2018.2.26 補正予算常任委員会

 2月26日 9:30より、藤沢市議会補正予算常任委員会が開催され、傍聴しました。内容の抜粋は次の通りです。

議案第111号 平成29年度藤沢市一般会計補正予算(第7号)

 補助、起債等の確定に伴う事業及び財源更正、入札残、執行残の整理、土地開発公社からの用地買い取り、継続費の補正、翌年度への繰り越し、その他特別な事情により補正を必要とする事業などで、補正額と内容は次の通りです。※ここでは、歳出のみ記載します。

【一般会計】 補正額 12億9,936万2千円 補正後総額 1,555億6,875万9千円
【特別会計】 補正額 △33億4,976万3千円 補正後総額 1,297億6,321万6千円

【議会費】 (補正額 △207万円)

1. 給与費 △207万円

【総務費】 (補正額 21億580万9千円)

2. 給与費 3,594万5千円

3. コールセンター関係費 △1,871万9千円

 委託料について、入札残等の減額補正をするもの。

北橋委員

 新庁舎になってから何が変わったのか?⇒2/13から委託に切り替えた。確定申告の時期により電話が多く対応に追われている。課題を整理し業者に指導している。
 

4. 財政調整基金積立金 7億円

 平成28年度歳入歳出決算で生じた剰余金の一部を積立てるもの。

桜井委員

 今後の財政調整基金の積立額の目標は?⇒これまで、市民1人1万円と説明してきた。明確な額はないが、財政調整機能、緊急対応として、出来るときに可能な限り積立てていく。

 財政調整基金の基本的な考え方は?⇒なるべく多く積み立てていきたい。現在、81億円で、平成28年度末は99億円だったので、減っている。市税収入が減っていくため、必要な事業を継続するためにも必要。年度末の不用額を積立てて、有効に活用していく。

有賀委員

 財政調整基金について、平成30年度予算で7億円切り崩すこととなっている。7億円積み立てて、7億円切り崩すとはどういうことか?⇒基金への積立可能額を20億円と見込む中、庁舎整備基金への積立を優先し、結果として7億円となったもの。平成30年度予算で7億円切り崩す予算となっているが、執行状況を見ながら、切り崩さない可能性もあるもの。

 7億円を繰越としない理由は?⇒行革実行プランの中でも基金の有効活用を位置付けているため。

5. 公共施設整備基金積立金 12億円5,900万円

 庁舎、教育施設、その他公共施設の整備に係る財源を確保するため、公共施設整備基金の積立を行うもの。

6. 市民センター管理費 129万3千円

 平成28年3月に完了した六会市民センター改築事業の影響で、近隣家屋に損傷が生じたため、損失補償を行うもの。

北橋委員

 具体的内容は?⇒解体時、新築工事、外構工事の振動により影響が出たもの。

7. 辻堂市民センター改築事業費 △1,498万9千円

 構造計算適合性判定、家屋事前調査委託、設計委託の執行残を減額補正するとともに、継続費を変更するもの。

土屋委員

 今後のスケジュールは?⇒基本設計が終了し、平成31年1月まで実施設計を進める。平成30年9月まで旧県職員住宅を解体し、平成31年7月から33年6月まで新築工事、33年7月の供用開始予定。

 辻堂団地1.2号棟の住民に説明し、納得は得られているのか?⇒10/3.7に各戸訪問し説明した。消防出張所、テニスコートの複合化に反対、日陰は現状を維持してほしい、早く整備してほしいなどの意見があった。

