2015.10.5 決算特別委員会(6日目)~消防費・教育費・公債費以下歳出全部・歳入

 10月5日 9:30より、藤沢市議会決算特別委員会が開催され、10/2に審査できなかった消防費と教育費・公債費以下歳出全部・歳入について、審査を行いました。内容の抜粋は次の通りです。

 なお、13:15~15:30までは、委員長と交代し、議事進行を行いましたので、その時間はメモが取れませんでしたので、一部の質疑は掲載できていませんが、ご理解ください。

 

次に示すのは、平成26年度「主要な施策に関する説明書」に掲載されている 事業名/主な事業/決算額/執行率 です。

 

【消防費】

287. 応急手当普及啓発推進事業費/普通救命講習、上級救命講習の実施・応急手当普及員講習の実施・市内小中学校での応急手当教育の実施/8,197,083円/99.8%

平川委員

 応急普及指導員が地域での要望による講習の時に、訓練用のAED・ダミーを貸してくれなかったが?⇒消防局で保有しているAED・ダミーは、普段の講習を優先している。

 今後の取り組みの考えは?⇒15人以上の講習には、消防局員が出て講習する。応急普及指導員が団体講習の申し込めるようにしていく。

 

288. 消防自動車等整備費/高規格救急車2台・消防ポンプ自動車1台・大型水槽車1台・可搬ポンプ23台・小型動力ポンプ付積載車3台/211,831,365円/99.9%

平川委員

 可搬ポンプ23台は、更新か新規か?⇒東日本大震災を踏まえ、平成25・26年度で、全ての分団に配備したもの。

 各消防施設すべてに消防車・救急車が配置されるのか?⇒救急隊の配置を順次進めてきた。救急隊のない出張所があり、必要性を検証する中で、取り組んでいく。

 

289. 消防救急基地局無線デジタル化事業費/消防救急デジタル無線活動波整備工事・既存指令システム改修委託/1,162,439,300円/100%

290. 六会出張所改築整備事業費/六会出張所、消防団第16分団待機宿舎仮設リース料/15,066,144円/100%

北橋委員

 救急隊の配置の考えは?⇒六会地区は市内平均救急到着時間を平均1分超えているので、必要な機能を備える。

 今後のスケジュールは?⇒具体的には決まっていない。消防局の総合指針に位置付けて取り組んでいく。

 

291. 遠藤出張所新設事業費/地質調査・測量調査・基本設計、実施設計委託/9,434,000円/100%

 

「主要な施策の成果に関する説明書」に掲載のない事業への質疑

神村委員

 本市の消防女性職員の状況は?⇒10/1現在、11人で、全体449人の内、全国平均と同じ2.4%。

 国では消防職員の女性の比率を平成38年度当初で、5%を目標としている。本市の考えは?⇒国と同様の5%を目標とする。そのために、採用試験の受験者を増やすため、就職説明会をし、魅力をPRしていく。

 消防施設を女性対応にすべきだが現状は?⇒通信指令課、南北消防署、鵠沼・明治出張所、救急ワークステーションで女性の仮眠室が整備されている。整備する六会・遠藤出張所には、仮眠室、洗濯、洗面施設を整備する。今後も意見を聞いて環境整備をしていく。

堺委員

 消防・救急出動にかかる経費は?⇒平成26年度決算で、南6,508万円、北4,785万円。火災出動は1件ごとに算出できないが、救急出動は平成24年度で約54,000円/件。

 茅ケ崎市堤の市民は、藤沢の消防かせ出動した方が効率的だが?⇒協定書で定めて、出動している。

 茅ケ崎市から経費の負担はあるのか?⇒茅ケ崎市へ請求できることとなっているが、請求はしていない。

土屋委員

 消防水利について、充足率向上に向けた今後の取り組みは?⇒計画的な防火水槽の設置、消火栓も水道局と調整し、効果的な配置をして、充足率の向上に努めていく。

 新たな津波想定について、浸水域に含まれる消防施設の津波対策は?⇒機能維持が困難な場合は、他の出張所が補完する必要ある。消防総合指針に位置付け、機能確保の具体的計画に取り組んでいく。

 

【教育費】

292. 学校警備関係費/小中特別支援学校55校の機械による警備委託・学校管理ボランティアの配置/21,952,201円/99.2%

神村委員

 学校管理ボランティアの活用について、藤沢型地域包括ケアシステムの中の学校のプラットホーム化を含めて考えるべきだが?⇒学校の役割を明確にしたうえで、活用を検討していく。

