2023.12.5 本会議(2日目)~質疑・一部議決・委員会付託

 12月5日 10:00より、藤沢市議会12月定例会(2日目)が開催され、質疑、一部議決、委員会付託などが行われました。内容の抜粋は次の通りです。

議案第47号 市道の認定について(辻堂688号線ほか6路線)

 辻堂688号線ほか6路線を認定するものです。

議案第48号 市道の廃止について(辻堂元町714-1号線ほか5路線)

 辻堂元町714-4号線ほか5路線を廃止するものです。

※上記2議案は、建設経済常任委員会に付託されました。

議案第49号 指定管理者の指定について(藤沢市藤沢駅前広場(サンパール広場・サンパレット広場・北口地下広場))

【施設】藤沢市藤沢駅前広場(サンパール広場・サンパレット広場・北口地下広場)

【指定管理者となる団体】一般社団法人藤沢駅周辺地区エリアマネジメント

【指定の期間】2024年(令和6年)4月1日~2029年(令和11年)3月31日

佐賀議員

 令和3年度から6年度の評価は?⇒令和3年度はコロナ禍で賑わいの創出ができなかったが、様々な関係者で組織する一般社団法人藤沢駅周辺地区エリアマネジメントの管理運営により、コロナ禍でも実施可能なイベントに取り組んできたことで、賑わい、交流の場として一定の評価があったと認識している。

 第二期の指定管理が始まるが、今後の期待は?⇒令和6年度からはコロナの規制がなくなったので、本来の計画通りに取り組めることから、さらなる賑わいの創出に期待している。

土屋議員

 サンパール広場に駅から繋がる橋は指定管理の範囲外か?⇒範囲外。

 管理運営の一部をエリアマネジメントが外部に再委託していないか?⇒基本協定書に基づき、一部の業務を再委託している。

※この議案は、共産党が反対しましたか、賛意多数で可決されました。

議案第50号 指定管理者の指定について(新林公園ほか24公園)

【施設】新林公園ほか24公園

【指定管理者となる団体】藤沢市まちづくり協会・藤沢市緑化事業協同組合グループ

【指定の期間】2024年(令和6年)4月1日~2029年(令和11年)3月31日

議案第51号 指定管理者の指定について(藤沢市ふじさわ宿交流館)

【施設】藤沢市ふじさわ宿交流館

【指定管理者となる団体】藤沢市観光協会

【指定の期間】2024年(令和6年)4月1日~2029年(令和11年)3月31日

※上記2議案は、全会一致で可決されました。

議案第52号 藤沢市非常勤職員の報酬等に関する条例及び藤沢市職員の育児休業等に関する条例の一部改正について

 短時間会計年度任用職員の報酬及び期末手当について、一般職職員の給与改定を踏まえて、改定するとともに、地方自治法の一部が改正されたことに伴い、本市の会計年度任用職員へ勤勉手当を支給するため、所要の改正をするものです。

議案第53号 藤沢市常勤の特別職職員の給与に関する条例の一部改正について

 人事院勧告を考慮し、本市の常勤特別職職員の期末手当の支給割合を改定するものです。

議案第54号 藤沢市一般職員の給与に関する条例等の一部改正について

 国家公務員の給与改定を考慮し、本市の一般職職員の給与改定をするとともに、地方自治法の一部改正に伴い、本市の常勤の会計年度任用職員へ勤勉手当を支給するため、所要の改正をするものです。

議案第55号 藤沢市債権管理条例の制定について

 市の債権の管理に関する事務処理について、必要な事項を定めるものです。

議案第62号 地方税法第314条の7第1項第4号に掲げる寄附金を受け入れる特定非営利活動法人等を定める条例の一部改正について

 条例において規定する、寄附金税額控除の対象となる寄附金を受け入れる特定非営利活動法人に係る寄付金を受け入れることができる期間を更新するため、所要の改正をするものです。