8. 市民会館整備費 △1,128万9千円

 委託料、工事請負費の入札残について減額補正するもの。

9. 平和基金積立金 212万8千円

 予算を上回った寄附金を基金に積み立てるもの。 

土屋委員

 平和基金は、どのような事業に使っているのか?⇒平成29年度は、核兵器廃絶平和都市宣言推進事業、都市親善事業の特定財源としている。

 基金の残高は?⇒平成28年度決算で、約1億4,000万円。

 一般会計から財源を確保して、事業を進めていくべきだが?⇒恒久平和の実現のために必要な事業なので、一般財源を確保して進めていく。

10. 過年度市税等還付金及び還付加算金 1億4,073万4千円

 過年度市税等還付金のうち、法人市民税等の還付金が当初の見込みを上回るため、増額補正するもの。

11. 災害復興基金積立金 206万5千円

 予算を上回った寄附金を基金に積み立てるもの。 

12. 自主防災育成事業費 △100万円

 自主防災組織の資機材購入等に対する補助金の執行残を減額補正するもの。

13. 防災設備等整備事業費 1,616万円

 国庫補助事業の前倒し採択に伴い、長後市民センター多目的広場に防災備蓄倉庫を整備する工事請負費を増額補正し、繰越明許費の設定をするとともに、江の島防災カメラ更新工事等について、入札残の減額補正をするもの。また、特定財源に変更が生じたため財源更正をするもの。

土屋委員

 長後市民センター多目的広場に整備する防災備蓄倉庫の中身の内容は?⇒地域防災計画の見直しで、備蓄量が2倍となった、。多目的広場には11基の倉庫を整備する。避難所で必要な、毛布、トイレ関係備品、長期保存食など、今後、購入する予定。

 備蓄資機材の対象者は?⇒各避難施設への備蓄拠点となる。北部地区の避難所へを想定している。

 備蓄拠点は他にもあるのか?⇒屋外の拠点は、村岡と片瀬にある。

 備蓄拠点の今後の予定は?⇒防災備蓄倉庫は見直しにより2倍の面積が必要となる。13地区に各1カ所を整備する予定。

14. 防災行政無線(固定系)デジタル化事業費 △551万9千円

 電波伝搬調査業務委託の執行残を減額補正するもの。

桜井委員

 執行見込みが減った理由は?⇒本庁舎整備にあたり、NTTビルにある親局を本庁舎屋上に移設を検討してきたが、劣化の影響が少なかったため、移設を取りやめたことによる。

【環境保全費】 (補正額 △8,114万9千円)

15. 給与費 △1,075万8千円

16. 緑地改修事業費 △7,162万9千円

 江の島緑地法面実施計画委託の設計変更による減額、川名緑地法面防護工事等の入札残に伴い、減額補正するもの。

17. 交通安全対策基金積立金 123万8千円

 予算を上回った寄附金を基金に積み立てるもの。

18. 防犯対策強化事業費 【財源更正】

【民生費】 (補正額 △4億5,731万8千円) 

19. 給与費 △1億1,342万5千円

20. 保健基盤安定繰出金(国保) △6,485万8千円 

21. 介護保険事業費特別会計繰出金 △1億3,937万2千円

22. 定率負担金(後期) △8,442万1千円

23. 保健基盤安定繰出金(後期) 259万7千円

24. 運営費繰出金(後期) △798万円

25. 地域支えあいセンター整備事業費 △852万円

 地域支えあいセンターの新規設置・運営事業者に選定された団体が、既存施設の有効活用を理由に補助金の交付申請を行わなかったため、減額補正するもの等。

北橋委員

 今回で、何施設となるのか?⇒4施設目。

26. 地域の縁側等地域づくり活動支援事業費 △692万6千円

 交付金が見込みを下回ったため減額補正するもの。また、国庫支出金の新たな採択を受けたため、財源更正するもの。

27. 養護老人ホーム湘風園施設整備助成金 【財源更正】

28. 市立保育所整備費 △1,714万8千円

 辻堂保育園の再整備に向けた敷地測量委託の入札残、本市直接施工から、地質調査を含めた建物リースによる方式へ変更したため、減額補正するもの。

29. 法人立保育所運営費等助成事業費 7,525万8千円

 補助金交付額積算方法が変更となり、当初予算に不足が生じるため増額補正するもの。また、平成29年度で終了予定だった、安心こども交付金事業費補助金が交付決定されたため財源更正するもの。

30. 法人立保育所施設整備助成事業費 △41万6千円

 公募選考された「第2湘南まるめろ保育園」の新設に当たり、年度内の事業完了が困難となったため、補助金予算について繰越明許費の設定をするとともに、財源更正するもの。更に、整備期間が短縮されることとなったため賃借料に係る補助金を減額補正するもの。

