2014.8.20　第29回　藤沢市幼稚園大会

　8月20日　14:00より、藤沢市私立幼稚園協会主催による、第29回　藤沢市幼稚園大会が開催され、来賓として出席しました。大会は、第1部の式典と第2部のオペラ歌手によるコンサートの2部構成でした。式典では、永年勤続表彰として、勤続10年以上（4名）と勤続5年以上（17名）の合計21名の表彰がされました。

　会長の挨拶の中に、5年以上勤続することは大変だが、最も大切な時期が幼児期であり、未来の藤沢を担う子どもたちのために、頑張ってほしいとありました。毎年思うのですが、永年勤続の期間が5年以上ということに違和感があります。今はなくなりましたが、藤沢市役所でも永年勤続表彰は15年からでした。5年で表彰するという事は、それだけ、離職率が高いという事だと思います。昨年の表彰者は合計33名で、今年は21名ですし、今回の表彰でも5年以上の17名に対して、10年以上は4名とずいぶん少ないと感じます。どういう理由で辞めるのか？辞めざるを得ない課題や問題があるのか？毎年思うことですが、いつか理由を聞いてみたいと思います。　

　会長や来賓の方々の挨拶に、人を思いやる心を育むのためにも、幼稚園の幼児教育は大変重要とありました。私も、もちろんそう思います。ここのところ、16歳、17歳の少女が殺されたり、死体を遺棄したりと、無残なニュースが報じられています。いったい被害者に何があったのか？加害者に何があったのか？このようなことを考えると、人を思いやる心が、幼少期の教育により、つくられるのであるとすれば、本当に大事な役割を幼稚園は担っていると考えます。