2021.6.23 本会議(5日目)~一般質問

 6月23日 10:00より、藤沢市議会6月定例会(5日目)が開催され、昨日に引き続き、一般質問が行われました。

※一般質問は、質問者と市側で答弁調整をしているため、質問・答弁のメモをとるのが難しいことから、ここでは、質問の抜粋を掲載します。関心のある質問の答弁については、インターネット中継録画、議事録等をご覧ください。

通告11番 石井議員

1. 防災政策について

(1)災害時の避難について

・災害対策基本法が改正され、避難指示と避難勧告が一本化されたが、市の対応は?

・平常時から、周知だけでなく市民の理解が必要だが?

・避難の判断基準は変わるのか?

・災害対策基本法改正により、避難計画作成が努力義務となったが、内容は?

・個別避難計画について、全国の作成状況や本市の作成状況は?

・個別避難計画における福祉的な観点は?

・5年を目途に作成するよう国から示されているが、それまでの取組は?

・庁内プロジェクトチームを設置して進めるべきだが?

(2)災害支援体制について

・藤沢市受援計画における協定先間の連携について、必要性の認識は?

・協定締結先同士の横の連携をとりまとめる協議会みたいなものが必要だが?

2. 公園政策について

(1)インクルーシブ公園について

・秋葉台公園内の広場に設置されたインクルーシブ遊具の内容と利用者の反響は?

・今後、この広場をどう改良していくのか?

・今回導入した遊具は、どういう点でインクルーシブなのか、また、どのような効果を期待しているのか?

・インクルーシブ遊具について、看板などで周知するべきだが?

・本市が管理している公園へのインクルーシブ遊具の整備予定は?

(2)公園の在り方について

・本市の公園整備の基本的な考えは?

・藤沢市都市公園条例に示された市民一人当たりの公園面積について、達成に向けた課題は?

・公園整備について、市全体の取組順位を上げるべきだが?

・緑の基本計画改定に併せて公園整備のあり方を検討していくべきだが?

通告12番 谷津議員

1. 化学物質過敏症の対応について

(1)公共施設について

・障害者差別解消法では障がいのある方への合理的配慮が求められている。誰もが使える公共施設を目指すべきだが?

・公共施設の合成香料が気になるとの声を聞いている。試行的に本庁舎のトイレ芳香剤噴霧器の使用を停止した結果は?

・その結果を受けて今後の対応は?

・中学校や特別支援学校にも化学物質過敏症の子どもがいることから、私立学校全体へ合成香料に関する呼びかけが必要だが?

2. HPVワクチン接種について

(1)情報提供の取り組みについて

・子宮頸がんワクチン接種について、市議会で急性な積極的勧奨の再開が行われないよう、国へ意見書が提出されているが、その経過は?

・当該予防ワクチン接種者にアンケート調査をしているが、実施理由は?

・アンケートでは症状が出た際に病院で受診しましたかという問いに受診したは14人とのことだったが、副反応者に後追い調査はしているのか?

・子宮頸がんワクチンからHPVワクチンになった。安全性に対する国の対応、成分などが変わったのか?

・HPVワクチン接種による重篤な副反応の症状は?

・本市における副反応に関する情報提供のあり方は?

通告13番 井上議員

1. 行政の効率化について

(1)事務処理等の課題について

・事務処理ミス、リスク事案等について、行革内部統制推進室での把握状況は?

・調査結果のような事案はリスクではないのか?

・決裁が漏れていながら業務は進んでしまうのか?

・そもそも決裁が必要ないということか?

・決裁がされていないことがルールに基づいているのか?

・このような事務ミスが繰り返されているということは、これまでの反省が十分に生かされていないのでは?

2. 公共嘱託登記土地家屋調査士業務について

※この質問については、井上議員が質問の通告をした後、市職員が利害関係者に質問内容を漏えいしたことが判明、そのことを踏まえて、質問がされました。

・このことを市としてどう捉えているのか?

・他にも事案があった可能性がある。早急に調査してほしいが?

・事前に漏えいする必要性について、何があったのか徹底調査を求める。

※以上の点について、宮治副市長が答弁し、調査したうえで、井上議員に報告することとなりました。

通告14番 山内議員

1. 五輪大会中止の申し入れについて

(1)藤沢市の五輪大会前の現状と問題点

・セーリング競技開催前の準備状況は?

・聖火リレーが中途なった経緯は?

・本市では児童生徒が競技を観戦する予定と聞いているが、状況は?

・大会期間中の市内の医療体制について、安心できる体制が保たれるのか?

(2)大会中止の申し入れについて

・大会中止を国と東京都に申し入れるべきだが?

2. 児童生徒への生理用品提供と配布方法について

(1)現状と市民要望への対応について

・コロナ禍で各地で生理の貧困が問題となっている。教育委員会としてのこれまでの取組、学校の状況は?

・児童生徒への生理用品の提供について、教育委員会への市民からの要望は?

(2)近隣自治体の動向について

・児童生徒への生理用品提供について、近隣市の実施状況は?

(3)権利性について

・保健室へ行き自分から生理用品が必要だと言い出せず、早退することで学習権や健康権の侵害がないようにすべきだが?

・スコットランド議会では生理用品を無償提供する法案を可決したが、こうした具体的な権利性は、人権男女共同平和国際課としても新たに位置づけられることになると思うが?

3. コロナ禍の経済対策について

(1)国の一次支援金制度および市の中小企業事業継続支援金制度について

・市の中小企業事業継続支援金制度の目的と概要、予算と執行状況は?