土屋委員

 第2湘南まるめろ保育園の開所が延期された経緯は?⇒昨年7月に近隣住民に文書で周知したところ、市へ園庭の高さ、園児送迎時の混雑などの意見が寄せられた。住民説明会で、対応策を提示して一定の理解を得られたところ。現在、6月開所に向けて準備を進めている。

 6月開所の見通しは?⇒建築工事を進めており、予定通り、6月開所の見込み。

 当初4月開所予定だった。法人側の負担は?⇒法人への聞き取りでは、保育士の確保による2か月分の人件費負担、4月入所が1番多いため、園児の募集に不安があるとのこと。
 

31. 幼稚園等預かり保育推進事業費 557万6千円

 預かり保育の実施状況が当初の見込みを上回ったため、増額補正するもの。

阿部委員

 補助金の対象園数と対象人数は?⇒補助金は私学助成の対象23園で、うち、教員2人体制が20園、3人体制が3園なので、49人分の人件費補助となる。

 教員確保の見通しは?⇒必要な配置はできている。

平川委員

 延長保育の実施時間は?⇒幼稚園での預かり保育は、朝7時30分から、1日11時間の預かり保育がある。最長で18時30分までが5園、朝7時30からが9園ある。

 市外の預かり保育への補助について、対象の園数と対象児童数は?⇒1日11時間以上の認定こども園への移行する園が対象。3園が対象で、園児は、鎌倉市の施設で15人、大和市が8人、平塚市が2人在園している。

 来年度の想定は?⇒増えない見込み。

【衛生費】 (補正額 △1億5,310万2千円)

32. 給与費 △6,052万4千円

33. 健康診査事業費 △1,577万9千円

 後期高齢者等健康診査及び肝炎ウイルス検診について、受診者数が当初の見込みを下回ったため、減額補正するもの。

清水委員

 健康診査のうち、肝炎ウイルスの受診率が3%と低い理由は?⇒過去に受診した方が対象外になることが考えられる。

桜井委員

 肝炎ウイルス検診の受診率向上について、健康寿命日本一に向けて分析が必要だが?⇒広報、ホームページ、成人検診のお知らせ等に加え、更に効果的な周知方法について検討していく。

34. がん検診事業費 △1,068万7千円

 検診実施期間を終えたがん検診について、受診者数が当初の見込みを下回ったため、減額補正するもの。

土屋委員

 肺がん、大腸がん、胃がんリスク健診受診者数が見込みを下回ったとのことだが、対前年比は?⇒確定はしていないが、上下1~2%程度。

35. 歯科健康診査事業費 △707万円

 成人歯科健康診査において、受診者数が当初の見込みを下回ったため、減額補正するもの。

36. 保健医療センター整備事業費 △2,370万2千円

 空調設備更新工事の入札残を減額補正するもの。また、県支出金の減額交付に伴い財源更正するもの。

37. 北部環境事業所整備費 △3,564万円

 事業費確定に伴う執行残を減額補正するもの。また、年度内にコンクリート構造物等改修工事及び機械・電気設備配管等改修工事の完了が困難となったため、繰越明許費の設定をするもの。

【労働費】 (補正額 △172万6千円) 

38. 給与費 691万4千円

39. 労働会館整備費 △864万円

 平成29年6月に実施設計完了後の工事請負変更契約が生じたため、減額補正及び財源更正するもの。

【農林水産業費】 (補正額 2,211万1千円)

40. 給与費 131万1千円

41. 担い手育成支援事業費 △790万円

 青年就農給付金及び担い手経営発展支援事業について、執行残が生じたため、減額補正するもの。

42. つくり育てる漁業推進事業費 2,870万円

 平成29年10月の台風21号により、江の島片瀬漁協の定置網の一部が損壊したことから、修繕に対する助成をするため増額補正するもの。

桜井委員

 台風21号での定置網破損で、漁業者への損失の状況は?⇒1か月間、漁業ができなかった。漁協で算出したところ、平成28年度の漁獲高が1,000トンに対して平成29年度は700トンと見込まれている。

