2月定例議会を終えて(所見)

 3月28日に、2月定例議会が終了し、既に2週間が経過。市役所も新年度に入り、新採用職員が職場に配置され、また、人事異動もあり、新たな体制でスタートを切っています。議会報告については、予算等特別委員会の報告が、なかなか出来ず、大幅に遅れたことを反省しつつ、新年度も、迅速かつ、分かりやすい議会報告に努めていきますので、よろしくお願いします。

 2月定例議会を終えて、いくつか感じと事をお伝えしたいと思います。

1.代表質問について

 来年度予算について、各会派の代表質問が行われました。質問時間については、会派の人数により決まります。私の所属する会派は、7人ですので、10分×7人+10分=80分となります。1人会派は、10分×1人+10分=20分となります。

 代表質問は、どうあるべきか?という点ですが、予算に対する代表質問となっているのですが、私は、新年度に当たり、市長が示す施政方針を中心に質問をするべきだと思いました。なぜなら、来年度予算の審議は、その後の予算等特別委員会で、細かく審議するわけですから。

 更に、各会派の代表質問、とりわけ、市長の施政方針の考え方について質問する訳なので、答弁は、全て市長がするべきとも思いました。逆に、市長ではなく、部長が答弁するような質問は、予算委員会でするべきであり、代表質問には、ふさわしくないと思いました。しかし、残念ながら、そういう質問も多く見受けられました。

 また、施政方針を中心に質問をする場合、事前通告や答弁調整をしていることから、重複する質問~答弁が多く見受けられました。何度も、同じような質問するなと思う市民も多いでしょう。重複した質問は、出来る限り、割愛し、臨機応変に質問をするようにしていくべきと思いました。ですから、私の議会報告の代表質問の部分には、多くの「省略」があります。

2.予算等特別委員会の審議について

 6日間にわたり、予算等特別委員会を開催し、来年度予算の審議を行いました。私は、予算委員ではなかったので、傍聴しましたが、質問の狙いがない質問ばかりと感じました。私の予算等特別委員会の報告を読んでもらえば分かると思いますが、その質問は、何を求めているのか?質問に目的が無いのです。ただ、ここ数年の実績を質問したり、来年度の取組を聞いたり、そして、答弁を受けて終わり。一体、何が目的だったのだろう?そう思う質問が、感じとしては、半分以上あったと思います。

 事業の背景、実績、来年度の取組などは、各課に行って聞けば分かること。下調べをした上で、例えば、事業を廃止するべき、拡大するべき、新規事業を検討するべき、と思ったら、なぜそう思うか、について、下調べをしたことを質問し、事業のあり方について、理事者の考えを聞く。ただ、聞いてみようと質問するのではなく、目的を持って質問し、その目的の方向に、どう持って行くのか?そこに政策判断が伴うなら、理事者(副市長)から、答弁を引き出せばいい。と思います。ですから、今回の予算等特別委員会で、理事者が答弁することは、全くと言っていいほど、ありませんでした。予算委員一人一人の問題ですが、改善できれば、大幅な時間短縮と意義のある予算等特別委員会になると思いました。

 以上、この2点について、特に気になりましたので、私(おおや徹)の所見といたします。


おおや徹

藤沢市のためにがんばります!

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