2015.11.13 湘南地方市議会議長会「議員研修会」

 11月13日 14:00より、平塚市美術館において、湘南地方市議会議長会主催の議員研修会が開催され、参加しました。

 今年の研修会は、「人口減少社会と自治体経営」というテーマで、「福嶋浩彦」中央学院大学教授より講演をいただきました。福嶋氏は、我孫子市議会議員(3期)を経て、1995年38歳で我孫子市長となり、市補助金の公募と市民審査、常設型住民投票条例の制定など、市民自治を理念とした自治体改革に取り組み、3期12年務めました。市長退任後の2010年からは、消費者庁長官を務め、消費者安全法の改正などに取り組まれました。

 地方議員、首長、国の官僚の経験から、人口減少社会における自治体経営をどうしていくべきか、的確な指摘をいただいたと感じました。そのなで、国の仕事に関わった経験から、住民の暮らしを本当に良い意味で変えていくのは地方であり、国ではできない。人口減少の何が問題なのか、今までの仕組みや行動を基本にするから、人口が減っては困る。だから大変だとなる。そうではなく、人口が減り、仕事やお店が減る中で、高齢者は増えていく社会構造の中で、高齢者が買い物や生活、幸せに暮らせるまちづくりに向けて、仕組みや行動を変えていくことが重要。例えば、総合診療医がかかりつけ医となり、介護と連携していく、そのような仕組みが必要となる。

 従来の行政は、市民の要望にあれもこれも実現するというのが基本姿勢であったが、人口減少社会の中では、本当に必要なものに絞らないと、社会の質が高まらない。AもBもから、AかBかへ。Aをやれば、Bは諦める、そこに市民合意が必要となる。それには、徹底して市民起点で物事を考えることが必要であり、市民から選ばれた議員が、市民に代わって、議員間討議で徹底的に議論をし、結論を出していくことが重要である。議会報告会は、その徹底した議論経過・結果を報告するものであり、そこに市民が参加することが本当の議会報告会と考える。

 福嶋氏の講演を聞いて、議員としての役割とあり方について、もっと努力していかないといけないと感じました。そして、藤沢市としては、人口減少に転ずるのは、2030年ころと推計されていますが、人口減少に備えた、仕組みの見直しについて、その頃は関係ないというのではなく、責任を持って取り組まなければならないと感じました。

 以上、報告とします。写真は、開催市として挨拶をする、府川平塚市議会議長と、講演する福嶋教授。

  


おおや徹

藤沢市のためにがんばります!

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