2015.9.30 決算特別委員会(3日目)~総務費(続き)・環境保全費・民生費

 9月30日 9:30より、藤沢市議会決算特別委員会が開催され、昨日の総務費の続きから、審査を行いました。内容の抜粋は次の通りです。

 なお、13:20~15:25までは、委員長と交代し、議事進行を行いましたので、その時間はメモが取れませんでしたので、一部の質疑は掲載できていませんが、ご理解ください。

 

次に示すのは、平成26年度「主要な施策に関する説明書」に掲載されている 事業名/主な事業/決算額/執行率 です。

 

【総務費】(徴税費以下、昨日からの続き ※昨日の質疑も含む)

52. 市税収入確保対策事業費/電話催告、訪問催告業務委託/30,052,842円/85.8%

武藤委員

 民間事業者に委託しているが課題は?⇒納付勧奨の訪問時に、オートロックが多くコンタクト率の向上が課題。4月に業者が変更することも継続性から課題。

 今後も同様に取り組んでいくのか?⇒継続していく。

土屋委員

 差し押さえについて、実情に応じた対応となさっているか?⇒財産を調査し、生活実態にを把握したうえで行っている。

 

53. 社会保障・税番号制度導入事業費/番号制度対応のシステム改修業務委託費/167,344,000円/100%

神村委員

 システム改修のスケジュールにオーバーライト適用とあるが、どういう事か?⇒既存のシステムを上書きするもの。

 それは一般的な手順なのか?⇒国の示す手順。

 かかる経費は妥当なのか?⇒他市との単純比較はできない。国のガイドラインに基づき要件を定めているので妥当と考える。

 

54. 従事者報酬手当等(衆議院議員選挙)/第47回衆議院着医選挙に係る人件費/53,426,556円/71.3%

55. 選挙公営関係費(衆議院議員選挙)/第47回衆議院議員選挙に係る、ポスター掲示、選挙公報、入場整理券等の経費/38,842,708円/85.8%

井上委員

 ポスター掲示板について、高くて貼れないところがある。設置場所を工夫すべきだが?⇒努力していく。

堺委員

 投票率向上に向けて、18歳へのアプローチへの考えは?⇒模擬投票などが検討されている。国や県の動向を見ながら、県、教育委員会と連携して意識向上を図っていく。

 

56. 選挙事務費(衆議院議員選挙)/第47回衆議院議員選挙に係る選挙事務経費/19,836,384円/59.5%

57. 防災施設等維持管理費/防災行政無線、MCA無線の維持管理・耐震性飲料用貯水槽の維持管理・防災備蓄資材の整備・地区防災マップの作成/49,039,542円/85.1%

井上委員

 テレドーム通信について、災害時に電話は使えない。有料化も含めて、新年度に向けた考え方は?⇒緊急情報を伝えることが重要。防災無線の補完システムを様々用意している中の1つ。通話料が発生しているが、無料のメルマガでも基本料金などがかかっている。スマホ版アプリも開発している。

堺委員

 段ボールベットの検討状況は?⇒5月に段ボール製造事業者などと災害時協定を結んだところ。

 整備状況は?⇒72時間で大量生産ができるため、備蓄の必要がない。サンプル展示用を配置している。

 奥田公園、湘南台駐車場が遺体収容施設になっているが、秩父宮体育館を収容施設にすべきだが?⇒メインアリーナが3階のため、指定から除外している。秋葉台体育館は、北部方面にの遺体安置施設として検討していく。

北橋委員

 地域防災マップは全地区にあるのか?⇒平成8年度から作成をはじめ、毎年2地区、作成・更新している。各地区2~3回目の更新時期となつている。

神村委員

 耐震性飲料用貯水槽の市内設置状況は?⇒14地区で各1基の計画で、藤沢西部を除く13地区で14基設置している。

 14基のうち3基の点検だが、何年で点検が一回りするのか?⇒6年程度。

 

58. 地域防災支援事業費/避難行動要支援者名簿の提供、更新/5,329,304円/64.2%

神村委員

 執行率が減しているが?⇒新たに名簿の同意を得る必要があり、郵送料を29,000人分で予定したが、名簿受領分だけ、18,680人に送付したため、執行残となったもの。