 漁協は保険に入っているのか?⇒今回は加入していたため、共済から1,000万円の補填金が出ると聞いている。

 今後、自然災害で被害を受けないための対策は?⇒漁業施設共済は、掛け金が高額で掛け捨てとなる。自然災害に対応するための積立や、事前の陸揚げなど、対策をとっていくよう、漁協と協議していく。

【商工費】 (補正額 △318万2千円) 

43. 給与費 △318万2千円

【土木費】 (補正額 △9億4,497万円) 

44. 給与費 △2,835万5千円

45. 片瀬山地区防災対策事業費 △1,906万3千円

 避難経路となりうる路線の斜面地崩壊による閉塞を防止する対策工事の入札残を減額補正する。

46. 造成宅地防災事業費 △239万2千円

 大規模盛土造成地変動予測調査1次調査委託の入札残を減額補正するとともに、財源更正するもの。

47. 建築物等防災対策事業費 △248万2千円

 建築物の耐震改修促進にかかる各補助について、執行残を減額補正するとともに、財源更正するもの。

48. 狭あい道路整備事業費 △1,427万円

 公有財産購入費、支障物移設の補償費の執行残を減額補正するとともに、財源更正を行う。

49. 道路維持管理委託業務費 △2,250万円

 委託料について、入札残による減額補正するもの。

50. 道路維持管理業務費 △2,800万円

 道路を維持管理する際の光熱水費電気代について、燃料調整単価の上昇率が少なかったため、減額補正するもの。

51. 道路改修舗装費 △1億2,063万8千円

 委託料の入札残及び執行見直しによる減額補正をするとともに、財源更正を行うもの。

52. 道路施設改修事業費 △3,430万円

 委託料について、入札残を減額補正するとともに、財源更正を行う。

53. 市道新設改良費 △5億2,706万7千円

 工事請負費と委託料の入札残を減額補正するとともに、財源更正を行う。また、湘南ライフタウンバスターミナル整備工事について契約額が確定したため、継続費の変更を行うもの。

54. 道路安全対策費 【債務負担行為の設定】

 道路区画線標示補修及びカーブミラー設置、交差点発光鋲設置について、債務負担行為の設定をするもの。

55. 橋りょう改修費 △832万8千円

 委託料、工事請負費、負担金補助、交付金の執行残を減額補正するとともに、財源更正を行う。

56. 橋りょう架替事業費 △6,567万9千円

 蓼中橋架替工事の入札残と、協議による補償の減額について減額補正するとともに、継続費の変更を行うもの。また、神奈川県が実施している大山橋架替事業において、年度内完了が困難となったため、道路管理者分の負担金について繰越明許費の設定を行うもの。

57. 自転車駐車場整備費 △630万円

 委託料の入札残について減額補正するもの。

北橋委員

 内容は?⇒善行東口駐輪場の測量、藤沢本町駅駐輪場の測量と設計・建物調査委託の入札残。

58. 一色川改修費 △2,246万7千円

 委託料の入札残及び設計精査による減額補正を行うとともに、財源更正するもの。

59. 新産業の森整備事業費 △170万円 

 委託料の執行残及び公有財産購入費、補償費の事業費確定に伴う減額補正を行うとともに、財源更正するもの。

60. 藤沢駅周辺地区再整備事業費 △2,000万円

 補償費について、試掘調査結果を受けて、占用企業者と協議した結果、地下埋設物の移設が不要となったことから、減額補正を行うとともに、財源更正するもの。また、藤沢駅北口ペデストリアンデッキ再整備工事について、契約金額の確定に伴う継続費の変更をするもの。

