2017.6.23 本会議(7日目)~一般質問・追加議案・採決

 6月23日 10:10より、藤沢市議会6月定例会(7日目)が開催され、残りの一般質問と追加議案の上程・採決などが行われました。内容の抜粋は次の通りです。

通告24番 堺議員

1. 郷土愛あふれる藤沢づくりについて

(1)「海の王子」について

 海の王子の報道があったが、市への問い合わせの状況は?⇒観光協会が対応したが、電話がつながりにくくなった時に、市に数回問い合わせがあり、観光協会につなげた。5/16の報道以降、延べ40社へFAXなどの対応をした。

 海の女王・王子の経緯は?⇒昭和24にミス弁天が始まり、25年にミス藤沢、30年に海の女王となり、平成8年から、現在の湘南江の島海の女王・王子となった。

 藤沢市として、海の王子を活用してアピールすべきだが?⇒公式発表後、観光協会と連携して対応を検討していく。

(2)市内高校等とのパートナーシップについて

 県が始めたコミュニティスクールとは?⇒学校・保護者・地域の方々で、学校運営協議会を設置している学校のこと。地域とともに学校づくりを進めるもの。

 市内の高校生がまちのボランティアとして定期的に清掃活動している。現状と市の考えは?⇒市内県立高校6校全部、私立9校のうち7校が実施している。部活動で実施している学校もある。市では、ごみ袋の提供、回収をしている。ポイ捨てなくし隊や落書消し隊への参加もいただいている。地域の環境美化活動に参加することは、将来に向けて重要であり、参加を呼び掛けていく。

 災害時、高校生の避難所でのボランティアなど、考えられるが?⇒避難所でのボランティアは、ある程度落ち着いてからとなる。ボランティアは任意の活動であり、未成年なので、保護者の意向など、一定の制約がある。

 高校に対して、救命講習、AEDの取り扱いなど、取り組んでいくべきだが?⇒市内高校の救命講習は県立6校のうち1校/私立9校のうち4校、計597人が受講している。今後、AED含めた救命講習を十分説明し、積極的な開催を働きかけていく。

 高校生の市内福祉施設でのボランティア状況と市の考えは?⇒市社協と連携して、総合高校、湘南高校が老人福祉施設などでボランティアしている。職業体験を実施し、職業の選択肢としての取り組みをしている。大変重要なものと考える。

 高校生と自治会・町内会、市社協との間を市がつなぐべきだが?⇒お祭り、敬老会の手伝いなどをしているところある。状況を把握して、継続性などについて、地域団体と意見交換して進めていく。

 市外・県外の高校生が藤沢市を第2のふるさととなるよう、高校生とのパートナーシップの考えは?⇒行政、市民、団体、事業者など、多様な主体と連携した地域づくりが必要。高校生の活力は、地域共生社会の担い手として期待できる。今後、藤沢型地域包括ケアシステムの中で、高校生のボランティア活動が、あらゆる分野に浸透していくための推進体制をつくっていく。

通告25番 原田議員

1. シェアでデザインするまちづくりについて

(1)NPOと協働する新しいカタチについて

 地域福祉計画改定の際のアンケート結果では、地区ボランティアセンター、市民活動推進センターの認知度が低かったが?⇒利用したことがある、知っているという回答は1割程度で、重く受け止めている。

 公民館のあり方について、NPOに任せている自治体増えている。地域のサロンとして市民にシェアされている。本市は、直営に戻したが、どこに問題があったのか?⇒任意団体に委託したため、人材の確保などに課題があった。また、委託だったため、指揮命令系統に問題が生じたことから、平成26年度に直営に改めた。

 コミュニティセンター化をめざしていくべきだが?⇒コミュニティセンターとしての地域住民の交流も担っている。地域と協働した取組を進めていく。

 自治会・町内会について、高齢化、担い手不足で活動の停滞がみられる。活発にするには、地域でやりたいことができる必要ある。今後、自治会への支援の考えは?⇒まずは、担い手の考えを把握する必要があり、各地区との意見交換をしていく。自治会の課題やニーズを整理し、活動が充実できるよう、交付金など、支援のあり方を検討していく。

 NPOなどの担い手と地域課題をシェアし、やりがいを高めて一緒に取り組むことが必要。行政がNPOをつくることも考えるべき。NPO支援の今後の方向性は?⇒社会的課題解決のため、NPOは注目されている。市としては、自立したNPOの育成、開かれたNPOの創出をめざし、未来に向けた機動力となるよう支援していく。

(2)人や地球が交わるローカルマネジメントについて

 市内480軒の空家ある。地域に資する空家の把握を今後どうしていくのか?⇒市民センター・公民館、自治会・町内会、民生委員・児童委員協議会と連携して、情報収集に努めていく。

 コンパクトな住居が求められている。高齢者に向けた、早めに住みかえるために空家の利活用を進めるべきだが?⇒空き家になりそうな家とのマッチングを議論していく。

 若者世代の住居確保について、シェアハウスとして空き家の利活用をすべきだが?⇒ライフスタイルの変化は認識している。空き家の利活用支援は、藤沢型地域包括ケアシステムの専門部会で議論していく。

 災害時の空家の利活用について、オーナーと市で協定する仕組みは考えられないか?⇒空き家を確保しておくことには課題があり、協定締結は難しい。不動産関係団体と協議していく。

 学校図書館の地域への開放に向けた検討状況は?⇒児童生徒の支障にならないこと、防犯面の配慮も必要。開放している他市を参考にして、管理体制など、それぞれの学校でできる形でやっていくことが望ましい。