 今後の平時の名簿提供率の向上の取り組みは?⇒13地区の自治会・町内会の会議に出て、取り組み事例を説明している。個別の説明を求められれば対応していく。

武藤委員

 現状を把握して、何が課題と捉えているか?⇒名簿管理の問題、人手が足りないなどが主な課題と聞いている。アンケートも実施しながら、現状分析をしていきたい。

 アンケートの内容は?⇒名簿管理の仕方、どの程度の取り組みができているか、個人ごとの避難支援プランの有無など。

 同意をしていない人の状況は?⇒6割が同意、2割が同意せず、2割が返信がない。

脇委員

 鵠沼地区の自治会への名簿の提供について、市側は出来る範囲で構わないというが、自治会側は助けられなかったら責任を負えないと思いに溝がある。市の認識は?⇒溝は多少なりともあると認識している。鵠沼地区においては、市民センターが中心となり、説明会の他に、防災に関わる関係者による検討会議を開催し、1年をかけて丁寧な対応をした結果、名簿提供を各自治会にお願いしていくことの了解を得たところ。

 個別の対応をするとのことだが、個別対応の結果、名簿提供できたのか?⇒個別対応の依頼があった自治会については説明後、名簿提供ができた。一方で、取り組みに消極的な自治会は、個別対応の投げかけを拒否される状況もある。

 名簿提供100%をめざすなら、この部分が解消しないと難しい。なぜ、溝が生じていしまうのか、なぜ、名簿提供に至らないのか分析し、これまで以上の取り組みが必要だと思うが?⇒受領できない理由の分析が必要。説明会を継続し、市民センター・公民館、防災危機管理室、福祉総務課など、関係する組織が連携して、取り組みに消極的な自治会のバックアップ体制を構築していく。 

土屋委員

 市民センター・公民館の防災担当職員に対する支援が必要だが?⇒関係課職員が必要な支援をしている。

 消防OBを活用すべきだが?⇒消防OB含めた体制を検討している。

 支援ガイド動画の活用状況は?⇒市民センター・公民館で19件の貸し出し、福祉総務課で4件、計23件の貸し出しあった。

 

59. 防災設備等整備事業費/防災備蓄倉庫の新設、更新、資機材の整備・村岡東2丁目防災広場の整備・片瀬山プール跡地防災備蓄拠点の整備/199,528,208円/82.2%

堺委員

 下藤が谷ポンプ場における津波避難施設整備の検討状況は?⇒ポンプ場躯体の耐震性から、敷地内にデッキ状の施設が妥当。設置場所を協議している。

 浜見山ポンプ場での検討は?⇒具体的な検討はしていない。浜見山ポンプ場だけでなく、市営住宅も含めて、避難場所の確保をしていく。

北橋委員

 保存食の賞味期限の考えと防災倉庫の雨漏りなどへの対応は?⇒更新度や点検で不良ある場合は入れ替える。倉庫の点検は訓練や危機管理室で点検し、雨漏りあれば修理している。

武藤委員

 避難所運営ゲームhugについて、研修スケジュールをたてて取り組むべきだが?⇒hugと同様のクロスロードというものもある。研修を進めていく。

脇委員

 防災ラジオの不感地域の状況は?⇒モニター調査でも問題なかったが、一部建物の内部においては、聞きずらい状況となる可能性がある。この場合は、外部アンテナやケーブルテレビへの接続器具を用意してもらう必要がある。現在稼働している4,500台の防災ラジオの内、そのような必要が生じたのは50件程度。

 接続器具の対応はどうなっているのか?⇒外部アンテナやケーブルテレビへのコードなど、サンプル品を無償で貸与しており、機能の確保ができている。

土屋委員

 村岡東2丁目に防災広場ができた。武田薬品に近いが大丈夫なのか?⇒問題ない。

 津波想定が変わったが、津波避難マップや津波シミュレーションCGの改定の考えは?⇒引き続き活用し、今後、避難訓練を踏まえて修正していく。CGは、市民理解に役立てたもので、地域防災計画の更新が優先。

 感震ブレーカーについての補助、コミュニティ施設への設置を進めるべきだが?⇒木造住宅の密集地区がないので、補助制度は考えていない。感震ブレーカの存在を市民に周知していく。

 

60. 防災行政無線(固定局)デジタル化事業費/デジタル化更新工事・防災行政無線(固定局)の賃借料/286,260,840円/100%

北橋委員

 デジタル化の計画は?⇒264の子局を平成24年度~32年度でデジタル化する。新庁舎整備に伴い、親局の移設があり、整備計画の再調整をする。

 

「主要な施策の成果に関する説明書」に掲載のない事業への質疑

井上委員

 庁舎管理費について、庁内電話に不具合があったが、どう把握しているか?⇒市民が民間ビルに入っている課に電話したところ、20回コールしても出なかったという事があったと把握している。複数回線がある課において、1回線しか空いていないときに、職員が掛けるのと、市民が掛けたのが同時な場合に、このように状況が生じることがわかった。

