2014.11.7 横浜弁護士会との懇談会

 11月7日 9:30より、横浜弁護士会との懇談会が、藤沢市議会議場で開催され、出席しました。

 懇談会は、横浜弁護士会からの要望と意見交換が行われました。弁護士会からの要望事項は次の通りです。

1.藤沢簡易裁判所への家庭裁判所出張所の併設について

 現在、藤沢市には、市役所の隣に簡易裁判所がありますが、離婚や相続といった、家事に関する裁判については、受け付けておらず、横浜の関内に行かなければならない状況にあります。弁護士会としては、藤沢市民が、横浜までいかないで藤沢において、相談や裁判ができるように、家庭裁判所出張所の併設を求めています。ついては、藤沢市議会から、国に対して、要望してもらえないかとの要望でありました。

 具体的には、意見書や決議となりますが、確かに、藤沢市民が横浜まで行って手続きをしている現状からすれば、弁護士会の要望の通り、改善が必要と考えます。横浜弁護士会と調整をする中で、今後の対応を検討していきたいと考えます。

2.裁判所予算の増額について

 家庭裁判所出張所の併設には予算が必要です。国家予算に対する裁判所予算の割合は、0.3%程度と低いため、予算割合を増やすように要望がされました。私は、予算割合はあまり関係ないと思いました。裁判所で、どのような体制が必要なのか?そのためには、どのくらい予算が必要なのか?という視点が必要です。今回、弁護士会の説明では、国家予算に対する裁判所費用の割合が少ないとのことでしたが、割合を主張するのであれば、国家予算が削減されれば、裁判所予算も削減していいですとなります。あくまで、必要な体制と、それに必要な予算を求めるべきと思いました。

 以上の要望に対して、意見交換を行いました。今後、具体的な対応が出てくると思いますので、その段階で、改めて報告したいと思います。


おおや徹

藤沢市のためにがんばります!

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