 

293. 新入生サポート事業費/新入生サポート講師の配置/25,387,569円/99.4%

294. 教師力向上連続講座事業費/臨時的任用教員及び非常勤講師への講座、研修の実施/7,122,353円/99.3%

295. 学校支援事業関係費/学校と地域をむすぶ役割を果たす学校支援コーディネーター制度実施校を17校から20校に拡大/3,934,363円/98.1%

神村委員

 平成26年度の実施校で開かれた学校づくりの具体的取組は?⇒学校支援コーディネーターが、遠足の見守り・花壇整備ボランティアや地域団体との関係づくりなどを調整し、開かれた学校づくりを進めてきた。

 

296. 人権環境平和教育関係費/人権環境平和教育に関する参考図書を全55校に配布・人権環境平和教育担当者会の開催及び人権教育移動教室の実施/551,727円/97.3%

297. 国際教育推進事業費/外国語指導講師(FLT)による授業支援・日本語指導員の派遣・国際理解協力員の派遣/78,853,544円/99.4%

298. 学校安全対策関係費/防犯ブザーの配布・学校非常通報システムを全55校に配備・スクールガードリーダーの配置/13,059,830円/99.8%

299. 学校教育相談センター関係費/スクールカウンセラーの配置・教育相談・就学相談・相談支援教室/134,062,112円/97.4%

300. 学校図書館管理運営費/学校図書館専門員の配置/38,493,330円/98.8%

301. いじめ暴力防止対策費/いじめ相談ホットラインの運営・いじめ防止プログラム、いじめ防止教室の実施・いじめスクールカウンセラーの配置/12,779,424円/94.3%

平川委員

 学校でのいじめアンケートのとり方を改善すべきだが?⇒自分の意見が書きやすくするための工夫をしてきたが、今後もそのように進めていく。

 

302. 教育情報機器整備事業費/小糸、石川小学校のパイロット校にタブレット端末及び校内LANを整備/3,400,480円/83.3%

303. 特別支援教育運営費/介助員の派遣・特別支援学級、ことばの教室の運営・看護師資格を持つ介助員の派遣/80,605,723円/96.0%

304. 特別支援教育整備事業費/明治小学校特別支援学級のトイレ改修/5,508,000円/93..9%

305. 教育課程推進事業費/社会科資料集「ふじさわ」の作成・プラネタリウム学習利用運営業務委託・校外学習施設の利用補助/11,839,950円/99.6%

神村委員

 社会科資料集「ふじさわ」について、今後、拡充すべきだが?⇒学習指導要領の改定にあわせて、改定ていく。

 

306. 八ヶ岳野外体験教室事業費/八ヶ岳野外体験教室の管理運営・施設修繕費・学校利用送迎バス委託/231,124,253円/99.5%

307. 要保護準要保護児童援助費/経済的理由により就学困難と認められる児童の保護者に対し、学校給食費、学用品費、修学旅行費などの援助/224,464,357円/96.9%

308. 学校施設環境整備事業費(小学校)/大越、辻堂、秋葉台、明治、高砂小学校の空調設置・小学校のトイレ改修・長後小学校の外壁改修/864,021,793円/98.7%

土屋委員

 トイレ・空調整備を前倒しすべきだが?⇒整備はトイレ・空調の他にもあり、バランスを調整し、財政の平準化を考慮し、進めていく。

 

309. 諸整備事業費(小学校)/学校施設の改修整備・体育館の非構造部材点検調査、耐震改修・仮設校舎の賃貸借/255,490,392円/94.2%

土屋委員

 辻堂NTT跡地の開発ある。仮設校舎は好ましくない。新設、学区の見直しが必要だが?⇒再整備計画に合わせて、学区の見直しで解決できるのか検討を進めていく。

 

310. 校務支援システム構築事業費(中学校・特別支援学校)/校務支援システム基盤使用料・校務用パソコン賃借料/68,111,220円/99.9%

神村委員

 システムの導入前後で、教職員の負担の変化状況は?⇒負担感が軽減した分、生徒への指導への関わりが増した。

 

311. 要保護準要保護生徒援助費/経済的理由により就学困難と認められる児童の保護者に対し、学用品費、修学旅行費、社会見学費などの援助/109,042,364円/89.6%

