2026.3.9 予算等特別委員会(5日目)~環境保全費(みどり普及費までの残り)・環境保全費(生活環境費以下)・民生費

 3月9日 9:30より、藤沢市議会予算等特別委員会(5日目)が開催され、インターネット中継を傍聴しました。内容の抜粋は次の通りです。

 次に示すものは、令和8年度予算の予算の概況(歳出)に掲載されている事業 ※金額は、左側が令和8年度予算、中側が令和7年度予算 、右側が令和6年度予算

【環境保全費】

47. ゼロカーボン推進補助事業費 1億4,896万7千円/1億6,260万4千円/3,831万9千円

塚本委員

 DAC技術の検討状況は?⇒国で研究開発を進めている。今年度Co2を改修再利用している東京ガスを視察した。今後も情報収集していく。

 DACを稼働するにはエネルギーが必要。実証フィールドとしてのポテンシャル調査に取組むべきだが?⇒今後、具体的な備えが必要。稼働に必要となるエネルギーの確保、Co2の活用先について調査研究していく。

48. 環境啓発推進事業費 1,506万2千円(拡充事業)/779万8千円/614万4千円

49. 緑地保全事業費 2億2,326万9千円(拡充事業)/2億2,458万3千円/2億705万3千円

町田委員

 片瀬山5丁目法面防護工事で緑が消滅しないか?⇒既存の緑を残すことを第一方針としている。

50. 自然環境共生推進事業費 1億4,794万円/1億5,054万円/1億6,099万8千円(拡充事業)

有賀委員

 自然環境実態調査について、異常気象の状況を踏まえて、10年ごとの調査の見直しが必要では?⇒定点的な観測は10年ごととしている。指定管理者や市民団体が調査しているので、今後、連携して必要に応じてデータを収集していく。

51. 市民農園運営費 5,327万9千円/3,332万5千円/3,733万5千円

西川委員

 12カ所の撤去をするとのことだが、農作業したい人への対応は?⇒農業水産課の実施する講座や収穫体験、民間の市民農園の紹介などをしていく。

土屋委員

 令和8年度末で廃止とのことだが、廃止までのスケジュールは?⇒令和8年4月から令和9年2月までは今まで通り。3月に市で撤去し、土地所有者に返していく。

 現在使用中の区画数は?⇒今年度は14カ所で517区画を使用している。

 利用者への周知は?⇒今年度中に利用者に通知し、現地での看板、ホームページで周知していく。

52. 緑地改修事業費 1億6,651万8千円/1億4,632万2千円/1億5,365万9千円

53. 海岸美化関係費 5,096万円/5,034万4千円/4,788万5千円

西川委員

 片瀬東浜西浜の追加の海岸清掃について、市民団体などがビーチクリーンをしている中で、追加清掃は必要ないのでは?⇒平成21年度に美化財団の清掃回数が削減されたため、県の補助金で実施しているもの。

54. 交通安全啓発費 828万4千円/718万8千円/728万9千円

今井委員

 16歳以上対象に青切符が導入される。広報ふじさわでの周知の考えは?⇒導入前に周知が必要。1/25号に併せて地域回覧をした。3/10号の広報ふじさわに掲載予定。

 駐輪場にふじキュンヘルメットを掲示する考えは?⇒イラストの入ったポスターを掲示できるようら調整していく。

安田委員

 自転車用ヘルメット購入補助の考えは?⇒厳しい財政状況の中で、新たな補助制度は難しい。

有賀委員

 警察との情報共有の状況は?⇒交通憤然対策協議会の部会で年4回、警察の参加のもと、情報を共有している。

 その中で、青切符導入にかかる警察から市への要請は?⇒周知のお願いをされている。

塚本委員

 自転車用ヘルメットの重要性について、北京パラリンピック金メダルの石井選手を招いた講演会が有効と思うが?⇒イトーヨーカドー湘南台店での交通安全まつりをいるので調整していく。

 学校での取組も必要だが?⇒教育委員会に伝えて実施できるか検討していく。

 信号のない横断歩道の一時停止率の状況は?⇒市で調査はしていないが、全国平均で令和7年度は56.7%で3.7%向上している。神奈川県は62.8%で4.4%向上している。

