12月15日 10:00より、藤沢市議会12月定例会(3日目)が開催され、各常任委員会の報告後、議案に対する討論・採決が行われ、一般質問に入りました。内容の抜粋は次の通りです。
【建設経済常任委員会(12/4開催)に付託された議案】
議案第49号 市道の認定について(片瀬424号線ほか6路線)
議案第50号 市道の廃止について(長後738号線ほか1路線)
※上記2議案は、全会一致で可決されました。
請願7第2号 藤沢市宮原における礼拝堂建設に伴う交通安全対策の実施を求める請願
※この請願は、市民クラブの小池議員が採択としましたが、採決の結果、不採択となりました。
【厚生環境常任委員会(12/5開催)に付託された議案】
請願7第3号 老人福祉センターやすらぎ荘の建て替え・存続を求める請願
※この請願は、共産党とアクティブ藤沢が採択としましたが、採決の結果、不採択となりました。
【子ども文教常任委員会(12/8開催)に付託された議案】
議案第64号 藤沢市立学校屋外運動場夜間照明設備使用料条例の一部改正について
議案第68号 藤沢市ひとり親家庭等医療費助成条例等の一部改正について
※上記2議案は全会一致で可決されました。
議案第66号 藤沢市保育所条例の一部改正について
議案第67号 藤沢市子ども・子育て支援法に基づく過料に関する条例の一部改正について
※上記2議案は、共産党が反対しましたが、賛成多数で可決されました。
【総務教常任委員会(12/9開催)に付託された議案】
議案第60号 藤沢市非常勤職員の報酬等に関する条例の一部改正について
議案第61号 藤沢市職員の旅費に関する条例の一部改正について
議案第63号 藤沢市一般職員の給与に関する条例及び藤沢市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部改正について
議案第69号 藤沢市火災予防条例の一部改正について
※上記4議案は、全会一致で可決されました。
議案第62号 藤沢市常勤の特別職職員の給与に関する条例の一部改正について
※この議案は、共産党とアクティブ藤沢が反対しましたが、賛成多数で可決されました。※西川議員と吉松議員は退席
請願7第1号 治安維持法犠牲者に国家賠償法の制定を求める意見書提出の請願
※この請願は、共産党、アクティブ藤沢、民主クラブの柳田議員が採択としましたが、採決の結果、不採択となりました。
【補正予算常任委員会(12/10開催)に付託された議案】
議案第70号 令和7年度藤沢市一般会計補正予算(第5号)
※この議案は、共産党、アクティブ藤沢、無所属藤沢が反対しましたが、賛成多数で可決されました。※西川議員と吉松議員は退席
議案第71号 令和7年度藤沢市北部第二(三地区)土地区画整理事業費特別会計補正予算(第1号)
議案第73号 令和7年度国民健康保険事業費特別会計補正予算(第1号)
議案第74号 令和7年度介護保険事業費特別会計補正予算(第1号)
議案第75号 令和7年度後期高齢者医療事業費特別会計補正予算(第1号)
議案第76号 令和7年度藤沢市下水道事業費特別会計補正予算(第2号)
※上記5議案は、共産党が反対しましたが、賛成多数で可決されました。
議案第72号 令和7年度藤沢市墓園事業費特別会計補正予算(第1号)
議案第77号 令和7年度藤沢市民病院事業会計補正予算(第2号)
※上記2議案は、全会一致で可決されました。
議案第45号 工事請負契約の締結について(リサイクルプラザ藤沢処理機能復旧工事に係る負担)
議案第46号 工事請負契約の変更契約の締結について((仮称)東藤白橋築造及び旧橋撤去工事)
※上記2議案は、全会一致で可決されました。
議会議案第3号 藤沢市議会議員の議員報酬等に関する条例の一部改正について
※この議案は、共産党、アクティブ藤沢、無所属藤沢が反対しましたが、賛成多数で可決されました。※西川議員と吉松議員は退席
~ここから一般質問~
※一般質問は、質問者と市側で答弁調整をしているため、質問・答弁のメモをとるのが難しいことから、ここでは、質問の抜粋を掲載します。関心のある質問の答弁については、インターネット中継録画、議事録等をご覧ください。
通告1番 安田議員
1. 農業について
(1)水田保全とライスセンターについて
・米価高騰による本市稲作農家への影響は?