神村委員

 対象者数の推移は?⇒小学校では、平成24年度3,719人/25年度3,605人/26年度3,551人。中学校では、24年度2,065人/25年度2,051人/26年度1,972人。

土屋委員

 申請用紙について、全ての子どもに配布しているが、全員から回収すべきだが?⇒希望者から回収している。必要な人が申請できるよう、学校・学年だよりを活用し、周知徹底していく。

 支給項目について、クラブ活動費を入れるべきだが?⇒別に補助制度があり、実施しているものと考える。

 

312. 教育指導活動費/中学校部活動の充実のための指導員派遣・進路指導の調査研究・吹奏楽用楽器の整備/7,536,960円/95.0%

神村委員

 吹奏楽部の楽器を整備するが、他の部活のものは?⇒課外活動の補助金で整備をしている。

井上委員

 平成26年度、54人を派遣している。何件申請があり、そのうち何件派遣できているのか?⇒学校からの申請に対して、全て派遣できている。

 予算は足りているという事か?⇒近年、60人前後の申請がある。それに対応できる予算としている。

 指導者への報酬・交通費は?⇒月1回、2時間目安で、2日以上の指導で月5,000円を支給している。

 遠征費用もかかる。負担が大きすぎるのでは?⇒月に20日以上の指導者もいる。それでも5,000円。金額の妥当性を検討する必要あると考える。

 全体予算を増やすべきだが?⇒課題と捉えている。来年度以降、どうしていくか検討していく。

 

313. 課外活動関係費/生徒会の活動費、体育祭経費・運動部の大会参加費、ボール、ネットなどの消耗品費・文化部の楽器修繕、楽譜などの消耗品費/44,267,995円/96.1%

神村委員

 関東大会や全国大会への交通費の補助は?⇒出場選手へ上限25万円を補助、楽器の運搬がある場合は30万円。

 保護者の負担を軽減するため、増額すべきだが?⇒団体競技では負担が大きい。進捗状況を検証する中で、予算の範囲内で、上限の引き上げを検討していく。

 

314. 学校施設環境整備事業費(中学校)/滝の沢中学校外壁改修工事・校庭の芝生化推進事業(10校)・校舎の壁面緑化(3校)/132,930,303円/99.7%

神村委員

 芝生化が、運動や授業の妨げになっていないか?⇒影響ない場所を選定している。

 

315. 諸整備事業費(中学校)/非構造部材耐震点検調査(11校)・湘洋中非常用屋外階段設置工事、校舎棟増築設計・明治中学校エレベーター設置/274,899,111円/91.7%

316. 諸整備事業費(特別支援学校)/白浜養護学校の非構造部材点検調査・電話機増移設修繕/2,148,859円/87.5%

317. 学校給食事務費/学校給食調理業務員の人件費・排出される廃棄物の処理費用・食材の放射能濃度測定検査・従事職員の腸内細菌検査/266,872,322円/93.3%

土屋委員

 学校給食の放射能測定の品目を増やすべきだが?⇒今後は、検査品目を時期により、必要に応じて増減させることを検討していく。

 

318. 学校給食費徴収管理費/口座振替に伴う帳票類の印刷・学校給食費管理システム機器賃借料/6,161,285円/74.5%

319. 学校給食食器改善事業費/長後、八松小学校において、アルマイト食器をPEN樹脂食器へ切り換え更新/22,254,084円/97.1%

神村委員

 アルマイト食器の使用校は?⇒明治・辻堂・片瀬小学校。

 ペン樹脂食器の耐用年数は?⇒5~8年。

 リサイクルされるのか?⇒メーカーでリサイクル可能としているが、平成25年度からの使用なので、リサイクルの回収には出していない。

平川委員

 食物アレルギー対策の状況は?⇒平成27年度から色違いの食器で対応する。

 異物混入対策も含めて、食器にふたをすべきだが?⇒アレルギー児童へは、クラスようとは別に調理員が個別に配膳している。今まではラップで覆っていたが、今回、フードカバーを購入し、9月から使用している。フードカバーに名前、学年記入している。

 

320. 学校給食単独校化推進事業費/滝の沢、駒寄小学校の給食調理室の新設(2か年継続事業の2年目)/613,503,367円/99.9%

神村委員

 全校が単独校化となった。不具合で急きょ給食が提供できない場合は、他の学校で対応するのか?⇒どこの小学校でも2校分の能力はない。家庭からの弁当持参となる。

 滝の沢・駒寄小学校の新設2校で、茅ケ崎市からの受託料は?⇒3,843万円。

 