 和光市での地域ケア会議では、多職種からアドバイスを受け、実践的検証されている。本市の小地域ケア会議の現状と課題は?⇒13地区ごとの小地域ケア会議は、地域包括支援センターが中心となり、地域活動団体と意見交換してきた。市内4ブロックのテーマ別会議では、ケース検討している。今後、会議のあり方を検討していく。

 藤沢型地域包括ケアシステムの中で、今後の市民センターの役割は?⇒相談機能の拡充など、あり方を見直す時期に来ている。今後は、相談の入り口として、生活課題の解消ができるよう、執行体制含めて検討していく。

 子どもの貧困調査が必要。取り組み状況は?⇒4月に子どもの貧困対策の推進に向けて庁内会議をつくった。子ども本人、家庭の状況を把握する必要ある。平成30年度の実施に向けて調整している。

 経済的貧困以外に環境に伴う貧困が存在している。個人、孤独に対する思いを共有する必要があるが?⇒経済的貧困だけでなく、社会的孤立など、複合的課題について解決・予防が必要。行政だけでなく、地域の方々と思いを共有できることが重要。

 シェアの視点で考える行政について、市の考えは?⇒昔の助け合いの文化がシェアとして浸透、広がりを見せている。シェアハウスは新しい暮らし方、働き方として一つの方向性期待される。居場所の共有にとどまることなく、全ての市民が人・もの・時間を共有していくことが重要。職員と思いをシェアし、愛着を高めるよう、まちづくりを進めていく。

~ ここまで一般質問 ~

議案第20号 平成29年度藤沢市一般会計補正予算(第2号)

【総務費】 防災設備等整備事業費 補正額:1,609万円

 当初予算で計上した防災ラジオ1,000台について、有償頒布の予約受付をしたところ、3,342台の申し込みがあったため、不足分を増額補正するものです。

 この議案は、補正予算常任委員会に付託されました。

~ 補正予算常任委員会 ~

平川委員

 当初1,000台とした理由は?⇒1年目の平成27年度は、8,200台の申し込み、2年目は3,000台に対して2,300台の申し込みだったため、3年目当初を1,000台とした。

 熊本地震も発生した。増える予測できなかったのか?⇒反省している。台風、熊本地震に加え、最近の北朝鮮のミサイル発射もあり、市民の防災意識が高まったと考えられる。

 エリア別の申し込み状況は?⇒平成27年度、南部地区83%・北部地区17%/28年度、南部地区67%・北部地区33%/29年度、南部地区68%・北部地区32%。

 今後の頒布の予定は?⇒継続していく。

 目標世帯数は?⇒市内18万世帯で、1割の需要はあると考える。

北橋委員

 申し込みをオーバーしたが、抽選としなかった理由は?⇒防災意識の高まり、ニーズの高まりから、全員に頒布する必要があると判断した。

 Jアラートを周知する必要あるが?⇒防災ラジオにもJアラート自動機能付いている。今後は、全戸にチラシを配布する。

阿部委員

 納入業者について、入札の応募状況は?⇒市内の防災用品を扱う業者で、公募型競争入札を行う。平成28年度は5社の応募があった。

 11月~12月に引き渡しとなっているが、庁舎移転で心配だが?⇒市民センター・公民館を引き渡し会場とする。本庁は、防災センターで引き渡す。新庁舎になっても分かりやすく案内していく。

土屋委員

 使用者の評価は?⇒使い勝手が良い、防災無線が聞きずらいので安心しているなどの声ある。

 聞こえにくい時の改善方法は?⇒問い合わせの際、アンテナの方向直しなどを伝え、外付けアンテナの案内もしている。

 防災ラジオの電力消費は?⇒電池と電源コンセントでの併用をお願いしている。電池だけだと60時間程度、ACアダプター使用で月30円程度。

 この議案は、全会一致で可決すべきものと決定しました。

~ 本会議再開 ~

議案第20号 平成29年度藤沢市一般会計補正予算(第2号)

【総務費】 防災設備等整備事業費 補正額:1,609万円

 当初予算で計上した防災ラジオ1,000台について、有償頒布の予約受付をしたところ、3,342台の申し込みがあったため、不足分を増額補正するものです。

 この議案は、全会一致で可決されました。

議案第21号 農業委員会の任命

 農業委員会委員の任期満了に伴い、新たに委員(14人)を任命するため、市長より議会に同意が求められたものです。

 この議案は、全会一致で同意されました。

議会議案第1号 神奈川県最低賃金改定等に関する意見書

 建設経済常任委員会において、標記意見書の提出を求める陳情が、主旨了承となったことに伴い、意見書を提出するものです。

 この議案は、湘風会、自民党藤沢が反対しましたが、賛成多数で可決されました。

議会議案第2号 子宮頸がん予防ワクチンの定期接種の中止と検診体制の刷新、接種者全数健康調査を求める意見書

 厚生環境常任委員会において、標記意見書の提出を求める陳情が、主旨了承となったことに伴い、意見書を提出するものです。

 この議案は、公明党、湘風会、自民党藤沢、市民派クラブが反対しましたが、賛成多数で可決されました。

議会議案第3号 米海軍空母艦載機の夜間飛行に関する意見書

 総務常任委員会において、標記意見書の提出を求める陳情が、主旨了承となったことに伴い、意見書を提出するものです。

 この議案は、公明党、湘風会、自民党藤沢が反対しましたが、賛成多数で可決されました。

 以上をもって、平成29年藤沢市議会6月定例会が閉会となりました。


おおや徹

藤沢市のためにがんばります!

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