2月24日 9:30より、藤沢市議会補正予算常任委員会が開催され、自宅にてインターネット中継を傍聴しました。内容の抜粋は次の通りです。
議案第100号 令和7年度藤沢市一般会計補正予算(第9号)
事業費に原則1,000万円以上の執行残が見込まれるもの、事業費の財源のうち一般財源に500万円以上の執行残が見込まれるもの、事業費単位の予算執行率(見込み)が著しく低いもの、財源更正を必要とするもの、翌年度への繰越措置を必要とするもの、その他特別な事情により補正を必要とするものなどで、補正額は次の通りです。
【一般会計】補正額:81億3,334万円/補正後総額:1,991億1,570万2千円
【特別会計】補正額:8億81万円/補正後総額:1,348億5,119万3千円
※補正後の一般会計・特別会計総額は、3,339億6,689万5千円となります。補正の概要は次の通りです。
【総務費】補正額:40億1,682万9千円
1. 財政調整基金積立金 37億9,000万円
前年度決算剰余金の一部を積立てるものです。
柳沢委員
2025年度にいくら取り崩したのか?⇒令和6年度末残高が114億円だったので、令和7年度に40億円取り崩した。
2026年度も財政調整の財源として十分なのか?⇒令和8年度当初で53億円取り崩し、残高が59億円となる。余裕はない。
2. 公共施設再整備基金積立金 3億2,404万1千円
公共施設の整備に係る財源確保をするため、積立てるものです。
3. 平和基金積立金 488万5千円
増加した寄附金を積み立てるものです。
4. 過年度市税等還付金及び還付加算金 5,530万9千円
市税に係る過誤納金還付金等の執行額が見込みを上回るため増額するものです。
5. 戸籍費【繰越明許費設定】
国の補正予算が可決されたことに伴い、戸籍附票システムを追加修正する経費を増額するものです。
6. 住民基本台帳ネットワークシステム事業費【繰越明許費設定】
国の補正予算が可決されたことに伴い、住民記録システム等を追加修正する経費を増額するものです。
7. 災害復興基金積立金 335万4千円
基金への寄附が見込みを上回ることから増額するものです。
8. 地域防災緊急整備事業費 7,586万8千円【繰越明許費設定】
自動ラップ式トイレ162セット、トイレカー2台を購入するものです。
安田委員
自動ラップ式トイレ用の専用消耗品の備蓄は今後増やしていくのか?⇒3日分の備蓄をしていく。
福祉施設や町内会が購入した場合の助成の考えは?⇒助成は考えていないが、補助金の対象になる。
トイレカー1台はトイレ処理袋何セット分なのか?⇒80-120回分を想定している。
トイレ関連の備蓄の目標は?⇒被害想定の177,000人分のトイレ関係は備蓄しているが、被害想定が見直されたことから、地域防災計画の抜本的見直しの中で、検討していく。
松長委員
トイレカーを地域イベントで活用する考えは?⇒まずは市のイベントでの活用を考えている。他のイベントには貸出条件を検討していく。
松尾委員
トイレカーについて被災自治体への提供について、協定は結んでいるのか?⇒国の災害対応車両登録制度に登録していく予定。
柳沢委員
トイレカー2台を購入するとのことだが、整備目標は?⇒地域防災計画の抜本的見直しの中で、トイレ関連のあり方を改めて検討していく。
西川委員
昨年度、組み立て式トイレを購入したが、自動ラップ式トイレとのすみ分けは?⇒組み立て式トイレは地域からの要望で軽量なものを購入した。自動ラップ式トイレは、福祉的視点に配慮したもの。
自動ラップ式トイレについて、地域の防災訓練で使用する考えは?⇒購入が間に合えば活用していきたい。
9. 減額事業(車両管理費ほか12事業) △2億7,351万7千円
【環境保全費】補正額:5億1,058万7千円
10. 緑の広場設置事業費 5億1,795万1千円
先行取得の事業用地の買戻しに要する経費を増額するものです。
松尾委員
第63号緑の広場の場所は?⇒鵠沼海岸6丁目で八部公園の300m北側。
土地開発公社で先行取得した理由は?⇒相続に伴うもので、早期の手続きが必要だったため。
価格の根拠は?⇒不動産鑑定評価を反映させている。
松長委員