321. 給食室改修工事費/明治、辻堂、秋葉台、高砂小学校の空調設備設置工事・大清水小学校給食調理室新設工事に伴う地質調査、設計委託/75,347,227円/78.8%

322. 中学校給食運営管理費/善行、湘南台中学校における中学校給食の試行に伴う、消耗品購入、委託契約、パソコンの賃貸借/23,750,499円/66.3%

323. 中学校給食施設整備費/善行、湘南台中学校における、中学校給食試行に伴う配膳室の整備/22,635,217円/86.9%

平川委員

 中学校給食の試行について、登録状況は?⇒10/1現在の希望者は、善行中学校で88.9%、湘南台中学校で94.9%。

 実際に注文している状況は?⇒1度でも注文した生徒は、善行中学校で63.1%、湘南台中学校で64.3%。喫食率は、9月までで、34.8%。

 今後、どう進めていくのか?⇒今年度に試行校を3校増やす。その中で、来年度以降の実施計画を立てていく。南部方面への拡大については、別業者か調理場が必要となることが課題。

土屋委員

 中学校給食について、自校方式にすべきだが?⇒デリバリー方式を継続していく。

 

324. 生涯学習推進事業費/藤沢市生涯学習大学の運営/5,147,794円/95.6%

325. 生涯学習表彰費/生涯学習特別貢献表彰用記念品/368,120円/66.3%

326. 学校・家庭・地域連携推進事業費/学校・家庭・地域連携推進協議会に委託し、15の地域協議会で各種地域活動を実施/5,494,743円/98.6%

327. 歴史的建造物維持活用費/「旧三觜八郎右衛門家住宅」の維持管理・公開/4,402,146円/97.5%

328. 郷土文化推進費/旧東海道藤沢宿案内誘導サイン設置(2か年事業の1年目)・ふじさわ宿交流館設計、地質調査、埋文確認調査委託/56,409,480円/95.9%

329. 東海道シンポジウム藤沢宿大会開催費/東海道シンポジウム藤沢宿大会開催準備に対する負担金・プレイベント開催経費/4,989,626円/99.8%

330. 公民館運営業務費/公民館の運営経費、事務経費/133,941,557円/92.6%

神村委員

 公民館運営のあり方検討会で、指定管理者制度の導入も検討されたのか?⇒協議したところ、行政施策との連携する必要があり、直営が望ましいという結果となった。

 

331. 公民館整備費/村岡公民館の冷温水発生機更新工事/17,280,000円/100%

332. 総合市民図書館市民運営費/NPO法人への辻堂、湘南大庭図書館の運営委託/136,443,273円/98.4%

333. こども読書活動推進事業費/ブックスタート事業の実施・推薦絵本のリーフレットの作成、配布・子ども読書活動推進計画改定に向けたアンケート/5,116,667円/94.3%

334. 辻堂市民図書館整備事業費/地下照明改修工事/10,540,800円/89.1%

335. 文化行事費/市立小学6年生対象に「こころの劇場」に招待・郷土芸術文化推進事業補助金・(仮称)アートスペース湘南活用、運営委員会の開催/3,932,000円/98.5%

336. (仮称)アートスペース湘南整備費/(仮称)アートスペース湘南の内装設備工事、展示用消耗品、パート賃金/32,570,546円/97.0%

337. (公財)藤沢市みらい創造財団芸術文化事業関係費/音楽事業、演劇事業を行う、みらい創造財団への助成、支援の実施/79,846,000円/88.5%

神村委員

 市民オペラについて、市民が気軽にみられるように、低廉な価格設定にすべきだが?⇒2/27に蝶々夫人を招致する。予算の範囲の中で、なるべく安く設定していく。

 

338. 文化振興基金積立金/図書館発展のための寄付金・郷土文化振興のための寄付金・文化芸術振興のための寄付金/136,956,665円/99.9%

339. ビーチバレー大会開催関係費/第28回ビーチバレージャパン、第5回湘南藤沢カップ全国中学生ビーチバレー大会(大会負担金)/9,997,101円/99.9%

340. (公財)藤沢市みらい創造財団スポーツ事業関係費/小学生体力テスト測定員の派遣・藤沢市駅伝競走の開催/29,602,000円/100%

341. スポーツ施設整備費/天神スポーツ広場整備に伴う、現況測量、基本設計、実施設計・葛原スポーツ広場野球場2面化整備に伴う基本構想/13,417,632円/66.0%

