11月9日 14:00~「カフェトークふじさわ」が、藤沢市役所本庁舎9階(議会フロアー)で開催され参加しました。カフェトークは、関東学院大学法学部地域創生学科「牧瀬 稔」教授を講師として、関東学院大学の生徒にも協力いただき、ワールド・カフェ方式で行われました。今回のテーマは、「市民が容易に議会に意思を伝えるにはどうすればよいか」でした。
【カフェトーク】
1. ワールド・カフェとは
ワールド・カフェとは、「カフェ」にいるような、リラックスした雰囲気の中で、参加者が少人数に分かれたテーブルで自由に対話を行い、ときどき他のテーブルとメンバーをシャッフルしながら、話し合いを発展させていく手法です。
参加者の相互理解を深め、集合知を創出していくことができると言われています。集合知とは、「多くの人の知識が蓄積したもの。また、その膨大な知識を分析したりして、活用できる形にまとめたもの」という意味があります。
ワールド・カフェは、必ずしも解答をだすことが求められていません。今回は、様々な意見の出し合いの中で、議員や議会が、その意見を参考にして、市民の感覚や発想を今後の活動に活かしていくことが目的となります。
2. 今回のワールド・カフェの進め方
(1)第1ラウンド
第1ラウンドでは、テーブルホスト(進行役で、今回も大学生)を中心に自己紹介をした後、「市役所や議会に意見を言いたい場合は、どのような手段を使っていますか」について話し合いました。
私のテーブルには、協力いただいた大学生が1人、議員が3人、市民が3人でありました。
意見としては、窓口、電話、ライン、意見箱などの意見が出されました。
第2ラウンドでは、テーブルホストと記録係を残してメンバーをシャッフルして、前のテーブルで出された意見を共有したうえで、「議会に意見を言う場合、どのような制度や仕組みがあったらよいか」について意見を出し合いました。
意見としては、議員が身近な存在となる、SNSの活用などの意見が出されました。
第3ラウンドは、最初のメンバーが戻って、「意見の採否の基準を設けるとしたら、どのような基準が良いか」について意見を出し合いました。
意見としては、市内在住・在勤に限る、匿名はダメ、誹謗中傷はダメ、AIによる判定などの意見が出されました。
最期に、各テーブルから発表がされました。
3. 今後
今後、来年2月頃に牧瀬先生のゼミにおいて、今回のカフェトークでの意見をまとめて、藤沢市議会に意見提案として提出される予定です。
※以上、報告とします。


