2017.12.8 子ども文教常任委員会

 12月8日 9:30より、藤沢市議会子ども文教常任委員会が開催され、傍聴しました。内容の抜粋は次の通りです。

議案第74号 藤沢市学校事故措置条例の一部改正について

 医療見舞金の額について、上限を設けるため、所要の改正をするものです。 

山内委員

 医療見舞金の件数や金額の状況は?⇒平成28年度は、5万円~10万円未満が2件で計10万円/平成24年度は、5万円~10万円未満が2件、10万円が1件で計20万円/平成19年度は、5万円~10万円未満が4件、10万円が2件で計40万円。

 近隣他市の状況は?⇒18市町村に制度がある。保険外の見舞金制度は3市で上限あり。見舞金制度は12市町村で、上限あり。

 ※この議案は、山内委員が反対しましたが、賛成多数で可決すべきものと決定しました。

議案第77号 藤沢市学校教育相談センター条例の一部改正について

 藤沢市学校教育相談センターを新庁舎に移転するため、所要の改正をするものです。

 ※この議案は、全会一致で可決すべきものと決定しました。

陳情29第24号 神奈川県に私学助成の拡充を求める意見書の提出を求める陳情

 この陳情は、平成30年度予算において、私学助成の拡充を求める意見書を神奈川県知事に提出することを求めるものです。

陳情29第25号 国に私学助成の拡充を求める意見書の提出を求める陳情

 この陳情は、公私の学費格差をさらに改善し、すべての子どもたちに学ぶ権利を保障するため、私学助成の一層の増額を要望する意見書を国に提出することを求めるものです。

 ※この陳情については、陳述者から意見陳述がされましたが、昨年の当委員会で陳述した際の質疑で、障がいのある生徒の受け入れについて指摘され、重く受け止めた。私の勤務する高校に車いすの生徒が入ってきたが、バリアフリーの課題など多くの課題があり、その大変さを実感している。各学校で考えていかなければならないという主旨の発言がありました。

 ※この2つの陳情に対して、竹村委員が次のような賛成討論を行いました。意見陳述者の高校で車イスの生徒を受け入れたとのことだった。ただ、身体障がいの生徒の受入れは私学の高校では少ない。是非議論を進めてほしい。公立高校では、茅ヶ崎高校をはじめ3つの高校で4月から、インクルーシブ教育実践推進校の指定を受けて、知的障がいの生徒を受け入れる試行を始めている。津久井やまゆり園事件のあった神奈川で、なぜあの事件が起きたのか、教育関係者に問われている課題は少なくない。今後、一層の取組をお願いして賛成とする。

 ※上記の2つの陳情は、全会一致で主旨了承となりました。

報告(1) 鵠南小学校等再整備に係る基本構想策定について(中間報告)

 9月議会に3つの配置計画(素案)を報告していますが、その後再整備に係る基本コンセプトを設定し、保護者、教職員等、地域住民からの意見を踏まえて、施設の配置計画(案)について一定の方向性を含めて、基本構想策定が報告されたものです。
 なお、今回選択されたA案の概要としては、積算コストが約47億円、設計から工事完了までは約7年となります。

1. 基本コンセプト(案)

(1)子どもたちの安全・安心が保たれた施設とする。

(2)津波発生時の避難場所として、安全・確実に避難できる施設とする。

(3)子どもたちが健康で快適に過ごすことのできる施設とする。

(4)保小連携や地域連携が行いやすい施設とする。

(5)周辺住民等の居住環境に配慮した施設とする。

(6)長期にわたり機能性を確保できる長寿的な施設とする。

(7)整備コストの低減や工期の縮減に配慮した施設とする。

宮戸委員

 A案の場合、工事期間中の津波避難スペースは確保できるのか?⇒現行は、校舎棟の4階と屋上で1,800人が避難できる。A案で進めた場合、先行して整備する屋内運動場と保育園棟で1,900人が避難できる。