61. 長後地区整備事業費 △1,190万9千円

 役務費、委託料、工事請負費、公有財産購入費、補償補てん、賠償金について、契約金額が確定したことから、減額補正をするもの。

62. 江の島地区周辺整備事業費 △945万4千円

 片瀬江ノ島駅駅前広場の整備に向けて実施した建物調査委託、用地測量委託の入札残を減額補正するもの。

63. 村岡地区都市拠点総合整備事業費 △965万5千円

 鎌倉市と負担金を拠出して実施している「平成29年度村岡・深沢地区まちづくり実現化方策検討調査業務委託」について、執行額が確定したことから、減額補正するもの。

64. 北部第二(三地区)土地区画整理事業費特別会計繰出金 △834万円

65. 柄沢特定土地区画整理事業費特別会計操出金 △1,327万2千円

66. 石川下土棚線街路新設事業費 △870万円

 工事請負費、委託料の入札残を減額補正するとともに、財源更正を行う。

67. 公園改修費 △3,645万6千円

 公園施設の老朽化等対策について、執行残により委託料、工事請負費の減額補正を行うとともに、財源更正するもの。また、法面対策について、対策工法の変更による委託料、賃借料、補償金の執行残及び、委託料、工事請負費の入札残について減額補正を行うとともに、財源更正するもの。

68. 近隣・街区公園新設事業費 2億400万3千円

 藤沢市土地開発公社が事業用地として先行取得した、折戸公園事業用地と桜花公園事業用地の買戻しを行うもの。また、委託料、工事請負費の入札残及び負担金の執行残について減額補正を行うとともに、財源更正するもの。

桜井委員

 2億3,000万円の買戻しだが、今年度の買戻しの合計額は?⇒6事業で、8億4,000万円。

 先行取得の予算は?⇒約22億8,000万円。

 毎年2月補正で買戻しをしているが、金額の考え方は?⇒買戻し予算は、供用開始しているもの、長期保有とならないよう5年以内の買戻しとし、金融機関への償還に支障とならないような額としている。

 今後、財政状況の厳しい中で、バランスの良い買戻しが必要となると思うが?⇒公社予算も毎年査定している。市としては、特定財源の確保、買戻しの優先度、市の財政状況を踏まえて、バランスよく買い戻していく。
 

69. 住宅環境整備事業費 △8,069万8千円

 市営住宅の大規模改修工事について、入札残を減額補正するとともに、財源更正するもの。

【消防費】 (補正額 △564万5千円)

70. 給与費 3,545万7千円

71. 消防団充実強化推進事業費 △2,310万5千円

 消防団の個人装備や救助活動資機材、通信機器の整備費について、入札残を減額補正するとともに、財源更正するもの。

72. 消防自動車等整備費 △1,521万8千円

 車両等購入費の入札残を減額補正するとともに、財源更正を行うもの。

北橋委員

 消防自動車の更新時期は?⇒基準に基づき、普通ポンプ車は12年、工作車・化学車が15年、はしご車が18年、救急車が6年、または、10万kmを超えた場合。

73. 大規模地震災害等対策強化事業費 △277万9千円

 耐震性防火水槽新設工事費及びFRPボート整備費の入札残について減額補正するもの。

阿部委員

 FRP製ボート導入の理由は?⇒アルミ製の代替として導入するもので、東日本大震災の検証から、FRP製が有効的だったため。

 配備スケジュールは?⇒平成29年度4艇/30年度4艇/31年度5艇/32年度5艇で合計18艇の配備を予定。

 順番は?⇒平成29年度の4艇は、刈田、鵠沼、辻堂、南本署。海岸、河川に近いところを優先に配備を進めていく。

【教育費】 (補正額 9億5,259万円)

74. 給与費 △6,596万9千円

75. 教育応援基金積立金 6,284万2千円

 当初予算を上回った寄附金及び積立金利子を基金に積み立てるもの。

清水委員

 教育応援基金について、寄附者から使途について特定された場合の対応は?⇒今回は、寄附者の意向に沿って、医学をめざす人への奨学金として扱っていく。今後、制度案をつくっていく。

 パンフレットを含めて、寄附しやすい方法について、進捗状況は?⇒教育委員会としても、より多くの市民・企業から寄附を募るため、寄附しやすい環境整備が必要。パンフレットの中に、寄附申し出ハガキを組み込んでいく。また、市内金融機関に寄附専用口座について協力をお願いしていく。

