2016 ペルセウス座流星群 

 今夜、3大流星群のひとつのペルセウス座流星群が極大となり、多くの流れ星が見えます。ぜひ、家族、友達などと一緒に見てはいかがでしょうか。私は、小さいころから星を見るのが大好きで、家の前でよく星を見たことを思い出します。
 流星群を分かりやすく説明すると、まず、流星群には母彗星があります。ハレー彗星は誰もが知っている彗星でしょう。太陽の周りを彗星が通った後、無数のチリが残ります。その彗星が通ったところに、1年に1度、地球が通るとき、そのチリが大気圏に入り、燃えるのが流れ星です。
 ペルセウス座流星群の母彗星は、スイフト・タットル彗星で、太陽の周りを133年周期でまわっていると言われています。今年は、なんでたくさんの流れ星が見えるのか?それは、観測の条件が良いからです。極大と言われる時間がいつなのか?この時間が昼間では、いくらたくさんの流れ星があっても見ることができません。今年の極大は、8/12の22時頃、月明かりも少なく、絶好のコンディションです。
 どこで見ればいいのか?それは、なるべく街の明かりがない所です。街路灯も月明かりと同じで、流れ星を見えなくさせます。やはり、海か山ということになるでしょう。どの方向を見ればいいのか?観測条件が最良ですので、見上げていれば、どこを見ていても見られると思います。ペルセウス座流星群と言われるように、放射点がペルセウス座付近なので、ペルセウス座の方を見ておけば問題ないでしょう。ペルセウス座が分からないという方は、ペルセウス座の近くにある、Wの形で有名なカシオペア座を目印に見ればいいでしょう。
 さあ、真夏の天体ショー、ペルセウス座流星群!どのくらい流れ星が見えるでしょうか?楽しみですね(^^♪


おおや徹

藤沢市のためにがんばります!

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