※上記5議案は、総務常任委員会に付託されました。

議案第56号 藤沢市手数料条例の一部改正について

 地方税法の一部が改正され、固定資産課税台帳に記載されている事項について市町村が証明書の交付等をする際に、DV被害者等の登記簿上の住所が含まれている場合は、当該住所に代わる事項を記載しなければならないこととされたこと等なに伴い、規定の整備をするものです。

議案第63号 藤沢市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正について

 国が定める特定教育・保育施設及び特定地域保育事業並びに特定子ども・子育て支援施設等の運営に関する基準の一部が改正されたことに伴い、規定の整備をするものです。

※上記2議案は、全会一致で可決されました。

議案第57号 藤沢市道路占用料徴収条例の一部改正について

 道路法施行令の一部が改正され、国の道路占用料が改定されたことに伴い、本市においても所要の改正をするものです。

原田議員

 電気事業者への影響額は?⇒令和4年度決算額で、約5,610万円が、約6,324万円と見込んでいる。

 民地に入っている電柱使用料への影響は?⇒条例改正による直接的影響はない。

 災害時に電柱が倒れて被害が出た場合の責任の所在は?⇒一般論では、自然災害の場合は損害賠償請求は難しい。それ以外の場合は、原因が特定できれば、損害賠償請求かできると考えている。

議案第58号 藤沢市準用河川占用料徴収条例の一部改正について

 藤沢市道路占用料徴収条例及び藤沢市水路に関する条例において、定められている占用料が改定されることに伴い、所要の改正をするものです。

議案第59号 藤沢市水路に関する条例の一部改正について

 藤沢市道路占用料徴収条例で定められている占用料が改定されることに伴い、所要の改正をするものです。

議案第60号 藤沢市都市公園条例の一部改正について

 藤沢市道路占用料徴収条例で定められている占用料が改定されることに伴い、所要の改正をするものです。

議案第64号 藤沢市片瀬漁港管理条例の一部改正について

 本市にある漁業協同組合が、県内他市町の漁業協同組合と合併することに伴い、所要の改正をするものです。

※上記5議案は、建設経済常任委員会に付託されました。

議案第61号 藤沢市こども未来基金条例の制定について

 こどもの生活等をより充実させるために有用な事業をはじめとする事業に必要な財源を確保するための基金を設置するものです。

※この議案は、子ども文教常任委員会に付託されました。

議案第65号 令和5年度藤沢市一般会計補正予算(第5号)/補正予算常任委員会に付託(議決は第2日(12/5))

【一般会計】補正額:36億4,295万4千円/補正後総額:1,681億4,005万9千円 

【民生費(補正額:30億9,295万4千円)】

1. 低所得世帯支援給付金事業費 30億9,295万4千円

 物価高騰の影響を受けている低所得世帯等を対象に1世帯3万円を支給している給付金について、追加で支給する経費を増額補正するものです。

(1)給付金(1世帯当たり7万円)【繰越明許費】30億1,000万円

(2)事務経費【繰越明許費】8,295万4千円

【商工費(補正額:5億5,000万円)】

2. 地域経済消費支援事業費 5億5,000万円

 物価高騰などにより地域経済が大きな影響を受けていることから、キャッシュレス決済ポイントを還元することで、消費の下支え、市内経済の維持・活性化を図るものです。

(1)キャッシュレス決済ポイント還元事業【繰越明許費】 5億5,000万円

※この議案は、補正予算常任委員会に付託されました。

~ここで、本会議を休憩して、補正予算常任委員会を開催~

議案第65号 令和5年度藤沢市一般会計補正予算(第5号)/補正予算常任委員会に付託(議決は第2日(12/5))