 自転車が軽車両という認識が不足している。意識啓発が必要と思うが?⇒自転車の正しい使用について、自転車安全五則などを周知啓発していく。

55. 防犯対策強化事業費 563万円/586万7千円/717万1千円

西川委員

 NTTタウンページが無料提供しているアプリについて、導入促進をすべきだが?⇒無料で提供開始がされたので、防犯協会と連携して幅広く周知していく。

今井委員

 固定電話での特殊詐欺の推移は?⇒令和5年度85件で被害額2億4,000万円、6年度は103件で2億8,500万円、7年度は102件で5億2,500万円。

 ネットやSNSでの被害は?⇒投資、ロマンス詐欺が多い。警察からの聞き取りで、令和7年度中の被害は10件で8,000万円。

 迷惑電話防止機能付電話機の効果は?⇒警察からも有効で、電話機設置後、詐欺にあったことはないと聞いている。

 令和7年度の補助実績は?⇒261件で、10月に予算の上限に達した。

 令和8年度予算は?⇒45万円。

 被害額が増えている中で、予算が減っている理由は?⇒県の補助金が3か年と時限的だったが、市の単独事業として継続している。厳しい財政状況から減額したもの。

石井委員

 迷惑電話防止機能付電話機への補助について、ニーズの高い補助を削減した理由は?⇒補助については令和4年度をもって県補助がなくなった後も継続してきた。家電量販店でも迷惑電話防止機能付きでない電話機を探す方が難しい状況。

56. 安全・安心まちづくり対策会議事業費 73万6千円/73万1千円/106万9千円

西委員

 VRコンテンツを作成するとのことだが、市が独自で作成するのか?⇒既存のコンテンツを導入する予定。

 VR作成にかかる予算は?⇒約100万円。

 どのくらいの市民の体験を見込んでいるのか?⇒防犯VRも導入しているので、その実績から年間約1,000人を想定している。

塚本委員

 民地の落書きについて、費用負担などを決めて対応していくべきだが?⇒民地の落書きは現状所有者に担っていただいている。犯罪機会論的に言えば落書きが放置されれば、落書きが増えたり他の犯罪も起きる。各種団体との連携により新たな枠組みの可能性を議論していく必要があると考えている。

57. 街頭防犯カメラ設置推進事業費 880万9千円/827万円/1,343万6千円

有賀委員

 防犯カメラのネットワーク化を検討すべきだが?⇒ネットワーク化により警察への迅速な情報提供ができる。市が直接設置している防犯カメラは令和6年度から一元管理ができるようになり、最終的にはネットワーク化をしていく。

桜井委員

 警察に開示した防犯カメラ情報を議会にフィードバックする必要があると思うが?⇒提供内容は周知できないが、件数は警察に確認して対応していく。

【予算の概況に記載のない事業】

町田委員

 六会日大前駅西口の喫煙状況は?⇒喫煙、ポイ捨に対して巡回指導している。また、大学、関係機関に協力いただき改善していく。

須田委員

 スズメバチの巣の撤去について、土地所有者不明の場合に限定しているが、どのくらいを見込んでいるのか?⇒年間7件。

 令和6年度の予算額は約600万円で378件撤去している。予算を半分にして先着順で実施する考えは?⇒スズメバチは3-4月に活動し8-10月がピーク。半分の予算で先着順とすると混乱が予想され難しい。

 先着順で補助を実施している事業は多くあるが?⇒スズメバチの巣の撤去は、土地所有者が対応することが原則と考える。

 市民の生命を守るこの事業について、全面復活を検討できないか?⇒個人の敷地内のスズメバチの巣の撤去は所有者の責務と考えているので見直しをしたもの。議会からの意見や陳情の趣旨了承を踏まえて、市で検討した結果、所有者不明の場合に市が対応することとしたもの。

西川委員

 スズメバチの巣の撤去について、所有者不明の場合に対応するとのことだが、空家の場合、所有者に連絡することは可能か?⇒住まい暮らし政策課と連携して対応していく。

加藤委員

 水質汚濁について、PFASの調査予定は?⇒引地川、境川の2地点と辻堂海岸沖で8月に実施予定。

 発生源を特定するために観測地点を増やすべきだが?⇒これまでの結果で引地川上流域に発生源があると思われる。県が大和市で調査いているが、発生源の特定に至っていない。

土屋委員

 スズメバチの巣の撤去について、陳情の趣旨了承を重く受け止めるのであれば、撤去を全額公費に戻すべきだが?⇒所有者に対応いただきたい。緊急対応として予算計上している。

【民生費】

58. 民生委員活動費 6,803万4千円/6,881万6千円/6,753万8千円

安田委員

 民生委員の欠員状況は?⇒昨年12月の一斉改選では521地区のうち68地区で欠員があったが、4月時点では35地区の欠員となっている。

 サポーター制度の充実の取組は?⇒高齢者の現況調査の6月まで延長する予算を計上している。

塚本委員

 35人欠員とのことだが、地区のフォローの状況は?⇒近隣の民生委員が担っていたり、郵送調査もしている。

 民生委員への支援策について、計画していた支援策は全て組み込まれたのか?⇒計画していた支援策は4つ。高齢者の実態調査の負担軽減、協力員制度の確立、研修会や講演会参加の負担軽減は実施済み。残るICTの活用については、今年度2地区でクラウドを使用した実証実験で紙の削減をしている。

