考えは?

通告29番 谷津議員

1. 子どもの笑顔あふれるまちづくりについて

(1)中学校給食について

・県内で本市と同様に選択制給食を実施している状況は?

・本市の中学校給食が選択制になった経緯と理由は?

・今年度設置された中学校給食検討委員会の目的や構成、アドバイザリー業務委託の目的は?

・小中学校給食の給食費集金システムに係るコストは?

・中学校給食導入当時に比べて社会情勢が変化している。市はどう捉えているか?

・適切な栄養摂取が必要。食育基本法の基本理念をどう捉えているか?

(2)こどもの支援の充実について

・子どもの権利条約をどう捉えて、子ども若者共育計画を策定したのか?

・子どもたちの相談を聞く場として学校がある。本市にスクールカウンセラーが配置されたのは、いつからか?

・国が示すスクールカウンセラーの資格要件と本市の資格要件は?

・スクールカウンセラーには専門的な知識が必要。資質の向上を図るべきだが?

・子ども若者共育計画策定する中、子ども権利の課題をどう捉えているか?

・子ども若者が意見できるように、子どもが簡単にアクセスできるシステムが必要だが?

・子ども家庭センターが設置された。子ども自身が相談できる仕組みが必要だが?

【ここまで一般質問】

【認定議案上程】

認定第1号 令和6年度藤沢市一般会計歳入歳出決算の認定について

認定第2号 令和6年度藤沢市北部第二(三地区)土地区画整理事業費特別会計歳入歳出決算の認定について

認定第3号 令和6年度藤沢市墓園事業費特別会計歳入歳出決算の認定について

認定第4号 令和6年度藤沢市国民健康保険事業費特別会計歳入歳出決算の認定について

認定第5号 令和6年度藤沢市介護保険事業費特別会計歳入歳出決算の認定について

認定第6号 令和6年度藤沢市後期高齢者医療事業費特別会計歳入歳出決算の認定について

議案第38号 令和6年度藤沢市下水道事業費特別会計剰余金の処分及び決算の認定について

認定第7号 令和6年度藤沢市民病院事業会計決算の認定について

※以上の認定議案について、鈴木市長より、令和6年度主要な施策の成果について説明がありました。質疑は、9/26に行います。

報告第20号 健全化判断比率及び資金不足比率の報告について

 この報告は、地方公共団体の財政の健全化に関する法律により、議会に報告、公表するもので、財務部長より報告がされました。

1. 健全化判断比率

(1)実質赤字比率 一般会計等を対象とした実質赤字額の標準財政規模に対する比率で、「早期健全化基準は11.25%」
 
 藤沢市は、令和6年度の実質赤字比率を参考までに算定するとマイナス(黒字)7.58%となっており、令和5年度の同比率、マイナス(黒字)6.85%と比較すると0.73ポイント改善している。早期健全化基準の11.25%を18.83ポイント下回っており、良好な状態にある。

(2)連結実質赤字比率 全会計を対象とした実質赤字額または資金不足額の標準財政規模に対する比率で、「早期健全化基準は16.25%」

 藤沢市は、令和6年度の連結実質赤字比率を参考までに算定するとマイナス(黒字)19.68%となっており、令和5年度の同比率、マイナス(黒字)19.51%と比較すると、0.17ポイント改善している。早期健全化基準の16.25%を35.93ポイント下回っており、良好な状態にある。

(3)実質公債費比率 一般会計等が負担する元利償還金及び準元利償還金の標準財政規模に対する比率で、「早期健全化基準は25.0%」

 藤沢市は、令和6年度の実質公債費比率は5.3%となっており、令和5年度の5.2%と比較すると、0.1ポイント悪化しているが、早期健全化基準の25.0%を19.7ポイント下回っており、良好な状態にある。

(4)将来負担比率 一般会計等が将来負担すべき実質的な負債の標準財政規模に対する比率で、「早期健全化基準は350.0%」

 藤沢市は、令和6年度の将来負担比率は46.4%となっており、令和5年度の45.2%と比較すると1.2ポイント悪化しているが、早期健全化基準の350.0%を303.6ポイント下回っており、良好な状態にある。

2. 資金不足比率

(1)下水道事業費特別会計資金不足比率

 令和6年度の資金不足比率資金不足比率を参考までに算定するとマイナス(資金不足が発生していない)27.3%となっており、令和5年度の同比率、マイナス(資金不足が発生していない)26.3%と比較すると1.0ポイント改善している。経営健全化基準20.0%を47.3ポイント下回っており、良好な状態にある。

(2)市民病院事業会計資金不足比率

 令和6年度の資金不足比率を参考までに算定するとマイナス(資金不足が発生していない)34.2%となっており、令和5年度の同比率、マイナス(資金不足が発生していない)43.4%と比較すると、9.2ポイント悪化しているが、経営健全化基準20.0%を54.2ポイント下回っており、良好な状態にある。

※この報告についての質疑は、9/26に行います。

報告第21号 藤沢市民会館サービス・センター株式会社の経営状況について

報告第22号 一般財団法人藤沢市開発経営公社の経営状況について

報告第23号 藤沢市土地開発公社の経営状況について

報告第24号 株式会社藤沢市興業公社の経営状況について

報告第25号 公益財団法人藤沢市まちづくり協会の経営状況について

報告第26号 公益財団法人藤沢市みらい創造財団の経営状況について

報告第27号 公益財団法人藤沢市保健医療財団の経営状況について

報告第28号 公益財団法人湘南産業振興財団の経営状況について

※各出資法人の令和6年度決算の状況について、報告がされました。この報告についての質疑は、9/26に行います。

【追加議案】

議案第39号 令和7年度一般会計補正予算(第3号)

 市税に係る過誤納金還付金の執行予定額が当初の見込みを上回るため、過年度市税等還付金及び還付加算金2億7,073万円を増額補正するものです。

※この議案は、補正予算常任委員会に付託されました。

~本会議を休憩して補正予算常任委員会を開催~

議案第39号 令和7年度一般会計補正予算(第3号)

 市税に係る過誤納金還付金の執行予定額が当初の見込みを上回るため、過年度市税等還付金及び還付加算金2億7,073万円を増額補正するものです。

松長委員

 今回、1.5倍の規模になった要因は?⇒市民税、法人税が連年に比べて多くなっていることが要因と考えられる。

 今後、還付金の計算方法の変更はあるのか?⇒前年度以前に遡って生じるものなので、決算額を参考に予算化していく。

柳沢委員

 どんな時に生じるのか?⇒中間申告と確定申告との差など。

 個人市民税と法人市民税の割合は?⇒令和6年度は個人40%、法人が42%、その他が19%。

※この議案は、全会一致で可決すべきものと決定しました。

~本会議を再開~

議案第39号 令和7年度一般会計補正予算(第3号)

※この議案は、全会一致で可決されました 

※以上、報告とします。


おおや徹

藤沢市のためにがんばります!

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