 将来的な児童数の見通しは?⇒将来の児童推計は、横ばいから微減の推計となっているが、万が一増えた場合には、各階に設けている少人数教室や多目的スペースを活用して対応できる。

 意見交換の中で、保育園の送迎による路上駐車の心配の声ある。どう対応するのか?⇒13台分の駐車場のほか、ロータリーの停車スペースもあり、現行程度は確保できる。

 A案では、コスト、スケジュールに課題がある。各施設の整備スケジュールは?⇒平成33年度中に保育園の供用開始、その後、平成34年度中に既存校舎の解体、仮設校舎を設置し、平成35.36年度中の校舎の供用開始をめざしている。

山内委員

 津波浸水シミュレーション動画を見せて説明すべきだが?⇒地域ごとの津波避難計画の周知をしており、ホームページでも公開されているので考えていない。コンサルから説明して、理解を得ていると考える。

報告(2)東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向けた取組について

 東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向けた、平成29年度の主な取組が報告されてたものです。

 気運を高める取組として、53の取組、ボランティアに関する取組が報告されました。また、(仮称)市民応援団の設立に向けた取組、県・国の取組について報告がされました。内容は割愛します。

桜井委員

 市民ボランティアについて、企業・団体など、どう募集していくのか?⇒市内のあらゆる方々が参加できるように進めていく。募集は、様々な媒体で周知していく。

 スポンサー等の制約はないのか?⇒市民ボランティアについては、制約されない仕組みを検討していく。

 平成30年度は、まちづくりパートナー提案制度を活用していくとのことだが、今後の運営方法は?⇒市民活動推進機構が運営を担う予定。

 蒲郡のセーリングワールドカップを視察したが、課題は?⇒台風21号の影響で全てを見られなかった。イベント会場と大会会場が離れていて一体感が必要と感じた。盛り上げる取組が必要と感じた。

 江の島でワールドカップが開催される。どこまで関わっていくのか?⇒ボランティアの実践の場、セーリングの更なる普及にもつなげていきたい。

山内委員

 ボランティア実施計画について、来年2月の議会に計画案がでるのか?⇒来年2月議会で報告していく。

 オリンピック・パラリンピック開催準備室の今後の体制は?⇒来年度はボランティアの募集、開催準備業務が本格化するため、体制の強化が必要と考えている。
 
 ボランティアでない一般市民も道を聞かれること想定される。手引きの作成が必要と意見したが?⇒現行のイラストマップを活用することを考えている。今後の市民ボランティアの取組の中で必要なものを検討していく。

竹村委員

 オリンピックに関する一番の懸念は、相手に対する差別発言。スポーツに差別を持ち込ませないという点が重要だが?⇒差別はオリンピック・パラリンピックに限らずあってはならないもの。スポーツに差別を持ち込ませないことは欠かせない。盛り上げの取組を進める中で、人権の啓発を推進していく。

 Jリーグサポーターがジャパニーズオンリーの横断幕掲げて以来、Jリーグは差別の根絶に取組んでいる。チームが地域貢献活動として学校で人権教室などもしている。ベルマーレと連携した取組をしてみては?⇒ベルマーレと連携して取組むことには意義がある。スポーツ少年団の指導者がベルマーレ担当者から話をうかがった。2020を契機に人権啓発が進むよう、ベルマーレと連携する中で取組んでいく。

 パラリンピックは身体障害者のスポーツ大会から始まっている。障がいの有無に関わらず、みんながスポーツに参加できることに繋げていくべきだが?⇒障がいのある人から、パラスポーツとして全ての人が楽しめるスポーツと位置付けている。障がいの有無に関わらず、誰もが楽しめる環境づくりに取組んでいく。

 パラリンピックについて、金メダルだけに注目するならば、障がいが軽い方が勝つ。障がいの絶望感からスポーツを通じて可能性が生まれた、そのプロセスが大事だが?⇒勝敗だはなく、取り組み過程を捉えることが重要な視点。スペシャルオリンピックスでは、選手が最善を尽くすことを目標にしている。過程が大切なことを啓発していく。