76. 学校施設環境整備事業費(小学校) 6億1,962万7千円

 委託料の入札残について減額補正を行うとともに、国庫補助事業の前倒し採択の見込みがあるため、工事請負費等の増額補正を行い、あわせて繰越明許費の設定をするもの。

北橋委員

 小学校の空調整備の計画は?⇒今回の補正4校の整備で、残りは7校となる。7校は平成31年度に実施し完了をめざす。

77. 諸整備事業費(小学校) △861万4千円

 工事請負費の入札残を減額補正するもの。

78. 学校施設環境整備事業費(中学校) 3億5,559万9千円

 国庫補助が前倒し採択の見込みがあるため、工事請負費等の増額補正を行い、あわせて繰越明許費の設定をするもの。

北橋委員

 トイレの今後の計画は?⇒残りは3校となり、平成31年度に完了予定。

土屋委員

 トイレ改修について、滝の沢中学校の保護者からトイレの臭気について指摘をされているが?⇒滝の沢中学校のトイレ改修は平成31年度に予定しているが、整備までの間、臭気の原因を調査し、対策をしていく。

79. 六会中学校屋内運動場改築事業費 △663万3千円

 委託料の入札残について減額補正を行うとともに、継続費の変更をするもの。

80. 文化振興基金積立金 1,021万9千円

 図書館の発展、充実のために寄せられた寄附金を積み立てるもの。

81. スポーツ振興基金積立金 104万円

 当初予算を上回った寄附金を基金に積み立てるもの。

82. (公財)藤沢市みらい創造財団スポーツ事業関係費 【財源更正】

 委託事業のうち、「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会関連業務」について、補助金の追加交付により財源更正するもの。

83. スポーツ施設維持管理事業費 △1,552万1千円

 スポーツ広場整備業務委託の入札残等による執行残を減額補正するもの。

【公債費】 (補正額 △1億3,168万6千円)

84. 市債償還金 △1,168万6千円

 平成29年度の償還元金が確定したことから執行残を減額補正するもの。

85. 市債利子 △1億2,000万円 

 平成29年度の償還金利が確定したことから執行残を減額補正するもの。  

※この議案は、土屋委員が反対しましたが、賛成多数で可決すべきものと決定しました。

議案第112号 平成29年度藤沢市北部第二(三地区)土地区画整理事業費特別会計補正予算(第1号)

 上記特別会について、1,834万円を減額補正するとともに財源更正、繰越明許費の設定をするものです。

1. 工事費 △1,000万円

2. 都市計画事業債利子 △492万8千円

3. 給与費 △341万2千円

※この議案は、土屋委員が反対しましたが、賛成多数で可決すべきものと決定しました。

議案第113号 平成29年度藤沢市墓園事業費特別会計補正予算(第1号)

 上記特別会について、9,508万4千円を減額補正するものでする

1. 給与費 △8万4千円

2. 工事費 △9,500万円

 大庭台墓園立体墓地増設、普通墓地排水機能改良及び、土留柵改修等の工事請負費について、入札残等に伴う執行残を減額補正するもの。

※この議案は、全会一致で可決すべきものと決定しました。

議案第114号 平成29年度藤沢市国民健康保険事業費特別会計補正予算(第2号)

 上記特別会について、27億4,513万8千円を減額補正するものです。

1. 給与費 △1,944万8千円

2. 一般被保険者療養給付費 △15億円

3. 退職被保険者等療養給付費 △1億5,000万円

4. 一般被保険者療養費 △4,000万円

5. 退職被保険者等療養費 △500万円

6. 一般被保険者高額療養費 △4億円

7. 退職被保険者等高額療養費 △2,000万円

8. 老人保健医療費拠出金 △78万円

9. 老人保険事務費拠出金 △11万1千円

10. 介護給付費納付金 △2億9,193万3千円

11. 後期高齢者支援金 △4,010万2千円

12. 病床転換支援金 △12万5千円

13. 後期高齢者関係事務費拠出金 △5万円

14. 前期高齢者関係事務費拠出金 5万2千円

15. 高額医療費共同事業拠出金 △2億8,981万2千円

16. 保険財政共同安定化事業拠出金 △11億5,021万5千円

17. 国民健康保険事業運営基金積立金 10億円

18. 国庫支出金返還金 1億6,238万6千円

※この議案は、土屋委員が反対しましたが、賛成多数で可決すべきものと決定しました。

議案第115号 平成29年度藤沢市柄沢特定土地区画整理事業費特別会計補正予算(第1号)