 改善したのか?⇒専門回線を引くことは考えていないが、事象を共有し、改善していく。

 他の課でも起こりうるのか?⇒可能性あるが、同様の回線形式で、保健所は10年が経過するが、不具合は起きていない。状況を把握しながら対応していきたい。

 ふるさと納税について、返礼品の考えは?⇒各地で実施しているふるさと納税の流れに乗るのは難しい。藤沢に適した寄付のあり方を検討していく。

土屋委員

 小規模簡易登録制度について、活用率向上の取り組みは?⇒契約事務の簡素化などで活用率向上を図ってきている。説明会、研修会などで意識向上をしていく。

 藤が岡2丁目の再整備について、PFIを導入すべきでないが?⇒公共施設再整備基本方針の中で、手法の1つとしている。PFIの可能性も含めて検討していく。

 地域市民の家について、指定管理をやめて、市が直接責任を持つべきだが?⇒運営委員会と市で委託契約をしてきた。平成17年度から、運営委員会連絡協議会を指定管理者とした。今後も公設市民運営としていきたい。

 市民活動推進センターについて、18時以降に帰るとき、暗くて階段が分かりにくいとのことだが?⇒エレベーターから帰るように案内している。

神村委員

 湘南パスポートセンターでのパスポートの発券状況は?⇒藤沢市・茅ケ崎市・寒川町合計で、21,241件。藤沢市61.4%、茅ケ崎市34.6%、寒川町4.0%。

 費用の負担割合は?⇒2市1町で協定している。前前年度の発券実績を按分している。

 

【環境保全費】

61. 地球温暖化対策関係事業費/太陽光システムへの補助・燃料電池システムへの補助・電気自動車の普及促進/44,183,518円/70.8%

神村委員

 太陽光発電について、国の固定価格買い取り単価の状況と補助件数減との関係をどう分析しているか?⇒平成24年度1Kwh当たり、42円/25年度38円/26年度37円/27年度33円。補助単価が減していること、3.11以降の動向が落ち着いたこと、国・県の助成がなくなったこと。

 今後の補助制度をどうしていくのか?⇒温室効果ガス削減に効果があるため、来年度も補助を継続していく。

堺委員

 雨水貯留槽について、今後、補助件数を増加する必要あるが?⇒様々な手法で周知していく。

 

62. 環境啓発推進事業費/環境フェアの開催・エコライフハンドブック概要版の全戸配布・環境ポータルサイトの運営管理/5,595,671円/90.2%

63. 緑地保全事業費/市有する山林、緑地、特別緑地保全地区の維持管理・保存樹林奨励金/102,185,929円/89.7%

神村委員

 緑地の下草刈りについて、日本大学との連携の考えは?⇒日大とは、自然環境実態調査で連携しているが、大学側から話があれば、検討していく。

 

64. みどりいっぱい推進事業費/公共施設などの草花の植付管理業務委託・緑化普及啓発ポスターコンクール、学校花壇コンクール/10,046,735円/90.0%

65. 建物緑化事業費/建物緑化への助成・緑のカーテンの設置、普及・建物緑化賞の実施/2,904,681円/44.3%

神村委員

 緑のカーテンについて、市民へのインセンティブの考えは?⇒交付金のほか、無料でゴーヤ・フウセンカズラの種を配布している。建物緑化大賞を設け表彰している。

 今後、どうしていくのか?⇒来年度10年目になるので、助成のあり方を検討していく。

 

66. 緑地保全協働事業費/市内20カ所の緑地の草刈り、間伐・里山保全ボランティア養成講座の開催・市内ビオトープ地の調査、管理/4,600,000円/100%

67. 自然環境共生推進事業費/既存ビオトープの維持管理・ビオトープ管理者養成講座の開催・自然環境実態調査概要報告書の発行/5,925,082円/94.3%

68. 石川丸山緑地保全事業費/石川丸山緑地の維持管理・里地里山保全事業の活動団体への支援/1,469,115円/85.0%

69. 緑地取得費/片瀬山5丁目緑地事業用地の取得/739,218,025円/100%

70. 川名緑地保全事業費/川名緑地の取得/21,040,767円/52.6%

71. 市民農園運営費/市民農園の運営に要する経費/29,740,622円/92.4%

神村委員

 3年目で更新される。今後、どうしていくのか?⇒ニーズが低い農園は統廃合、緑の広場への転換を検討していく必要ある。料金については、現行水準を維持していく。高齢者などへの減免について、福祉部門と連携して、12月には方向性を報告したい。

 