平川委員

 小型家電でメダルを5千個作ることについて、どのくらい集まっているのか?⇒4月から10月で約2,900kg。

 回収ボックスの設置について、商業施設へ設置すべきだが?⇒盗難防止策が必要で、設置19か所は他市と比較してても多い。

 秋葉台・秩父宮ろ・石名坂などスポーツ施設に回収ボックスを設置すべきだが?⇒関係課と連携して実施していく。

報告(3) 藤沢市オリンピック・パラリンピック教育プログラム(案)について

 オリンピック・パラリンピック競技開催にあたり、東京2020大会がもたらす感動や共生社会の推進をはじめとする効果を、子どもたちをはじめとしたすべての市民が享受できるよう、藤沢市と藤沢市教育委員会にゆり、「藤沢市オリンピック・パラリンピック教育プログラム」を策定するもので、その案が報告されたものです。

1. 対象

 藤沢市立の小・中学校、特別支援学校を対象とします。なお、市内の私立小中学校に対しても、藤沢市教育プログラムを情報提供するなど、本市における東京2020大会による効果をより一層高めるよう、関係者と連携を図っていきます。

2. 対象期間 

 対象30年度~32年度とし、33年度以降についても、東京2020大会がもたらした価値を踏まえた様々な取組を発展させながら継承していくこととします。

3. 藤沢市教育プログラムの体系

【基本方針】 ふじさわ教育大綱 『学びの環・人の和・元気の輪』

【取組の視点】

A オリンピック・パラリンピックやスポーツの価値の理解

B 多様性に関する理解

C 国際社会への理解

D 地域社会にへの理解

【取組施策】

(1)気運醸成・スポーツ推進に関する取組

(2)ボランティアマインドに関する取組

(3)健康増進に関する取組

(4)文化芸術に関する取組

(5)環境に関する取組

(6)共生社会に関する取組

(7)安全・安心に関する取組

4. 今後のスケジュール

(1)平成30年1月~ 小・中学校長会、生涯学習部内の各種審議会、公民館長会議等において情報提供

(2)平成30年4月~ 藤沢市教育プログラムの推進

平川委員

 メダルプロジェクトについて、所沢市では学校法人の子どもたちがボランティアで回収しているが?⇒ボランティア活動の1つとして検討していく。

 家電からメダルになるというプロセスを学校で取組んでは?⇒大会組織委員会で全国展開しているので、今後、研究していく。

桜井委員
 
 2020に向けて、運動会など、通常の取組が、オリンピックに関係していることを、どう教えていくのか?⇒今までの学校の取組も示されている。運動会・体育祭についても、フェアプレー、チームワーク精神を身につけることで、オリンピック・パラリンピック教育となる。

報告(4) 藤沢市子ども・子育て支援事業計画の中間見直し等について

 子ども・子育て支援事業計画については、平成27年度から31年度までの5カ年を計画期間としていますが、平成29年度はその中間年にあたることから、事業計画の見直しをするものです。今回は、その内容が報告されました。

1. 認可保育所の整備について

(1)認可保育所の整備について

 検討の結果、「設計・施工一括、リース方式」を採用することとなりました。

2. 県立藤沢高校跡地の保育計画について

(1)運営法人 社会福祉法人「ひぱり」

(2)事業スケジュール 平成32年4月 認可保育所開所予定

桜井委員

 病児・病後児保育について、潜在的需要あると思う。どう捉えているか?⇒今後、3施設の拡充を検討していく。施設型の病児保育施設の設置なども検討していく。

山内委員

 建物の所有権などの状況は?⇒建物は10年間のリース中は民間、その後は無償譲渡で運営主体は、辻堂保育園は基幹保育園なので公立保育園。

 子ども・子育て会議の公開状況について、8/10、10/11の公開がされていないが?⇒非公開だったため。

 ※以上、報告とします。


おおや徹

藤沢市のためにがんばります!

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