2016.10.14　「夜景サミット2016 in 藤沢」

　10月14日　13:00より、江の島ヨットハウスにおいて、「夜景サミット2016 in 藤沢」が開催され、参加しました。主催は、（一社）夜景観光コンベンションビューロー・藤沢市／共催、ぴあ株式会社／特別協力、（公社）藤沢市観光協会・江ノ島電鉄株式会社。
　
　夜景サミットは、日本全国の夜景観光活性化に取り組む行政、民間企業が一堂に会する場として開催するもので、今回で8回目を迎えます。目的は、夜景の観光資源価値、夜景資源活用の事例共有、夜景資源で地域活性化をめざす担当者レベルの交流、各地連携における新たな夜景商品造成の可能性の追求などです。

　本日は3部構成で、第一部は鈴木市長の開会宣言で始まり、（一社）夜景観光コンベンションビューロー「丸々もとお」代表理事の主催者あいさつ、藤沢市の中峯経済部長から、藤沢市の夜景観光の取り組み状況について報告をしました。

　次に、夜景観光のケーススタディとして、札幌市の取組／東部タワースカイツリーの取組／九十九島パールリゾートの取組／ハウステンボスの取組／西武園ゆうえんちの取組について、関係者より報告がされました。どの施設も様々な取組をしていて、サミット全体で共有できたことは意義があったと思います。引き続き、日本郵政（株）の切手デザイン担当の方から、日本の夜景シリーズの切手について、紹介がされ、特設の売り場が設けられました。

　次に、2016年度「日本夜景遺産」新規認定について発表・授与式が行われました。新規認定は8か所で、合計212か所となりました。新規認定は次の通りです。【自然夜景遺産】①静岡県日本平／②大分県中津市の八面山／【施設型夜景遺産】③スカイツリー展望台／④あべのハルカス展望台／【ライトアップ夜景遺産】⑤東京の丸の内イルミネーション／⑥長野県飯山市のいいやま灯篭まつり／⑦熊本市の熊本暮らし人まつり みずあかり／【歴史文化夜景遺産】⑧秋田県の横手の雪まつり。

　次に、新たな「夜の美しい灯台ランキング」が発表され、ベスト3が表彰されました。ベスト10は付きの通りです。
1位　藤沢市の江の島灯台シーキャンドル
2位　香川県の通称赤灯台
3位　山口県の角島灯台
4位　長崎県の大瀬崎灯台
5位　千葉県の犬吠埼灯台
6位　横浜マリンタワー
7位　石川県の旧福浦灯台
8位　大阪の旧堺灯台
9位　神戸港旧信号所
10位　千葉県の飯岡灯台

　続く第2部は懇親会。江の島サムエルコッキング苑内、江の島シーキャンドルサンセットテラスで行われ、参加者同士の名刺交換・意見交換などがされました。富士山も望め、江の島開催の意義が発揮できました。
　懇親会の最後に、シーキャンドルのライトの色合いがニューアルされるとのことで、その点灯式が行われました。どのようにリニューアルされたか、良く分かりませんでしたが、とっても綺麗でした。今後は、ライトアップが本格化されるので楽しみにしてほしいと思います。

　今回の「夜景サミット」に参加して、全国の様々な自治体や民間施設が共同して活性化に取組んでいる事、夜景の取組を競い合っていること、他の取組をいかに取り入れるかなど、本当に真剣に取り組んでいることが分かりました。また、灯台のランキングや日本夜景遺産に多くの場所が登録されていることも、初めて知り、大変有意義でした。経験を議会で活かしていきたいと思います。なお、次回の夜景サミットの開催地は、栃木県足利市です。
　
　写真は、開会宣言する鈴木市長、主催者あいさつする丸々氏、「夜の美しい灯台ランキング」1位で表彰される天野江ノ電社長、シーキャンドルサンセットテラスでの懇親会の様子、新たなシーキャンドルのライトアップ。