生活保護費の不適切支出157万円戻る!

 9月5日に新聞報道された件について動きがありました。この事案は、2013年1月~8月までの間、鍼灸治療費として10ケース分19件、計1,572,500円の支出について、内部調査、治療院への聞き取りなどを行った結果、不当な支出と認められたとのことです。9月5日の本会議の説明では、支出した者の特定に至っていないが、4月の事件と合わせて警察に捜査を委ねたいとの事でした。

 新たな動きがでて、本日、各派代表者会議で報告がされました。市からの報告によると、匿名の投書が生活援護課に届き、その内容は、執務室内の金庫やキャビネットの周辺に注意を向けさせるものでした。9月4日(日)に確認したところ、金庫と壁の隙間から、生活保護費支給袋が19件発見されました。その場で弁護士に相談したところ、警察に相談するよう指示を受けました。翌日の9/5に、生活援護課長立会いのもと、警察官が開封したところ、不適切な支出と認められる額と一致する、1,572,500円を確認したということです。今後は、原因者を特定するための内部調査を継続するとともに、刑事告発に向けて、具体的な調整を進めているとのことです。

 ここで、1つ疑問が生じます。9月4日に開封はしていないとしても、19の生活保護費支給袋が発見されています。しかし、本会議の説明では、匿名の投書の件や支給袋の発見について触れていません。更に、5日の本会議が再開されたのは15時で、その後休憩に入り、次に再開されたのは17時20分です。そこまでに警察官により開封され、確認できていなかったのか?いずれにしても、19の支給袋が発見されていることは報告ができるはずです。なぜ、説明がされなかったのか大変疑問です。
 


おおや徹

藤沢市のためにがんばります!

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