 上記特別会について、1,327万2千円を減額補正するとともに、工事費について繰越明許費の設定をするもの。

1. 業務委託費 △326万円

2. 都市計画事業債利子 △193万7千円

3. 給与費 △807万5千円

※この議案は、土屋委員が反対しましたが、賛成多数で可決すべきものと決定しました。

議案第116号 平成29年度藤沢市介護保険事業費特別会計補正予算(第2号)

 上記特別会について、1億8,473万円を増額補正するものです。

1. 給与費 △3,977万4千円

2. 一般管理費 4万9千円

3. 認定調査費 △1,000万円 

4. 介護認定審査会費 △1,000万円

5. 地域密着型介護サービス給付費 △5億1,000万円

6. 地域密着型介護予防サービス給付費 △1,000万円

7. 特定入所者介護サービス費 △6,000万円

8. 訪問型緩和基準サービス費 △7,000万円

9. 通所介護相当サービス費 7,000万円

10. 介護予防ケアマネジメント費 △3,553万8千円

11. 一般介護予防事業費 △2,164万円

12. 介護保険事業運営基金積立金 5億2,858万円

13. 国庫支出金過年度清算金 3億2,321万2千円

14. 県支出金過年度清算金 2,984万1千円

※この議案は、全会一致で可決すべきものと決定しました。

議案第117号 平成29年度藤沢市後期高齢者医療事業費特別会計補正予算(第1号)

 上記特別会について、1億3,182万1千円を増額補正するもの。

1. 給与費 △608万5千円

2. 一般管理運営費 △68万9千円 

3. 徴収費 △120万6千円

4. 保険料等負担金 1億3,720万4千円

5. 保健基盤安定制度拠出金 259万7千円

※この議案は、土屋委員が反対しましたが、賛成多数で可決すべきものと決定しました。

議案第118号 平成29年度藤沢市下水道事業費特別会計補正予算(第2号)

 上記特別会について、7億9,448万円を減額補正するもの。

【収益的支出】

1. 給与費 △1,988万9千円

2. 管渠費 △7,600万円

3. 支払利息 △5,200万円

4. 雑支出 △1億4,628万6千円

【資本的支出】

5. 給与費 △3,232万4千円

6. 南部処理区管渠建設費 △1億2,619万6千円

7. 東部処理区管渠建設費 △8,283万3千円

8. 南部処理区ポンプ場建設費 △1,370万円

9. 東部処理区ポンプ場建設費 △2,810万3千円

10. 辻堂浄化センター建設費 △8,871万5千円

11. 大清水浄化センター建設費 △5,429万3千円

12. 相模川流域下水道建設費 △7,414万1千円

北橋委員

 マンホール25カ所交換とあるが、耐用年数と素材は?⇒車道で15年、歩道上で30年。素材は、コンクリート製と鋳鉄製がある。

 処分方法は?⇒コンクリート製はガラ処分、鋳鉄製は、スクラップ場までもっていき処分する。

 マンホールのコレクターがいる。販売している自治体あるが?⇒販売は考え方の1つだが、過熱すると、マンホールの盗難にもつながるため、他市の事例をみて、慎重に検討していく。

 実物に代わるカード的なものの考えは?⇒マンホールカードある。下水道に関心を持ってもらうために有効。実現に向けて取組んでいく。

※この議案は、土屋委員が反対しましたが、賛成多数で可決すべきものと決定しました。

議案第119号 平成29年度藤沢市市民病院事業会計補正予算(第2号)

 上記特別会について、医療機器の購入において、地方債を活用するため、財源更正するもの。

※この議案は、全会一致で可決すべきものと決定しました。
 

以上、報告とします。


おおや徹

藤沢市のためにがんばります!

アーカイブ