・収穫後の作業を共同で行うライスセンターを設置している平塚市と厚木市の状況と市の関与は?
・市が主導して設立準備委員会を設置して、ロードマップを作成すべきだが?
・ライスセンターの対象区域を広げることについての課題は?
・ライスセンター稼働により米の増産につながるのか?
2. 障がい児への支援について
(1)障がい児支援に関する本市の取り組みの周知について
・障がい児の保護者が相談しやすいナビゲートの取組が必要だが?
・就学相談申込書のダウンロードや電子申請の考えは?
・障がい児の保護者からの質問をまとめたFAQをホームページに掲載する考えは?
・特別支援学級や通級支援教室の設置校などが分かりにくい。改善が必要だが?
(2)通所支援と相談支援について
・障がい児通所サービスの受入れ体制の状況と今後の考えは?
・障がい児通所支援のセルフプランの定義は?
・近隣市の状況と本市の今後の取組は?
(3)5歳児健診について
・5歳児健診に向けた国の動き、実施に向けた課題は?
・5歳児健診の結果から支援につなぐことが重要。市の考えは?
3. 防災について
(1)災害関連死について
・在宅避難への支援の考えは?
・車中泊避難への支援の考えは?
・災害時のトイレ処理袋の必要性について、市民への周知の考えは?
・災害時のトイレ処理袋の対象者の考えは?
・災害関連死の認定について、本市の対応は?
4. 下水道について
(1)下水道管路の全国特別重点調査について
・下水道管路の全国特別重点調査による本市の緊急度1は0.68km。今後の対応は?
・優先的に実施すべき箇所の以外約16kmの調査の進捗状況と課題は?
通告2番 今井議員
1. 健康施策について
(1)乳幼児健康診査について
・本市の各乳幼児健診の実施状況は?
・未受診の理由は?
・受診の際、日本語が話せない方、支援が必要な家庭などへの個別対応の状況は?
・健診後、必要な医療につなげる仕組みは?
・虐待リスクを発見した場合の家庭への関わりは?
・5歳児健診に向けて相談支援体制が必要。市の考えは?
・乳幼児健診の問診票の電子化の取組状況と今後の考えは?
(2)成人健診について
・5大がん検診の受診率は?
・要医療や要精密検査になった割合は?
・要精密検査となった方が精密検査を受けたかどうかをどう把握しているか?
・本市の乳がん検診はマンモグラフィ検査だが、エコー検査を追加することで精度が高くなる。今後の考えは?
・がんの早期発見、早期治療に向けた本市の取組と今後の考えは?
2. 交通施策について
(1)自転車のルールの周知について
・令和8年4月から始まる、自転車交通違反の取組み内容は?
・青切符となる場合の具体例は?
・自転車で歩道通行ができるのはどのような場合か?
・青切符制度の周知の考えは?
・小中高校生への交通安全教室等の現状は?
・交通ルールについて、市内公立高校1年生への周知だけでなく、中学3年生へ青切符制度を周知すべきだが?
(2)自転車ヘルメット着用普及について
・自転車利用者のヘルメット着用率の状況は?
・自転車ヘルメット着用の重要性、必要性について市の考えは?
・自転車ヘルメットの購入補助について市の考えは?
(3)駐輪場について
・藤沢駅周辺の市営駐輪場の充足状況は?
・藤沢駅周辺駐輪場の定期利用と一時利用の台数と、定期利用待ちの状況は?
・約1,300人が待ちとなっているとのこと。どう改善していくか?
