2015.10.21 総務常任委員会視察(宜野湾市)

  今日は、総務常任委員会視察の最終日で、宜野湾市の男女共同参画都市宣言、男女共同参画支援センター「ふくふく」及び、人権育成合流センター「めぶき」を視察しました。

  男女共同参画宣言は、平成21年度の内閣府による、男女共同参画宣言都市奨励事業に採択され、宣言に至ったとのことです。宣言は次の通りです。

  共に輝く「ねたて」の都市・ぎのわん  男女共同参画都市宣言

  古より湧き出る現象宜野湾(じのーん)の水は、大地を潤し、命を育み、豊かな歴史と文化を創ってきました。

  わたしたち宜野湾市民(じのーんちゅ)は、平和を希求し、沖縄の中心地として発展する「ねたての都市・ぎのわん」をに誇りをもち、性別や世代を越えて、共に輝く男女共同参画都市″じのーん″を創るため、次のことを宣言します。

1. わたしたちは、お互いの個性を尊重し、すべての人が一人の人間として大切にされる″じのーん″を築きます。

1. わたしたちは、性別による固定的な役割や習慣にとらわれず、仕事や地域活動、家事、育児、介護の責任を分かち合う、思いやりのある″じのーん″をめざします。

1. わたしたちは、誰でも政治、経済、文化、教育など、社会のあらゆる分野に参画する機会が確保され、共に輝く″じのーん″をめざします。

1. わたしたちは、性と生殖に関する理解を高め、多様な性を尊重しつつ、健康な生活が保証される、安心な″じのーん″を創ります。

1. わたしたちは、過去の悲惨な戦争と軍事基地の脅威という歴史的経験から学んだ平和の尊さを忘れず、恒久平和の発信者としてすべての暴力を否定し、未来へつなぐ地球環境づくりをすすめ、安全な″じのーん″を築きます。

この男女共同参画都市宣言を制定した翌年度に、条例制定を予定していましたが、制定に至らず、改めて制定に向けた取り組みをしているとのことです。宣言後、宜野湾市の女性管理職の登用率は、平成20年度 9.6%/21年度 13.7%/26年度 20%となり、県内11市中、1位となったとのことです。そのことにより、女性の視点での市政運営が図れたこととなります。また、策定から取り組みが不十分な、男女の性の理解と多様な性が尊重される環境づくりを進めていくタイとのことでした。ちなみに、藤沢市には、宣言も条例もありません。

 

 次に、宜野湾市人材育成交流センターと男女共同参画支援センターを視察しましたが、両施設とも、研修室、調理室、講堂などの貸館を行っていました。その中で、特徴的だったのは、「アメラジアンスクール」への支援です。アメラジアンスクールのアメラジアンとは、在日米軍のアメリカンと日本人女性のアジアンの造語で、そこに生まれた子どもたちが、肌の色や言葉がしゃべれないことにより、学校でいじめられ、その子どもたちの教育の場として、この「アメラジアンスクール」が開設され、人材育成交流センターと男女共同参画支援センターの一部をスクールとして提供しているのことでした。私的なスクールへの支援について、課題もありましたが、米軍基地を抱える沖縄独特の課題として、国・県が動いた結果、公的支援に至ったとのことでした。そして、ここで学んだ子どもたちには、普通学級で学んだとみなされるとのことでした。全ての子どもたちが、相手を尊重し、思いやる心を育んで、このような差別によるスクールの存在がなくなることを切に願います。

 写真は、視察を受け入れてくれている宜野湾市職員の方と、男女共同参画支援センター、アメラジアンスクール施設。

  


おおや徹

藤沢市のためにがんばります!

アーカイブ