72. 緑地改修事業費/金子の森法面防護工事に伴う実施設計負担金/6,363,630円/96.3%

73. 不法投棄防止等対策費/看板設置、監視カメラ、夜間監視業務委託・ボランティア清掃への支援・1日清掃デーの実施/8,701,543円/89.9%

74. 生活環境美化推進費/路上喫煙禁止区域内での巡回指導、喫煙所の管理・夏期の海岸における深夜花火の巡回指導/17,850,088円/99.3%

神村委員

 路上喫煙禁止区域の効果は?⇒藤沢駅では、禁止前の平成19年度の喫煙率1.3%が平成22年度には0.04%と効果があった。

 今後の対応は?⇒オリンピックを踏まえ、公共性の高い14駅周辺を禁止区域に指定し全駅に拡大する。

堺委員

 受動喫煙の課題ある。対応策は?⇒北口サンパール、南口ロータリーの喫煙所は人の動線に配慮し、移設の手続きを進めている。

 オリンピックに伴い、喫煙に特化した条例が必要だが?⇒具体的方策について、検討していく。

 

75. 交通安全団体等活動推進費/交通安全推進団体への助成・交通指導員の委嘱・学童等交通誘導員の配置/8,149,985円/94.3%

76. 交通安全教育指導費/各種交通安全教室の実施・各種研修会の実施/12,209,379円/97.5%

神村委員

 子どもの自転車運転について、スタントマンによる啓発イベントをすべきだが?⇒9/5に高谷小学校で250人の参加のもと実施した。今後も、市内各地で取り入れていきたい。

武藤委員

 道交法改正され、交通安全教室で取り組み強化したか?⇒マナーアップを目的としてチラシを配布した。

 自転車の右側通行が多い。看板など、注意喚起すべきだが?⇒特に多い状況あれば、効果的な手法を検討していく。

 

77. 防犯対策強化事業費/携帯電話を利用した防犯対策システム運営・防犯カメラへの設置補助・安全、安心ステーションへの運営補助/29,400,036円/92.5%

神村委員

 防犯カメラへの補助について、今後のあり方は?⇒他市での補助より充実している。他市の状況を踏まえて検討していく。

 安全・安心ステーションの今後の方向性は?⇒活動の広がり、担い手の固定化がある。運営団体と意見交換し、より効果的な活動ができるよう、取り組んでいく。

堺委員

 携帯電話を活用した防犯対策システム運営事業について、今後も随意契約で進めるのか?⇒これまでの経過を踏まえ、今後のあり方、契約方法を検討していく。

 複数の補助金対象の安全・安心ステーションについて、賃貸料の補助をどうしていくのか?⇒施設補助について、一元化を平成28年度を目途に検討を進めている。

 

78. 安全・安心まちづくり対策会議事業費/地域安全マップ指導員養成講座の開催・江の島周辺夜間パトロール他、パトロールの実施/1,251,360円/88.4%

堺委員

 藤沢駅周辺の客引きについて、体感治安向上に向けた今後の取り組みは?⇒警察の巡回パトロール、自治会のパトロールなど、抑止のパトロールを引き続き取り組んでいく。

 

79. LED型防犯灯設置推進事業費/市内の防犯灯約10,000灯をLED型/213,761,754円/100%

80. 水質汚濁防止費/公共用水域の水質調査/23,831,583円/85.2%

神村委員

 立ち入り指導について、違反した事業者の状況と指導の状況は?⇒平成26年度は立入り149件で、排水基準違反3件あり、原因調査と対策を指示し、報告を受けて、文書指導、改善報告書を提出させている。対策内容を確認している。

81. 大気汚染防止費/大気汚染常時監視測定、二酸化炭素測定の実施・ベンゼン等有害大気汚染物質モニタリング調査業務委託/32,403,896円/80.3%

82. 微小粒子物質(PM2.5)機器整備費/測定機器整備費/8,888,400円/72.8%

83. 公害関係分析費/公共用水域、大気、地下水、土壌などの分析/18,443,517円/93.5%

84. 公害防止事務管理費/マイクロフィルム自動検索システム賃借料・環境啓発事業、環境関係協議会事務/8,457,643円/93.9%

85. 合併処理浄化槽設置助成事業費/合併処理浄化槽への設置補助/5,709,274円/44.3%

 

「主要な施策の成果に関する説明書」に掲載のない事業への質疑

堺委員

 海岸美化関係費について、かながわ美化財団へ負担金3,400万円出しているが、バーベキューの不法投棄を処理している。負担金の目的ではないが?⇒今年のGWでは、片瀬東浜大橋下に300kg、西浜に2,000kgのごみが放置された。東浜にはごみ箱無く、西浜にはごみ箱2つある。ごみ箱を撤去した結果、放置はなくなった。ごみ箱設置のあり方を検討していく。

 

【民生費】

86. 民生委員活動費/民生委員児童委員への報酬/63,148,441円/99.5%

武藤委員

 民生委員確保の状況と取り組みは?⇒高齢化率の上昇に伴う負担増しており、定数を増やして負担の軽減を図る。継続して活動できる環境を整備する。研修や意見交換、民生委員活動のPRなどをしてく。

