思い出す

 連休中、急に国府津の叔母が亡くなった。父親の姉で、子どもの頃、よく可愛がってくれたし、いつも元気で、優しい叔母であった。なんで、急に亡くなってしまったのか?もう一度、あって元気な姿をみたかったなあと思う。

 思い出せば、40年ぐらい前、私が小さかった時は、親戚どおしでお正月をはじめとして年に何回か集まっていた。国府津の叔母のところにも、もちろん叔父もいて、年上のいとこもいて、遊びに行った。叔父が国鉄に勤めていたので、木造の官舎に住んでおり、今でいえば、3丁目の夕陽に出てくるような家であった。近似の、同じ年ぐらいの子と遊んだ記憶があるが、名前や顔は覚えていない。しかし、遊んだ場所は良く覚えている。

 遊び場は、近くの広場が中心だが、私が覚えているのは、国府津の機関庫。当時は、SLがそこにあり、SLの下にもぐったりしながら遊んだ。たぶん、御殿場線で走っていたSLなのであろう。しかし今、考えると、機関庫のところに、決して柵を乗り越えたわけでもなく、入り込んで遊んでいたが、今ではあり得ない。いい時代だったなあーと思い出す。

 でも今では、遊んで帰ったときに迎えてくれた、元気で優しい国府津の叔母はいない。私の両親も、同じような年代なので、いつまで元気でいてくれるのか?そう思うと、なるべく実家の茅ケ崎に、少しでも顔を出さなきゃと思う。。。

 


おおや徹

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