野球場のように使用されているが、野球専用なのか?⇒専用ではないが、現在、野球で使用されている。
柳沢委員
5億円以上で買戻しをしたが、当初予算ですべきだが?⇒相続に伴うもので、相手方が急いでいたため。
11. みどり基金積立金 2,325万2千円
基金への寄附が見込みを上回ることから増額するものです。
12. 減額事業(緑地保全事業費ほか1事業) △2,730万2千円
【民生費】補正額:16億3,210万7千円
13. 保険基盤安定操出金 1億5,161万2千円
国民健康保険事業特別会計(保険基盤安定分)への操出金を増額するものです。
14. 愛の輪福祉基金積立金 3,938万9千円
基金への寄附が見込みを上回ることから増額するものです。
15. 介護保険事業費特別会計操出金 5,898万3千円
介護保険事業費特別会計への操出金を増額するものです。
16. 定率負担金 4,577万8千円
後期高齢者医療制度において、令和6年度実績確定に伴い負担金額を増額するものです。
17. 障がい者等医療助成金 7,400万円
障がい者等の入通院に係る医療費助成が当初見込みを上回ることから増額するものです。
18. 介護給付費等事業費 2億5,092万9千円
サービス利用に係る扶助費等が当初見込みを上回ることから増額するものです。
安田委員
当初見込みを上回った理由は?⇒利用者の増、1人当たり単価か増したもの。
19. 障がい児通所給付費等事業費 2億5,764万3千円
サービス利用に係る扶助費等が当初見込みを上回ることから増額するものです。
安田委員
当初見込みを上回った理由は?⇒保護者や保育園での発達障がいの理解が進んだためと考えられる。
松尾委員
事業所や専門職は足りているのか?⇒事業所も年々増えているので充足している。専門職は定員数に応じた確保はできていると認識している。
20. 地域生活支援事業費 5,930万6千円
日中一時支援事業に係る扶助費が当初見込みを上回ることから増額するものです。
安田委員
当初見込みを上回った理由は?⇒令和6年10月に報酬改定があり、夕方や長時間利用が出来るようになった施設が増えたため。
21. 自立支援医療事業費(更生医療) 2,240万8千円
自立支援医療(更生医療)の給付額が当初見込みを上回ることから増額するものです。
22. 老人措置事業費 1,036万4千円
養護老人ホームへの入所措置費用が当初の見込みを上回ることから増額するものです。
安田委員
当初見込みを上回った理由は?⇒費用の算出根拠が令和7年度に改定され、月額1,650円の増、措置区分として一般枠が増えたため。
23. 国民年金事務費 288万2千円
税制改正に伴い、国民年金システムを改修する必要が生じたことから経費を増額するものです。
24. 市立保育所運営費 1,760万4千円
物価高騰等により、市立保育所の給食における賄材料費が当初見込みを上回ることから増額するものです。
25. 児童保育委託費 7億6,281万7千円
公定価格が引き上げられたことから増額するものです。
26. 小規模保育事業費 3,779万2千円
公定価格が引き上げられたことから増額するものです。
柳沢委員
地域型給付費とは?⇒0-2歳児で定員19人までの保育、家庭的保育事業に給付されるもの。
保育士の賃金が上がるのか?⇒保育士の賃金を上げるためのもの。
27. 生活保護適用措置関係事務費 33万円
生活扶助基準改定に関する最高裁判決を踏まえ、追加給付事務を実施する必要が生じたことからシステム改修に要する経費を増額するものです。
柳沢委員
最高裁判決に伴う変更の内容は?⇒平成25年度基準に見直して給付するもの。
28. 減額事業(運営費操出金ほか5事業) △1億5,973万円
【衛生費】補正額:3億4,828万2千円
29. がん検診事業費 607万4千円
胃がん検診内視鏡検査等の受診者数が当初見込みを上回ることから増額するものです。
30. 環境基金積立金 2,112万円
基金への寄附が見込みを上回ることから増額するものです。
31. 廃棄物等戸別収集事業費 1億8,115万1千円
リサイクルプラザ藤沢廃棄物処理棟の火災等により、事業計画に変更が生じたことから補助金を増額するものです。
石川委員