【一般会計】補正額:36億4,295万4千円/補正後総額:1,681億4,005万9千円 

【民生費(補正額:30億9,295万4千円)】

1. 低所得世帯支援給付金事業費 30億9,295万4千円

 物価高騰の影響を受けている低所得世帯等を対象に1世帯3万円を支給している給付金について、追加で支給する経費を増額補正するものです。

(1)給付金(1世帯当たり7万円)【繰越明許費】30億1,000万円

(2)事務経費【繰越明許費】8,295万4千円

町田委員

 現在行われている事業は、地域経済の活性化が目的か?⇒消費の下支え、市内中小企業支援を目的としている。

 ディスカウントショップに消費が集中していると聞くが?⇒対象店舗は資本金5,000万円以下としている。

 消費の偏りへの認識は?⇒利用者の消費行動をコントロールするのは難しい。新しいお店を使うきっかけになればと考えている。今後も幅広く利用されるように周知していく。

味村委員

 具体的なスケジュールは?⇒プッシュ型対象者には12/22前後にハガキを送付し、1月中旬に振込む。プッシュ型以外は1月下旬に確認書を送付して申請してもらう。

 生活保護受給世帯も対象となるか?⇒なる。

 生活保護利用者の収入認定とならないか?⇒現状の3万円給付では収入認定としないのて、今回の7万円についてもしないと認識している。

 給付金の使途は自由か?⇒その通り。

有賀委員

 転入転出への対応は?⇒3万円の給付金は4/1を基準日とし、今回の7万円は12/1が基準日となる。

原田委員

 国からの場当たり的な対応について、国へ要望や意見はしているのか?⇒していない。給付額の算定は示されているが、給付内容は各自治体の判断となっている。これまでの現金給付のスキームではない方法が国から示された場合は、経費がかかると認識している。

【商工費(補正額:5億5,000万円)】

2. 地域経済消費支援事業費 5億5,000万円

 物価高騰などにより地域経済が大きな影響を受けていることから、キャッシュレス決済ポイントを還元することで、消費の下支え、市内経済の維持・活性化を図るものです。

(1)キャッシュレス決済ポイント還元事業【繰越明許費】 5億5,000万円

東木委員

 今回、ポイント還元事業となった経緯は?⇒生活者、事業者支援につながるため。

味村委員

 今回で第三弾となるが、これまでの効果は?⇒第一弾の実績としては、対象店舗の取引が4倍以上の効果があった。第二弾は第一弾より実績があった。第三弾に向けてより効果的なものを検討していく。

原田委員

 第二弾が、予定より早く締め切りとなったが?⇒利用者増を見込んだが、実際は想定をはるかに超えた。事業の関心度の高さがうかがえた。

 市民に限ったポイント還元はできない仕組か?⇒現状のプラットフォームを利用する場合はできない。

佐賀委員

 特定の店舗に消費が集中することについて、何らかの対策が必要だが?⇒幅広い店舗が利用されるように制度設計をしていく。

※この議案は、全会一致て可決すべきものと決定しました。

~本会議再開~

議案第65号 令和5年度藤沢市一般会計補正予算(第5号)

※この議案は、全会一致で可決されました。

議案第66号 令和5年度藤沢市一般会計補正予算(第6号)