59. シルバー人材センター事業会計助成金 5,248万5千円/4,843万3千円/4,870万8千円

60. 地域福祉プラザ運営事業費 1億1,405万3千円/1億781万9千円/1億134万3千円

61. 福祉総合相談支援事業費 7万8千円(拡充事業)/9万7千円/25万8千円

今井委員

 終活相談の具体的取組は?⇒終活の相談窓口の設置、もしものための市への登録。

 相談窓口はいつからどこで?⇒来年度から本庁舎2階の福祉総合相談支援センターで受け付ける。

 相談内容の想定は?⇒終活の仕方、葬儀、遺言、相続などが考えられる。

西川委員

 悪質な業者から守るガイドラインはあるか?⇒国が策定したガイドラインもあるので、高齢者が業者選択の際に役立つように周知していく。

 アウトリーチの予定は?⇒支援が必要な方へのアウトリーチは支援者へ情報を周知して、福祉総合相談支援センターにつなげてもらったり、出向いていくことを想定している。

62. 介護人材育成支援事業費 667万円/857万1千円/698万2千円(拡充事業)

安田委員

 外国人介護職の受入状況は?⇒26施設で203人。

 外国人介護職の居住費助成の状況は?⇒令和8年2月時点で10事業所に助成している。

63. 成年後見制度等推進事業費 6,225万1千円/7千円/5,188万1千円

神尾委員

 成年後見制度促進の認知度低いが制度の必要性はある。必要な支援に行き届いていないのでは?⇒市民センターへ福祉職を配置し、相談支援体制をつくる中で取組んでいく。

64. 生活困窮者自立支援事業費 5,779万7千円/5,645万5千円/5,472万3千円

今井委員

 共生型ホームヘルプサービスの利用実績は?⇒令和7年度は2件の利用。

65. 包括的支援体制推進事業費 1億1,232万1千円/1億148万9千円/9,906万6千円

66. 保健福祉総合システム運用管理費 2億3,804万6千円/3億5,340万3千円/3億2,775万6千円

67. 地域共生社会推進事業費(事業名変更) 114万9千円/237万9千円(拡充事業)/122万9千円

68. 地域の縁側等地域づくり活動支援事業費 2,674万円/2,633万9千円/2,635万8千円

69. 窓口業務等協働事業推進費 4億4,247万5千円/3億3,113万3千円/3億2,011万1千円

70. 障がい者福祉手当 3億9,697万7千円/3億8,889万4千円/3億7,050万1千円

71. 心身障がい者介護手当 2,394万円/2,338万円/2,116万1千円

72. 学園等運営委託費 1億8,507万1千円/1億8,533万4千円/1億8,285万4千円

73. 障がい者等医療助成費 21億9,117万1千円/20億7,926万7千円/20億1,806万1千円

74. 障がい者等歯科診療事業運営費 1億5,611万7千円/1億5,584万2千円/1億4,884万3千円

75. 障がい者等福祉タクシー助成事業費 1億1,021万4千円/1億1,695万5千円/1億1,752万7千円

今井委員

 利用券を実際に利用している状況は?⇒68.9%。

 31%が利用していない理由は?⇒もしもの時のためにタクシー券を持っておきたいという方もいる。

 筋ジストロフィーの方から、福祉タクシー券の対象だが、タクシーの利用ができないとのこと。車を改造して使用している方に対して、ガソリン券への組み換えはできないか?⇒どこに力点を置くか、扶助費全体の中で考えていく。