 

87. 社会福祉協議会関係費/藤沢市社会福祉協議会への補助金/127,670,629円/98.6%

88. 生きがい福祉センター業務関係費/生きがい福祉センターの管理運営/38,629,410/99.2%

89. シルバー人材センター事業会計助成費/シルバー人材センターへの運営補助金/43,157,000円/100%

平川委員

 シルバー人材センターについて、就業機会の拡充の取り組みは?⇒職域の拡大、企業訪問などに取り組んでいく。

 

90. 生きがい福祉センター施設整備費/生きがい福祉センター建て替え工事/114,460,400円/99.6%

91. 愛の輪福祉基金積立金/寄付金・利子収入/12,077,720円/93.1%

92. 愛の輪福祉基金事業費/ボランティア団体への助成(166件)/8,537,660円/77.5%

土屋委員

 高齢者に対する訪問美理容店のサービスの実績は?⇒1回2,000円を助成。142人へ案内し、28人が利用した。

 事業者の負担が大きい。支援拡充すべきだが?⇒美理容組合の協力によるもの。意見を聞いて進めていく。

 

93. 社会福祉総務事務費/中国残留邦人への支援・行旅病人、行旅死亡者等に対する援護事務/17,909,195円/68.7%

武藤委員

 福祉総合相談業務について、相談を受けるスキルアップをどうしていくのか?⇒相談者の話を丁寧に聞くことが重要。何を求めているのか把握し、適切なサービスにつなげるように対応していく。

 

94. 介護人材育成支援事業費/介護人材育成事業としての研修受講料助成・特養等を運営する法人に資格取得などに係る経費の一部を助成/8,589,608円/78.8%

95. 地区ボランティアセンター運営費/地区ボランティアセンターの運営費、施設賃料などへ補助金を交付/9,155,000円/93.7%

堺委員

 地区ボランティアセンターについて、11カ所あるが、運営上の課題と担い手不足の状況は?⇒ボランティアセンターの認知度が低いのでニーズが少ないところ、一方でニーズが多く支援者不足のところもある。担い手不足は中心メンバーの高齢化の課題ある。まずは、人材の育成・発掘で、社協などと取り組んでいく。

 新総合事業に手を挙げるボランティアセンターはあるか?⇒一部のボランティアセンターでは、介護保険以外の団体のため難しいが、今後、新総合事業の中で、新たな意向を聞いていく。

 

96. 成年後見制度等推進事業費/ふじさわあんしんセンターへの人件費補助・成年後見制度利用支援事業/30,565,295円/95.3%

北橋委員

 後見人の不正への対応は?⇒不正が疑われる場合は、家庭裁判所に連絡する。

 

97. 生活困窮者自立支援促進モデル事業費/「バックアップふじさわ」の設置・就労準備、家計、学習相談支援モデル事業委託/16,657,665円/98.0%

土屋委員

 相談を受けて生活保護につながったケースは?⇒5か月で、146件の相談あり、生活援護課へ20件つなげ、生活保護の受給に至ったのは17件。

 

98. 地域ささえあいセンター事業費/地域ささえあいセンター整備への補助/3,382,000円/100%

99. 障がい者福祉手当/特別障がい者手当・障がい児福祉手当・障がい者福祉手当/369,641,840円/99.4%

100. 心身障がい者介護手当/心身障がい者介護手当/20,748,000円/97.9%

101. 学園等運営委託費/太陽の家しいの実学園、藤の実学園、体育館の管理運営委託/166,999,000円/100%

102. 障がい者等医療助成費/障がい者への医療費助成/1,639,620,707円/92.5%

103. 障がい者等歯科診療事業運営費/障がい者の歯科診療を藤沢市歯科医師会に委託して実施/147,730,300円/100%

脇委員

 委託から補助金になると、サービスの低下が懸念される。歯科医師会との協力体制どうなるのか?⇒現在、協定を結んでいる。協定に基づき運営協議会を作っている。継続して、実施できるよう、協定を見直し、充実していく。

 

104. 障がい者等福祉タクシー助成事業費/重度障がい者の行動範囲の拡大、社会参加に向けた福祉タクシー券の交付/139,568,420円/98.6%

105. 障がい者就労支援事業費/湘南地域就労援助センターへの運営費助成/17,462,000円/100%

平川委員

 湘南地域就労援助センターの新規就労の実績と定着率は?⇒平成24年度29人で定着率65.5%/25年度35人で定着率62.8%/26年度32人で定着率87.5%。

脇委員

 来年4月から精神障がい者が雇用率に算定される。社会的理解を広めることが重要だが?⇒障がいの理解の啓発を進めていく。

 