土屋委員

 大清水スポーツ広場は、平成28年度から使用できなくなるのか?⇒横浜湘南道路の整備に伴い、国から要請があり、平成28年4月から5年間、球技場・野球場・多目的広場が利用できなくなる。

 代替え地の状況は?⇒当面、既存施設の活用、市施設以外の借用などで、代替施設を確保していく。

 国からの要請が原因なので、他市へも国から申し入れるべきだが?⇒国から他市へ働きかけるよう、申し入れをしている。

 

「主要な施策の成果に関する説明書」に掲載のない事業への質疑

神村委員

 スポーツ振興基金について、財源は?⇒湘南藤沢市民マラソンへの寄付金。

 寄付をもっと普及させるべきだが?⇒オリンピック・パラリンピックに関して、市民の機運の高まりを踏まえた寄付が必要。効果的な手法を検討していく。

 藤沢型地域包括ケアシステムの構築に向け、学校教室の開放の方向性は?⇒学校運営・管理に支障のない範囲で有効活用することは必要。

 修学旅行の費用について、保護者の負担軽減に向けた取組状況は?⇒旅行代理店の企画・手数料の引き下げ、学校へ宿舎や交通費の見直し、旅行業者選択時の保護者の関わりなどで、多くの学校で費用の値下げができた。

 今後の考えは?⇒今後も、旅行代理店や学校に働きかけて、低料金をめざしていく。

土屋委員

 職場体験について、平成25年度で11校で自衛隊を体験先とした。平成26年度の状況は?⇒8校。

 やめるべきだが?⇒今後も多くの職場から選択できるようにしていく。

 図書館の資料収集について、蔦屋の図書購入が報道されていた。資料の収集について、どうしているのか?⇒職員による委員会を経て収集している。

 図書館の体制の充実図られているのか?⇒正規職員と図書館業務員がいる。職員の資質向上に努め、体制を充実していく。

 図書館の指定管理者制度導入の考えは?⇒総合図書館と南市民図書館と11市民図書室は直営。今後については、外部有識者、市民などによる、これからの図書館検討委員会で検討を進めている。

 

※重要

 脇委員が、質疑において、藤沢市教育委員長の行っている行為について追及しました。概要は次の通りです。

 藤沢市教育委員会としては、小学校や中学校の学区について、学区を超えて別の学校に就学させることは基本的に認めていません。ただし、転居に伴う場合、兄妹・姉妹が別々の学校になってしまう場合など、いくつかのケースは認められます。そして、特に厳格にしているのは、強い部活動を求めることを目的とした学区外への就学(越境)です。これは、過去にあった部活動における行きすぎた指導(体罰)を二度と繰り返さないためにも、重要な位置づけとなっています。

 しかし今回、脇委員が指摘したのは、教育委員長自らが、そのルールを破り、学区外、しかも、市外である茅ケ崎市立の中学校に、部活動のために、自分の子どもを入学させているということです。これは、藤沢市の教育理念に反することです。

 そして、最も問題なのは、そのために生活実態のないところに住民票を異動していると指摘していることです。これが事実なら、住民基本台帳法第3条3項に違反している状況です。脇委員も強調していましたが、教育委員は議会の同意人事であります。私も同意をしました。しかし、その時に、このような行為をするとわかっていたら、もちろん同意などしません。

 脇委員の指摘に対して、藤間副市長が次のような答弁をしました。市長が議会に同意を求めた時点では、今回の指摘のような事実はなかった。本市では、就学指定校の事務は適切に行われている。指摘の経緯について、市として事実関係を確認したい。そのうえで、必要であれば、本人に対して一定の判断を求めていく。と答弁しました。人事に同意した立場からも、今後の市の対応を注視したいと思います。

 

【公債費以下歳出全部】

堺委員

 実質収支について、昨年度より60億円減額ているが?⇒歳出の増加が、歳入の増加を上回ったため。

北橋委員

 予備費の7,500万円は、何に使ったのか?⇒台風被害への施設修繕、火葬場の空調、災害弔慰金。

 

【市税】

【地方譲与税以下歳入全部】

※歳入の質疑については割愛します。

以上、報告とします。



おおや徹

藤沢市のためにがんばります!

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