76. 介護給付費等事業費 107億9,014万円/98億2,403万7千円/88億8,024万5千円

77. 障がい児通所給付費等事業費 34億9,556万9千円/29億8,369万7千円(拡充事業)/25億7,882万9千円

78. 地域生活支援事業費 7億7,446万8千円/6億4,809万1千円/5億599万3千円

79. 障がい者相談支援事業費 1億7,068万7千円/1億7,760万9千円/1億2,491万7千円

80. 障がい者支援計画等推進事業費 852万5千円/1,189万3千円(拡充事業)/326万9千円

81. 老人クラブ助成費 694万7千円/716万4千円/787万1千円

石井委員

 老人クラブへの支援の考えは?⇒令和8年度は、高齢者の移動支援として送迎サービスのモデル事業に支援していく。

 老人クラブの名称について、加入しやすい名称が必要と思うが?⇒老人クラブ連合会と意見交換しながら検討していく。

土屋委員

 老人クラブの名称の話が出たが、老人福祉法で位置づけられているのでは?⇒指摘の通り。一般の方に対して法に抵触しない範囲で検討していく。

82. 高齢者はり・きゅう・マッサージ利用助成事業費 8,880万2千円/1億649万円/1億3,910万円

桜井委員

 対象年齢が引き上げられたことにより、今まで受けられていた人が受けられなくなったと思うが?⇒13%の方が受けられなくなった。

 効果的な制度の再構築が必要だが?⇒フレイルチェックをもっと知ってもらいたい。年齢ごとに感心も変わってくるので、ニーズを受け止めて事業化を考えていきたい。

塚本委員

 介護予防として始めた事業なので、対象年齢の引き上げは逆行している。制度の充実が必要。執行率が低ければ上げる努力をしたのか?⇒今年度、各自治会の回覧で周知してきた。

 定期監査の指摘は尊重するが、執行の内容まで意見することは二元代表制に反するのでは?⇒市としては監査の指摘は受け止める立場。

 データを分析、精査してもっと良い制度にしていくべきだが?⇒今後、改めて事業の意味を考え、ニーズがどこにあるか捉えて、周知の方法も含めて取組んでいく。

83. 地域介護予防活動支援事業費 1,832万8千円/1,805万7千円/1,876万3千円

84. 地域包括支援センター運営事業費 5億3,400万4千円/4億8,446万8千円/4億8,407万円

85. 養護老人ホーム湘風園施設再整備助成費 7,120万円/8,950万3千円/1,838万8千円

桜井委員

 施設の再整備について、令和8年度の取組は?⇒本館C棟の解体が終わり、居住棟を令和8~9年度で建設していく。

 工事を進めるうえでの課題は?⇒今後の契約となるが、物価高騰、労務単価の上昇があり、想定事業費の増加が考えられる。

 利用者の確保をどう進めていくのか?⇒措置入所の施設なので、市町村で判定会議をしながら確保している。相談件数も倍増しているので措置入所の増加が想定される。契約入所もしているので健全な経営を進めていく。

【予算の概況に記載のない事業】

町田委員

 湘南スマイルバスについて、なぎさ荘の複合化後の運行予定は?⇒鵠沼市民センターに機能移転後は、同様の利用は難しいが、利用者の利便性が損なわれないよう検討していく。

安田委員

 湘南なぎさ荘の運動浴室の維持管理費と利用状況は?⇒運動浴室の維持管理費は1,500万円、利用者は令和6年度で延べ7,102人。

 運動浴室だけ残してほしいという声があるが?⇒残すには設備改修が必要。地下階なので建替えと同規模の改修となる。

 運動浴室を有料化しても存続できないか?⇒八部プールと同額とした場合でも年間227万円となり維持管理はまかなえない。

 高齢者のプールでの健康維持の考えは?⇒八部プールなど、市内施設の活用を考えている。

加藤委員

 やすらぎ荘について、今後の予定を示しているのか?⇒昨年10月の意見交換会で令和9年度末を閉館の目安として示した。

 浴室について、その後の検討状況は?⇒こぶし荘などへの誘導を検討していく。

 改めて継続使用をしていくべきだが?⇒建築から56年が経過し老朽化している。利用者の減少、固定化が見られる。存続を求める請願も不採択となった。利用者を別のところへつなげられるように取組んでいく。

 湘南なぎさ荘の建物の耐用年数は?⇒約50年だが、雨漏りや設備の老朽化が著しい。利用者の安全確保を踏まえて機能移転までの間、維持管理していく。

石井委員

 やすらぎ荘の陶芸窯はどうしていくのか?⇒移設は難しいと考えている。

有賀委員

 いきいきシニア外出支援事業が廃止された経緯は?⇒介護特会だが、老人クラブでの移動支援、住民団体による移動支援に支援していく。

須田委員

 ウクライナ避難民支援について、現状は?⇒令和8年2月末で5人居住している。

 生活準備金、生活費、住居費、ボランティアの謝礼があるが、執行状況は?⇒令和4年度は2人に10万円ずつ生活準備金を通訳費と合わせて239,000円を執行。令和5.6年度は執行なし。令和7年度は7月末に転入があり、通訳の9,900円を執行している。

 ウクライナ侵略が長期化して求められるものが変化していると思うが?⇒長期化により就労に関することなど変化があり得るので、寄りそった支援をしていく。

※まだ、質問者が残っていましたが、17時を過ぎましたので、翌日の会議に繰り越しました。

※以上、報告とします。


おおや徹

藤沢市のためにがんばります!

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