2013.5.31 家庭的保育視察

 5月31日 10:30より、脇議員、青木議員と共に、本藤沢にある家庭的保育施設「ばんび保育室」を視察した。家庭的保育施設とは、自宅の部屋を利用して、0才~2才までの児童(最大5人)の保育を行うもので、本日お邪魔したところでは、3人の児童の保育を行っていました。

 ここの家庭的保育者は、元公立保育園の保育士であり、補助員もまた、元公立保育園の保育士でありました。3人の児童は、私たちに、戸惑っていましたが、泣くこともせず、ただただ気になっていた様子でした。保育者は、少人数なので、とてもやりやすいと言っていましたが、課題もいくつかあるようです。

 例えば、銀行に行きたくても、8:00~18:00までは家庭的保育をしているので、出かけられない。自分の子どもの授業参観にも行くためには、あずかっている児童を近くの保育園に一時預かりをしてもらわなければならないとの事。私は、こういった場合には、近くの保育園の保育士または、保育課の保育士などが、対応(フォーロー)するなど、改善が必要と感じました。

 また、家庭的保育者を担当している市の担当が、フルタイム勤務でないため、伝えたいことが、勤務の関係で、すぐに伝えられない場合があるとの事。再任用職員の役割について、継続性がある業務には、配慮が必要ではと感じました。

 家庭的保育者同士の意見・情報交換については、保育時間中では、児童を一時預かってもらわなければならない。夜間の開催などにできないだろうか?との意見もありました。これは、家庭的保育者同士の課題や情報の共有は、これから、この事業を拡大していくのであれば、必須であり、共有の場の設定について、他に支障がないよう考える必要があると感じました。

 他にも、色々ご意見を聞くことができましたが、一番大事なのは、この事業の定着と、こういった事業があるというPRだと思います。預けたい保護者と受け皿の保育者のマッチングが、なかなかうまくいっていないように感じます。市の検討課題として受け止めるべきと思いました。

 以上、報告とします。

 


おおや徹

藤沢市のためにがんばります!

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