106. 心のバリアフリー推進事業費/心のバリアフリーハンドブックの作成・講習会の実施/2,255,000円/100%

脇委員

 心のバリアフリーハンドブックについて、障がい者差別解消法が4月に施行される。医学モデルから社会モデルとなる。改定の考えは?⇒2年に1度改定している障がい者の概念が変わってきているので、改定時に取り入れていく。

 

107. 介護給付費等事業費/施設等における入通所サービス・居宅等における福祉サービス・障がい児通所支援・グループホーム運営費助成/5,059,350,360円/97.8%

108. 地域生活支援事業費/移動支援事業・地域活動支援センター運営費助成・日常生活用具の給付・日中一時支援事業・障がい者相談事業/617,451,861円/94.7%

109. 自立支援医療事業費(育成医療)/育成医療の給付/2,390,264円/32.1%

110. 鵠沼駅エレベーター設置助成事業費/江ノ電(株)が実施する鵠沼駅エレベーター整備事業への補助/16,666,000円/100%

111. 老人クラブ助成費/老人クラブへの運営費補助・老人クラブ連合会への補助/9,352,400円/95.6%

112. 敬老会等事業費/敬老会の実施・敬老祝金品の贈呈/27,570,551円/91.1%

113. いきいきシニアセンター業務委託費/やすらぎ壮、湘南なぎさ壮、こぶし壮の管理運営/222,776,330円/100%

114. いきいきシニアセンター施設整備費/こぶし荘浴室等濾過装置改修工事/21,457,605円/99.8%

115. 湘南すまいるバス運行事業費/老人福祉センター(いきいきシニアセンター)の無料巡回バスの運行委託/30,952,910円/99.9%

土屋委員

 運行ルート、行き先を拡充すべきだが?⇒これまでも要望受け、見直しをしてきた。今後も、利用状況や意見を踏まえて、改善、充実に取り組んでいく。

116. 養護老人ホーム湘風園施設整備助成金/2市1町で設立した養護老人ホーム「湘風園」の施設整備に負担金を交付/15,290,403円/85.4%

堺委員

 今後の施設整備の検討状況は?⇒平成25年度から、湘南広域都市行政協議会で検討を進めてきた。基本構想策定に向け、検討を進めていく。

 

117. 生活支援型サービス事業費/介護保険非該当の65歳以上の在宅要援護者へホームヘルパーを派遣・片瀬しおさい壮の光熱水費/15,055,167円/100%

118. 紙おむつ支給事業費/紙おむつ支給業務委託/23,963,263円/97.8%

堺委員

 紙おむつ支給について、平成24年度に見直した内容は?⇒所得要件を設けた。

 今後の方向性は?⇒申請手続きの簡素化、更なる周知、おむつの種類を21種類をどうしていくか検討していく。

 

119. 緊急通報システム事業費/緊急通報用装置の購入、受信センター機器の賃借・社会福祉法人9カ所に受信センター機能を委託/67,775,127円/97.2%

120. 高齢者虐待防止対策事業費/専門相談窓口による相談対応・高齢者虐待防止ネットワーク会議の開催・高齢者虐待防止冊子の配布/7,488,612円/98.5%

武藤委員

 高齢者虐待について、施設職員への啓発をすべきだが?⇒介護施設従事者が正しい知識を持ち、虐待がないようにしなければならない。研修の機会を設けて、啓発をしていく。

 

121. 福寿医療助成費/100歳以上の高齢者に対する医療費助成/13,243,266円/100%

122. 高齢者いきいき交流事業費/はり、きゅう、マッサージ、公衆浴場、公設スポーツ施設等で利用できる助成券の交付/168,784,894円/97.2%

武藤委員

 いきいき交流事業の対象年齢70歳からを引き下げるべきだが?⇒今のところ考えていない。

堺委員

 助成券の利用率が37%と低い。今後の利用率向上の取り組みは?⇒ニーズを把握し、高齢者の健康増進に資する施設での利用を検討していく。

 今後、高齢化が進み、事業費の増加が見込まれるが?⇒対象施設の拡大が必要性、事業費増しているが、介護予防を目的としているので、医療費の減が見込まれる。他の事業を含めて総合的に検討していく。

 

123. 高齢者保健福祉計画改定事業費/高齢者保健福祉計画、介護保険事業計画策定支援業務委託・策定委員会の開催/6,665,200円/97.5%

124. 介護老人保健施設建設助成費/介護老人保健施設整備に対する補助金/80,000,000円/100%

125. 地域介護・福祉空間整備推進事業費/認知症高齢者グループホーム1施設、小規模多機能型居宅介護1施設他、開設準備経費を助成/33,998,000円/86.6%