・藤沢駅周辺における今後の駐車場整備の考えは?
(4)矢羽根について
・矢羽根による自転車走行空間整備による交通状況の変化や効果は?
・更なる自転車走行の環境整備について、今後の予定は?
(5)狭路や歩道の安全対策について
・村岡トンネルは車道に矢羽根はあるが狭い。自動車運転者の安全運転意識の向上が必要。市の考えは?
通告3番 甘粕議員
1. 市長の政治姿勢について
(1)北朝鮮による日本人拉致問題への本市の取組みについて
・横田めぐみさんが拉致被害にあって48年が過ぎた。拉致問題を本市はどう認識しているか?
・特定失踪者は戸塚区、鎌倉市、茅ケ崎市からも出ている。広く市民に理解してもらう必要がある。本市の取組は?
・啓発のため、拉致問題を題材とした映画を上映する考えは?
・広島、長崎平和派遣プログラムと同様に拉致問題も取り上げてはどうか?
・今後、本市として拉致問題にどう取組んでいくのか?
(2)村岡地区のまちづくりについて
・鎌倉市深沢地区との連携についての考えは?
・福岡市九州大学箱崎キャンパス跡地で令和9年に新駅が開業予定で、村岡地区のまちづくりに似ている。村岡地区てはどのような観点からまちづくりを進める考えなのか?
・北海道北広島市で新駅整備が令和10年開業予定。日ハムとの連携で進められている。村岡新駅における官民連携の取組状況は?
・熊本県菊陽町新駅が令和11年春以降の開業予定。熊本都市圏が大きく変わると言われている。村岡エリアでの生活基盤の整備の考えは?
通告4番 塚本議員
1. 安心の地域医療と薬事環境について
(1)市民病院の満足度向上について
・眼に違和感があり受診したところ、眼底に出血があり注射で治療をした。その翌日、診察を受けたが、受付から診察まで3時間かかった。当日の外来診療の状況は?
・長い待ち時間の発生要因と他科も同様な状況なのか?
・改善策は?
・AIの活用など、DX化で改善を図るべきだが?
・市民病院の今後のあり方について、病院長の見解は?
・渡航による感染症対策について、渡航ワクチン外来を開設した経緯と主な診療内容は?
・利用する場合の手続きと受診方法は?
・渡航ワクチン外来の実績と市民への周知の考えは?
(2)地域医療の課題と災害時の支援体制について
・救命救急センターへの市内医療機関での後方支援の取組状況は?
・医師会の休日夜間急病診療所のあり方について、課題と今後の方向性は?
・本市における骨粗しょう症検査の実施状況は?
・骨粗しょう症検査の実施体制を整備する必要があると思うが?
・災害時の医師会の支援体制について、医療救護体制の拡充の考えは?
・災害時の医療救護体制の確保に向けて、保健所にもスターリンクシステムを導入すべきだが?
(3)薬剤師会との連携強化について
・災害時の医療救護体制について、薬剤師会との連携状況と災害薬事コーディネーターの配置予定は?
・日常における薬剤師会との連携について、学校での衛生管理に必要な検査機器の状況は?
・検査機器は110台が混在しているとのこと。学校で必要な機器類管理について、薬剤師会と協議をして体制を整えるべきだが?
2. 国際人を育てる本市の教育について
(1)本市の英語教育について
・本市における英語教育の取組状況は?
・英語が好きになる工夫の取組は?
・東大和市では、中学校で外国人講師とのオンライン英会話レッスンを導入している。本市の認識は?
・オンライン英会話レッスンを授業に取り入れるべきだが?
3. 本市の物価高騰対策について
(1)交付金の活用について
・これまでの地方創生臨時交付金の交付額と使途は?
・物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金の想定額と交付予定は?
・米の価格の高騰対策として、お米券を発行するとしたらどのくらいの経費や時間がかかるのか?
・物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金について、市としてどう取組む考えか?
※以上、報告とします。