【一般会計】補正額:11億3,266万6千円/補正後総額:1,692億7,272万5千円 

【特別会計】補正額:8,603万円/補正後総額:1,308億7,811万9千円

【議会費(補正額:172万円)】

1. 給与費 172万円

【総務費(補正額:19億476万円)】

2. 給与費 9,305万円

3. ふるさと納税関係事業費 3,670万円

 ふるさと納税制度における寄附額が当初見込みを上回るため、手数料及び委託料増額するものです。

4. 市民センター整備費 6,072万6千円

 片瀬市民センターの屋根や外壁等及び長後市民センター本館3階ホールの空調設備の改修を行うもの。

【環境保全費(補正額:1,150万円)】

5. 給与費 1,150万円

【民生費(補正額:5億5,174万2千円)】

6. 給与費 1億2,230万円

7. 運営費繰出金(国民健康保険事業費特別会計会計) 240万円

 人件費に係る繰出金を増額するものです。

8. 介護保険事業費特別会計繰出金 769万5千円

 人件費に係る繰出金を増額するものです。

9. 運営費繰出金(後期高齢医療事業費特別会計) 120万円
 
 人件費に係る繰出金を増額するものです。

10. 介護給付費等事業費 1,629万5千円

 障がい福祉サービスについて、法令改正に伴い障がい者自立支援給付システムの改修を行うため、委託料を増額するものです。

11. 小児医療助成費 3億5,366万7千円

 中学生までの入院費に係る医療費助成の受診件数や助成額が当初見込みを上回ることから、増額するものです。

12. ひとり親家庭等医療助成費 802万7千円

 ひとり親家庭の入院費に係る医療費助成の受診件数や助成額が当初見込みを上回ることから、増額するものです。

13. 子育て世帯生活支援特別会計給付金事業費 2,005万円

 子育て世帯生活支援特別給付金の支給件数が当初見込みを上回るため。

14. 放課後児童健全育成事業費 733万5千円

 児童クラブの指導員の配置が当初の見込みを上回るため。

15. 放課後児童クラブP整備事業費 1,277万3千円

 第2期藤沢市放課後児童クラブ整備計画に基づき、新設整備費用の一部を負担するものです。

【衛生費(補正額:4,723万円)】

16. 給与費 3,895万円

17. 未熟児養育事業費 302万7千円

 医療費助成費が当初の見込みを上回ることから、増額するものです。

18. 保健衛生総務費 525万3千円

 引き取り手のない遺体の取扱件数増加に伴い、火葬措置費の不足が見込まれることから手数料を増額するものです。

【労働費(補正額:755万円)】

19. 給与費 755万円

【農林水産業費(補正額:550万円)】

20. 給与費 550万円

【土木費(補正額:1億2,067万8千円)】

21. 給与費 5,320万円

22. 藤沢駅周辺地区再整備事業費 6,594万8千円

 藤沢駅南北自由通路拡幅事業の第1期施行に支障となる物件・工作物等について、損失補償を行うものです。

23. 北部第二(三地区)土地区画整理事業費特別会計繰出金 153万円

 人件費の繰出金を増額するものです。

【消防費(補正額:1億2,347万円)】

24. 給与費 1億2,347万円

【教育費(補正額:7,280万円)】

25. 給与費 7,280万円 

議案第67号 令和5年度藤沢市北部第二(三地区)土地区画整理事業費特別会計補正予算(第1号)

1. 給与費 153万円

議案第68号 令和5年度藤沢市墓園事業費特別会計補正予算(第1号) 

1. 給与費 290万円

2. 工事請負費(7023千万)※債務負担行為の設定

 大庭台墓園外周フェンス外周改修工事:工事期間令和6年3月~令和6年8月(予定)/工事延長65m(予定)

議案第69号 令和5年度国民健康保険事業費特別会計補正予算(第1号)

1. 給与費 240万円

議案第70号 令和5年度介護保険事業費特別会計補正予算(第2号)

1. 給与費 780万円

議案第71号 令和5年度藤沢市後期高齢者医療事業費特別会計補正予算(第1号

1. 給与費 120万円

議案第72号 令和5年度藤沢市下水道事業費特別会計補正予算(第1号)

1. 工事請負費(1億8,700万円)※債務負担行為の設定

 取付管布設替工事(27ヶ所)/マンホール蓋交換工事(40ヶ所)/取付桝設置工事(45ヶ所)/北部第二(三地区)土地区画整理事業地区内取付桝設置工事(32ヶ所)※ここまて工事期間は令和6年3月~10月予定/大清水浄化センター水処理第2系列1池汚泥掻寄機他修繕工事※令和6年1月~令和7年3月予定

議案第73号 令和5年度藤沢市民病院事業会計補正予算(第1号)

1. 7,020万円

 令和2年度及び3年度に交付された新型コロナウイルス感染症関係の補助金について、過大請求となっていたことが判明したことから、県補助金の過大請求分を返還するものです。

※上記8議案は、補正予算常任委員会に付託されました。

※以上、報告とします。
 


おおや徹

藤沢市のためにがんばります!

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