リサイクルプラザ藤沢の火災に伴う対応について、損害額の総額と保険対応は?⇒これまでの計上は総額17億5千万円で、建物本体にかかる費用は未定。保険は全て終了してから請求していく。
32. 最終処分場管理費 1億8,042万7千円
リサイクルプラザ藤沢廃棄物処理棟の火災により稼働停止となっている不燃ごみ処理機能復旧の遅れに伴い、追加で市外での処理が必要になったことから、経費を増額するものです。
石川委員
葛原最終処分場跡地の状況は?⇒仮置き場には不燃ごみが3,700トン搬入されており、2,000トンは処理され、現在は1,500トンとなっている。3月末までのゼロを目指している。
33. 減額事業(保健医療センター整備事業費ほか1事業) △4,049万円
【農林水産業費】補正額:△8,922万9千円
34. 減額事業(担い手育成支援事業費ほか2事業) △8,922万9千円
【土木費】補正額:△7,213万2千円
35. 村岡地区都市拠点総合整備事業費 8億1,240万円【繰越明許費設定】
国の補正予算可決に伴い国庫補助事業が前倒し採択されたことから増額するものです。
柳沢委員
国庫補助事業の前倒しとのことだが、工事内容は?⇒新駅南口通り線築造と整地。
南口通り線は総額20億円と聞いているが、今回の増額補正は物価高騰によるものか?⇒物価高騰によるものではなく、令和8年度の前倒し。
土地区画整理事業の総額と補助額は?⇒村岡深沢地区土地区画整理事業の総額は80億円で、補助は25億円。
36. 公園改修費 1億4,511万円【繰越明許費設定】
国の補正予算可決に伴い国庫補助事業が前倒し採択されたことから増額するものです。
37. 減額事業(建築物等防災対策事業費ほか15事業) △3億5,453万8千円
【消防費】補正額:△3,278万4千円
38. 消防水利整備関係費 193万6千円【繰越明許費設定】
一部破損した江の島屋外消火栓設備の改築に向けた調査費用を増額するものです。
39. 減額事業(庁舎等整備費) △3,472万円
【教育費】補正額:11億4,457万6千円
40. 教育応援基金積立金 1億1,844万4千円
基金への寄附が見込みを上回ることから増額するものです。
柳沢委員
何件の寄附があったのか?⇒1月末で、ふるさと納税から9,014件、一般寄附は11件で、その中に2,500万円と500万円の寄附があった。
2026年度末の残高は?⇒令和6年度末残高は2億6,702万円で令和7年度に1億6,594万円を充当予定。
41. 学校施設環境整備事業費(小学校費) 8億9,129万1千円【繰越明許費設定】
国の補正予算可決に伴い国庫補助事業が前倒し採択される見込みであることから、増額するものです。
安田委員
体育館への空調整備について、供用開始時期は?⇒6月に工事発注し、機器の納期が6ヵ月なので、12月から施工し供用開始は令和9年3月頃を予定している。
断熱工事の内容は?⇒断熱化が補助要件となっている。窓への遮熱フィルムを予定している。
42. 学校施設環境整備事業費(中学校費) 3億422万7千円【繰越明許費設定】
国の補正予算可決に伴い国庫補助事業が前倒し採択される見込みであることから増額するものです。
43. 中学校給食運営管理費 4,736万4千円
中学校給食の喫食率が見込みを上回ることから、賄材料費及び調理業務委託費用を増額するものです。
松尾委員
どの程度喫食率が上がったのか?⇒令和6年度36.4%が令和7年度、1月末で41.7%。
その理由は?⇒試食会でのPRや物価高騰に伴う割安感が考えられる。
柳沢委員
今後、喫食率は増えると見込んでいるのか?⇒物価高騰の中で、給食費は据え置いているので割安感があるため、今後も増えると見込んでいる。
今後、喫食率が上がった場合、対応できるのか?⇒おかわり分をなくすことで対応していきたい。
今後整備する学校給食センターでは、どのくらいまで対応できるのか?⇒6,000食を想定しており、現在の事業者と合わせると全生徒分となる。
44. 文化振興基金積立金 3,657万4千円
基金への寄附が見込みを上回ることから増額するものです。
45. スポーツ振興基金積立金 933万2千円
基金への寄附が見込みを上回ることから増額するものです。