・予算について、対象数をもっと増やせたのでは?

・対象計画数と申請数を引き上げる努力はしたのか?

・高齢者、障がい者等へ対応できたのか?

・売り上げ減少が5割以上にもかかわらず、市の支援金に申請した人は何人いるのか?

・本来、国に申請すべき事業者が市に申請することについて市の考えは?

・ネット環境がない方へ国の支援金が受給できるようサポートする必要があるが?

・商店会自体の申請状況は?

・商店の中には会費が払えないところもあるようだが、こうした店舗や商店会への支援が必要だが?

(2)商店の要望と将来展望について

・4月からの国の月次支援金についても、市として引き続き2割以上の減収の事業所について上乗せすべきだが?

・昨年の持続化給付金の実施について、国へ要望すべきだが?

・国の一次支援金について、制度の是正を要望すべきだが?

・昨年度の国の持続化補助金の概要と市内の適用事例は?

・コロナ禍における将来を見据えた市としての中小企業支援策は?

・地域商店街の後継者問題に対する対策と展望について、全市的に調査すべきだが?

・自営業者の今後に向けた、市のメッセージは?

通告15番 西議員

1. デジタル・ガバメントについて

(1)行政手続きのデジタル化について

・デジタル手続法の基本原則では、デジタルファースト、ワンスオンリー、コネクテッドワンストップが定められているが、本市の行政にも反映させていくのか?

・行政手続きのデジタル化における、ペーパーレス、はんこレス、FAXレス、キャッシュレスは早急に取り組むべきだが?

・直近5年間の印刷、コピー枚数は?

・押印見直しの取組状況は?

・直近5年間の電子決済率は?

・直近5年間のFAX利用件数は?

・市税や近民健康保険料等のキャッシュレス化について、令和3年1月より、納付書を利用してスマホ決裁で納付できるようにしているが、それ以外のキャッシュレス化の検討状況は?

・本市のFAX利用について、聴覚障害者等のFAXが必要な方以外は、削減すべきだが?

・ペーパーレス、はんこレス、キャッシュレスについて、具体的な削減目標を掲げて、計画的に取組むべきだが?

(2)行政手続きのオンライン化について

・藤沢市における行政手続きのオンライン化に対する考えは?

・現時点で、電子申請で手続きが完結する申請、届出、イベントや講座の申し込み等はどの程度あるのか?

・民間の電子申請サービスの活用も含めて、積極的なオンライン化が必要だが?

2. 教員による性犯罪・性暴力対策について

(1)わいせつ事案の根絶について

・本市におけるわいせつ事案による懲戒処分について、平成18年度以降の状況とその内児童生徒へのわいせつ事案の状況は?

・教職員の児童生徒に対するセクハラ、わいせつ、性暴力についての被害相談や訴えが、学校、教育委員会にあった場合の対応は?

・被害の訴えに対して、第三者による介入の必要性について市の考えは?

・教職員によるわいせつ事案の根絶に向け、どのように取組んでいくのか?

(2)生命の安全教育について

・令和2年6月12日付で、国より性犯罪、性暴力対策の強化の方針の決定について、の通知があったが、本市として昨年度行ったことは?

・この方針を踏まえて、内閣府と文科省共同で、幼児期から大学生まで6種類の教材を作成した。幼児期用の教材について、どう活用していくのか?

・小学校以降の教材はどう活用していくのか?

・あらゆる暴力から子どもたちを守り、誰一人として被害者、加害者にしないための教育委員会の考えは?

通告16番 武藤議員

1. 住民福祉の増進について

(1)感染症と防災・減災の取り組みについて

・感染症対策を踏まえ、指定避難所等の収容人数の公表をどう考えているか?

・明石市では、避難所の込み具合の見え化を行い、英語や中国語表記などもしているが、本市の取組は?

・今後、個別避難計画を進めていくうえで、福祉避難所の重要性が高まると思うが、本市の状況と今後の取組は?

・福祉避難所の公表のあり方や市民周知などの取組は?

・今後の感染症対策も踏まえ、行政として自主防災組織の取組で重要なことは何か?

・自主防災組織のデジタル化など、現状の資機材や補助金額では要望に対応できないが?

・全戸配布する防災ナビについて、感染症対策に対して、どのような配慮をしたのか?

・個々に避難している方への食料や物資の支援について、どうしていくのか?

・コロナ禍で、誰一人災害に遭わせない、感染させないことについて、防災安全部の気概が薄いように感じるが?

(2)社会的孤独・孤立の取り組みについて

・市長は就任以来、人の和をキーワードにして市政を担っているが、改めてその考えとは?

・社会的孤独、孤立について、どう捉えて取組んでいるのか?

・マルチパートナーシップによる誰一人取り残さないまちづくりの具体的な取組は?

・高齢者個別訪問は、片瀬市民センターからの相談がきっかけだったとの事だが、どのような相談だったのか?

・今回の取組において、片瀬市民センターはどのような役割を担ったのか?

・企画、実行した福祉部として、取組の結果、効果、課題は?

・スケジュール調整した市民自治部として、取組の結果、効果、課題は?

・この事業に防災安全部が参加しなかったと聞いているが、その理由と現時点での考えは?

・今回の事業は一地区の取組だったが、広く展開すべきだが?

・共生社会の実現をめざす誰一人取り残さないまちづくりに向けて、市長の決意は?

※以上、報告とします。


おおや徹

藤沢市のためにがんばります!

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