参議院選挙の取組み(年金について)

 今日は、年金に関する気になる記事が2件ありました。

 1つは、先日、このホームページにも書きましたが、GPIFによる年金積立金の運用についてです。記事では、「年金の運用損、昨年度5兆円超 GPIF公表は参院選後」という見出しでした。公表は参議院選挙後の7/29であり、参議院選挙前に公表すれば、アベノミクスの失敗がより鮮明になることは明白で。選挙に悪影響となることから、公表が選挙後となるのですが、国民に年金積立金の運用の割合を増やしたことで、5兆円を超える損が出たことをしっかりと説明したうえで、選挙に臨むべきです。この数字は昨年度であります。私は、イギリスのEU離脱による、下振れリスクのある市場の動向をみれば、今年度についても更に損失が出ていると考えます。やはり、国民の年金保険料をギャンブルみたいな運用の仕方は改めるべきだと考えます。結局、つけは国民にくるわけですから。

 もう1つは、「国民年金の納付猶予、50歳未満に拡大」という記事です。所得の低い人向けに国民年金保険料の支払いを猶予する制度の対象が、7/1から、30歳未満から50歳未満に拡大されるというものです。非正規労働者の増加にあわせた措置とのことです。猶予される人は、10年以内であれば、後から猶予期間分を納めることができます。私は思いますが、非正規労働者で、年金保険料を払いたくても払えない状況の人が、10年猶予してもらって、10年後にまとめて払えるでしょうか?とても払えないと思います。安倍政権として、非正規雇用を強力に正規雇用へ転換する政策は行っていません。むしろ、労働者派遣法改正で、派遣は一生派遣で低賃金のような政策を進めています。明らかに矛盾を感じます。

 年金積立金の安定的な運用(決して減らさない)、非正規雇用から正規雇用へ労働社会構造の転換をしていくためにも、神奈川選挙区「かねこ洋一」候補/全国比例区は、「えさきたかし」候補に大いに期待をしていますので、皆様も、ぜひ投票して下さい!

※今回の選挙では、2枚の投票用紙が配布されます。1枚は神奈川選挙区の投票用紙ですので、「かねこ洋一」と書いていただきたいのです。そして、もう1枚は、全国比例区の投票用紙ですので、ルールとしては、政党名か候補者個人名のどちらかを書くことになります。では、どのように当選者が決まるのか?

 私が、応援している民進党の場合、民進党と書いた票と、個人名を書いた票の合計が民進党全体の得票となります。その総得票数に応じて、当選者数が決まります。例えば、前回2013年の参議院選挙で、旧民主党の当選者数は7人でした。その7人はどう決まるのか?個人名の得票数の多い順に当選となるのです。

 ですから、2枚目の全国比例区の投票用紙には、政党名ではなく、「えさきたかし」と書いていただきたいのです。ぜひ、ご支援をよろしくお願いします。


おおや徹

藤沢市のためにがんばります!

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