46. 減額事業(教育情報機器関係費ほか4事業) △2億6,265万6千円
※この議案は、柳沢委員が反対しましたが、賛成多数で可決すべきものと決定しました。
議案第101号 令和7年度藤沢市北部第二(三地区)土地区画整理事業費特別会計補正予算(第2号)/補正額:△3億5,419万2千円
業務委託費及び工事費の入札残、工事負担金及び都市計画事業債利子の執行残の減額補正、国庫補助金の減額交付による財源更正をするものです。また、工事費及び補償費のうち、年度内の完了が見込めないものについて、繰越明許費の設定をするものです。
柳沢委員
石川下土棚線の進捗状況は?⇒今年度、Aルートの切り替えが終わっている。
石川下土棚線の完了予定は?⇒令和13年度末を予定している。
※この議案は、柳沢委員が反対しましたが、賛成多数で可決すべきものと決定しました。
議案第102号 令和7年度藤沢市墓園事業費特別会計補正予算(第2号)/補正額:△4,258万9千円
大庭台墓園管理業務委託、普通墓地測量業務委託等の委託料及び、外周フェンス改修、カロート設置工事等の工事費の入札残を減額補正するものです。
※この議案は、全会一致で可決すべきものと決定しました。
議案第103号 令和7年度藤沢市国民健康保険事業費特別会計補正予算(第2号)/補正額:2億8,154万4千円
事務費の執行残の減額、特定健康診査の受診者数が当初の見込みを下回ることによる減額、基金へ積み立てるための増額、過年度の国庫支出金返還のための増額をするものです。
※この議案は、柳沢委員が反対しましたが、賛成多数で可決すべきものと決定しました。
議案第104号 令和7年度藤沢市介護保険事業費特別会計補正予算(第2号)/補正額:11億3,065万5千円
一般管理費の執行残の減額、認定調査費の増額、居宅介護サービス給付費・地域密着型介護サービス給付費・施設介護サービス給付費・介護予防サービス給付費・高額介護サービス費及び審査支払手数料の増額、通所型サービス費・高額介護予防サービス費相当事業費・審査支払手数料の増額、令和6年度決算に伴う剰余金等の介護保険事業運営基金への積立、過年度超過分の返還に伴う増額をするものです。
柳沢委員
窓口業務委託料の執行残の内容は?⇒新たな事業者選定のプロポーザルにより、事業者変更となり、委託料が減額したため。
基金について、第10期計画の保険料抑制に活用すべきだが?⇒活用も視野に入れて、適正な保険料にしていく。
※この議案は、柳沢委員が反対しましたが、賛成多数で可決すべきものと決定しました。
議案第105号 令和7年度藤沢市後期高齢者医療事業費特別会計補正予算(第2号)/補正額:1億8,366万8千円
後期高齢者医療広域連合納付金について、保険料等負担金を増額、保険基盤安定制度拠出金を減額するものです。
※この議案は、柳沢委員が反対しましたが、賛成多数で可決すべきものと決定しました。
議案第106号 令和7年度藤沢市下水道事業費特別会計補正予算(第3号)/補正額:△3億781万5千円
入札残に伴う工事請負費の減額及び企業債利息等の執行見込に伴う増額、また、令和8年度実施を予定していた国庫補助事業が、国の令和7年度第1次補正予算で前倒しとなったことから、工事費の増額をするものです。
※この議案は、柳沢委員が反対しましたが、賛成多数で可決すべきものと決定しました。
議案第107号 令和7年度藤沢市民病院事業会計補正予算(第3号)/補正額:△9,046万1千円
入院患者数が当初見込みを下回ることに伴う減額、抗悪性腫瘍剤投与件数の増加等に伴う増額、その他医業外収益の増額、診療材料の使用量が当初見込みを上回るため材料費の増額、新型コロナウイルス感染症緊急包括支援補助金に係る消費税の追加納税の必要が生じたことから特別損失としての増額、ICT機器の導入に対する県補助金の増額、建設改良費の減額、医業外費用について、消費税及び地方消費税の減額、雑損失の減額をするものです。
松長委員
会計検査院の指摘で、消費税が追加納付となったとのことだが、全国的な状況は?⇒419事業所のうち234事業所が指摘を受けている。
追加納付となったが、延滞金は?⇒228,762円。
※この議案は、全会一致で可決すべきものと決定しました。
※以上、報告とします。