126. 臨時福祉給付金/臨時福祉給付金の支給/624,065,000円/80.5%

127. 地域子育て支援センター事業費/子育て支援センターの運営/46,761,604円/99.8%

堺委員

 年々利用者数が増えている。個別相談の内容と傾向は?⇒自分の子育てが正しいのか、子どもの健康相談、子どもの体重が増えない、食事を食べてくれない、言葉の発達、感情のコントロールなどの相談がある。

 特に心配なケースは?⇒育児がつらい、子どもが可愛いと思えない、1人の時間がほしいなど。その中に、発達の遅れ、虐待が疑われるケースがある。

 その場合の対応は?⇒関係機関につないでいく。その後も、生活全般を把握し、継続支援をしていくる。地域の集いの広場でも、子育て支援センターにつないでいる。

 

128. つどいの広場事業費/鵠沼、善行、藤が岡、中里つどいの広場の運営/16,329,950円/99.4%

129. 子育て情報ネットワーク事業費/「子育てネットふじさわ」の更新、管理、運営・子育てメール配信ソフトの保守/2,693,520円/99.9%

堺委員

 今後、子育てネットふじさわをどうしていくのか?⇒子どもを持つ保護者が、より親しみやすいホームページになるよう、利用者の声を聞いて充実させていく。

 

130. 子ども青少年関係費/「藤沢市子ども・子育て支援事業計画」の策定・子育て応援メッセの開催/13,213,392円/85.4%

131. 幼児二人同乗用自転車購入費助成事業費/幼児二人同乗用自転車の購入に対する助成(購入費の1/2 上限3万円)/11,886,000円/99.1%

132. ファミリー・サポート・センター事業費/ファミリー・サポート・センター事業の運営委託/17,855,738円/99.6%

133. 子育て短期支援事業費/ショートステイ、トワイライトステイの委託/7,915,990円/99.3%

134. 児童手当費/児童手当の支給(延べ児童数672,892人)/6,983,290,000円/95.5%

135. 児童扶養手当費/児童扶養手当の支給(延べ児童数45,156人)/1,129,509,430円/94.1%

136. 小児医療助成費/小学6年生までの入通院、中学生の入院に係る医療費の助成/1,674,708,137円/96.8%

平川委員

 中学校卒業まで拡大すべきだが?⇒国・他市の動向を注視しつつ、現行維持していく。

 小児医療証のサイズをカードサイズにすべきだが?⇒県内統一なので、難しい。

 

137. 母子家庭等自立支援給付金事業費/高等技能訓練促進給付金の支給/21,620,764円/81.5%

138. ひとり親家庭等医療助成費/18歳まで(一部20歳未満)の児童がいるひとり親家庭に対し医療費を助成/222,935,688円/90.3%

139. ひとり親家庭日常生活支援事業費/支援員の派遣/2,773,882円/93.4%

140. 市立保育所運営費/市立保育園16園の運営/274,649,822円/97.6%

141. 市立保育所整備費/しぶやがはら保育園建設工事に伴う設計委託(継続事業)/25,169,800円/100%

142. 法人立保育所運営費等助成事業費/法人立の認可保育所に対する保育所運営委託・湘南C-X内保育所用建物賃借料/1,542,143,391円/97.3%

143. 法人立保育所施設整備助成事業費/法人立保育所の新設整備に対する助成・村岡保育園の老朽化に伴う再整備用地の取得/642,491,000円/44.8%

土屋委員

 待機児童の状況は?⇒平成26年4/1で、258人。入所保留は1,265人。

 入所保留の解消をめざすべきだが?⇒保育所整備計画に基づき希望に応えられるように努めていく。

 

144. 認定保育施設等補助事業費/認定保育施設の運営費補助/38,022,811円/93.1%

145. 認定保育施設等保育料助成費/認可保育所に3か月以上入所できず認可外保育施設を利用している児童の保護者へ助成/48,160,000円/85.7%

146. 藤沢型認定保育施設補助事業費/一定の条件を満たしている認可外保育施設を藤沢型認定保育施設として運営費の補助を実施/53,069,000円/97.9%

147. .認定保育施設等認可化促進事業費/認可外保育施設から認可施設、認定こども園への移行をめざしている施設に対して補助金を交付/153,772,520円/77.8%

148. 保育士等処遇改善臨時特例事業費/保育士等の処遇改善に取り組む法人立保育所に対する経費の助成/61,581,000円/99.3%

武藤委員

 具体的にどのくらい処遇改善できたのか?⇒法人30施設に助成した結果、平成26年度、平均月額で常勤が8,300円、非常勤が5,900円改善された。

 今後は?⇒25・26年度の特例だが、今年度からの新制度の中で、公定価格に加算されているので、処遇改善が図られていくと考える。

 

149. 幼稚園等就園奨励費補助金/園児の保育料を減免する幼稚園の設置者に対する減免額の補助/830,432,018円/95.5%

土屋委員

 補助金を拡充すべきだが?⇒国では幼児教育の無償化を段階的に予定しているので、注視していく。

 

150. 幼児教育振興助成費/市内の私立幼稚園等に対して、園具、教材費への補助・健康管理事業経費の補助/20,721,400円/97.6%

151. 幼稚園等預かり保育推進事業費/幼稚園における預かり保育に要する経費の助成/15,025,000円/44.4%

152. 家庭的保育事業費/さくら保育室、KIRA☆KIRA☆ROOM、ばんび保育室、ちゅうりっぷ保育室の家庭的保育者への委託/24,997,659円/94.4%

堺委員

 家庭的保育について、自園調理の課題があると思うが?⇒新制度前から意見交換し、課題対応の協議をしている。

 連携施設からの搬入課題と調理の考えは?⇒連携施設からの搬入は衛生面の課題ある。状況に応じた対応をしていく。

 

153. 子ども・子育て新制度関係費/子ども・子育て支援新制度施行に伴う新システムの構築・保育コンシェルジュ事業/56,458,984円/97.9%

堺委員

 保育コンシェルジュ導入で、見えてきた課題と今後の考えは?⇒相談は増えているが、入所できるかフォローが課題。継続支援が必要と考える。

 

154. 放課後児童健全育成事業費/市内39の児童クラブの運営委託・児童館5館、児童館内児童クラブの管理運営委託/424,787,952円/99.3% 

北橋委員

 放課後子ども教室の整備の考えは?⇒放課後の児童の居場所も必要で、青少年問題協議会と協議を進めている。

 

155. 少年の森事業費/土地の一部取得・土地賃借料・施設修繕/73,009,590円/89.0%

156. 地域子供の家等整備事業費/村岡子供の家の建設に伴う設計委託、地質調査委託/13,478,400円/83.0%

157. (公財)藤沢市みらい創造財団青少年事業関係費/青少年会館、少年の森、地域子供の家、SL広場の管理運営委託・青少年事業の委託/236,767,881円/99.9%

158. 子ども・若者育成支援事業費/「湘南・横浜若者サポートステーション」及び、「ユースワークふじさわ」と連携した支援/9,837,560/99.8%

159. 青少年施設台風被害復旧等対応費/台風18号に伴う少年の森の施設修繕/6,366,956円/100%

160. 児童虐待防止対策事業費/児童虐待の相談機関業務の実施/21,307,716円/99.2%

堺委員

 重いケースの状況は?⇒一時保護が必要な場合には、児童相談所に依頼。相談354件のうち児童相談所へは49件あった。うち8件は重篤なケースだった。

 

161. 養育支援訪問事業費/家庭における児童の養育について、支援が特に必要な家庭に対して、専門的支援を実施/4,272,008円/78.2%

162. 子ども発達支援事業費/発達障がい児等支援者養成事業・子どもサポートファイル、子ども成長記録ノートの配布・保護者、支援者向け啓発事業/1,324,800円/95.9%

脇委員

 幼稚園で入学前に気になる子どもを面接で落とし、幼児教室にくるケースある。そこへの支援あるのか?⇒幼児教室、幼稚園からの電話相談日を設けて対応している。相談の内容によっては、出向いて対応する。

 

163. 子育て世帯臨時特例給付金給付事務費/対象者への申請書の送付、コールセンター設置業務委託/48,235,070円/90.5%

164. 子育て世帯臨時特例給付金/消費税の引き上げに伴い、子育て世帯臨時特例給付金を支給/457,350,000円/93.3%

165. 自立支援推進事業費/生活保護受給世帯の子どもの健全育成支援として子ども支援員を配置・就労支援相談員の配置/5,611,174円/81.6%

166. 生活保護扶助費/生活保護法に基づく、生活扶助費を支給(3,954世帯、5,554人)/9,503,445,385円/98.3%

土屋委員

 生活保護について、住宅扶助基準が7月に改定されたが内容は?⇒限度額が単身46,000円が41,000円に/2~6人世帯59,800円が、2人世帯49,200円、3~5人世帯53,000円、6人世帯57,000円に/7人以上71,800円が64,000円となつた。

 家賃が支払えなくなり、引っ越しが必要となる。福祉事務所としてどう対応していくのか?⇒経過措置により、生活状況によっては、従来基準が適用される。

 以上、報告とします。


おおや徹

藤沢市のためにがんばります!

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