2014.6.9 本会議(2日目)~質疑・採決・付託

 6月9日 10:00より、本会議(2日目)が開催され、本会議初日に議案の説明がされていますので、質疑、採決、委員会付託などがされました。内容の抜粋は次の通りです。

 

議案第2号 工事請負契約の締結について(新庁舎建設に伴う既存庁舎解体工事)

 この議案は、新庁舎建設に伴う既存庁舎解体工事の工事請負契約を次の通り締結するものです。

(1)契約の相手先

  熊谷組・田中建設工業共同企業体

(2)工事の概要

  本館・東館・第1~第4庁舎・職員会館・防災倉庫・公用車車庫・連絡通路等の解体、処分など。

(3)契約金額

  4億3,156万8千円

(4)工期

  2015年(平成27年)6月30日 しゅん工予定

加藤(なを子)議員

 追加工事が懸念されるが?→変更契約の可能性は低いが、JRとの協議で、負担金の発生がある場合もある。

 歩行者、自転車の安全確保は?→南北に幅員3mの通路を確保。交通整理員を配置し、自転車は押し歩きとして安全を確保する。

 近隣住民への説明は?→平成26年3月に開催した。今後も、周知看板、広報などで周知していく。

 解体に伴うコンクリートガラは、市内処分か?→神奈川県からの申し入れで、県指定の工場で処理する。

 建築時の図面はあるのか?→ある。

 アスベストの状況は?→本館1階トイレの吹付けにアスベストがある。法に基づき対処していく。

 植栽について、伐採の内容は?→JR側の藤は残すが、それ以外は伐採する。

 市民への活用できないか?→様々な課題あり、難しい。

原田議員

 新たな庁舎について、めざす将来像は?→人口推計は2030年まで増加予定で、行政需要は高まる。人や環境に優しく、市民に親しまれることをコンセプトに建設する。将来の変化にも柔軟に対応できるものにしていく。

 建築について、人が集まらない。オリンピック後に建設を延期する自治体もある。コスト比較をしているのか?→現計画では188億円の建設費で、資材の高騰、人件費のアップなどで34億円増加した。建設コストの縮小については、9月議会に報告する。また、オリンピック後への延期については、民間ビルの賃借を7年先延ばしすることとなるので、コスト面でも、先延ばしは考えていない。

 この議案は、全会一致で可決されました。

 

議案第3号 工事請負契約の締結について(防災行政無線デジタル化更新工事)

 この議案は、防災行政無線のデジタル化更新工事の工事請負契約を次の通り締結するものです。

(1)契約の相手先

  沖ウィンテック株式会社南関東支店

(2)工事の概要

  防災行政無線の設置及び、既設防災行政無線の撤去。

(3)契約金額

  2億7,324万円

(4)工期

  2015年(平成27年)2月27日 しゅん工予定

柳沢議員

 デジタル化にする背景と今後の予定は?→平成16年に総務省により、法の改正があり、出来る限りデジタルに移行することとなったため、アナログからデジタル化するもの。平成24年度、親局と子局2か所、25年度、子局62か所、今回の43子局と合わせて、残りの157か所を早期に対応していく。

 今後も、沖ウィンテックとなると思うが、登録業者が57社あるが1社に決まった。入札は有効なのか?→条件付き一般入札の結果、入札参加者が1社となったもので、公平性は確保されている。

 この議案は、全会一致で可決されました。

 

議案第4号 工事請負契約の締結について(藤沢市生きがい福祉センター新築工事(建築))

 この議案は、生きがい福祉センター新築工事の工事請負契約を次の通り締結するものです。

(1)契約の相手先

  ミヤマ建設・スリーエム共同企業体

(2)工事の概要

  生きがい福祉センター新築工事、鉄骨造2階建て、建築面積452.21㎡。

(3)契約金額

  3億672万円

(4)工期

  2016年(平成28年)1月29日 しゅん工予定

 この議案は、全会一致で可決されました。

 

議案第5号 工事請負契約の締結について((仮称)藤沢駅北口第2自転車等駐車場新築工事(建築))

 この議案は、(仮称)藤沢駅北口第2自転車等駐車場新築工事の工事請負契約を次の通り締結するものです。

(1)契約の相手先

  湘南営繕協会・湘南アーキテクチュア共同企業体

(2)工事の概要

  自転車等駐車場の建築、延べ床面積1996.41㎡、自転車900台、ミニバイク200台、合計1,100台。

(3)契約金額

  2億6,136万円

(4)工期

  2015年(平成27年)2月27日 しゅん工予定

土屋議員

 一時利用と定期利用の割合は?→8~9割は定期利用。残りを一時と考えている。

 一時利用と定期利用の料金設定は?→市が上限設定し、指定管理者がその範囲内で定める。9月議会で条例改正をしていく。

 廃止となる、2か所の無料駐輪場の利用状況は?→平成25年11月で、朝日町294台、原付等86台/大道東369台、原付等99台/計468台。

 無料駐輪場を、どちらか残すべきだが?→無料駐輪場は、盗難などの課題ある。公平な受益者負担を考慮し、廃止していく。

 無料駐車場の利用状況を考えると、新規駐輪場のキャパで足りるのか?放置自転車が増えるのでは?→藤沢駅北口の放置自転車、無料駐輪場の利用状況などを踏まえて、1,100台としているので、放置自転車は増えないと考える。

 無料駐輪場の廃止後の土地利用の考えは?→朝日町は、土地所有者に返還。大道東は、まちづくりに寄与する土地利用を検討する。

 この議案は、全会一致で可決されました。

 

議案第6号 工事請負契約の締結について(辻堂駅南海岸線道路改良工事)

 この議案は、辻堂駅南海岸線改良工事の工事請負契約を次の通り締結するものです。

(1)契約の相手先

  三和工業・綾建設共同企業体

(2)工事の概要

  辻堂駅南口駅前広場の舗装、施設整備など。

(3)契約金額

  2億844万円

(4)工期

  2015年(平成27年)3月13日 しゅん工予定

脇議員

 同族企業のJVとなっているが、公平性について、市の見解は?→同族企業でも特別な法的禁止事項はない。入札制度に求められる公平性は大切なもの。今回の件については、公正性・公平性の問題はないが、今後も、公平性を保っていく。

 この議案は、全会一致で可決されました。

 

議案第7号 工事請負契約の締結について(柄沢特定土地区画整理事業関連雨水調整池整備工事)

 この議案は、柄沢特定土地区画整理事業関連雨水調整池整備工事の工事請負契約を次の通り締結するものです。

(1)契約の相手先

  戸田建設・湘南営繕協会・湘南アーキテクチュア共同企業体

(2)工事の概要

  調整池の基盤整備、施設整備、管路工事など。

(3)契約金額

  19億3,968万円

(4)工期

  2016年(平成28年)6月17日 しゅん工予定

 この議案は、共産党が反対しました派が、賛成多数で可決されました。

 

議案第8号 工事請負契約の締結について(消防救急無線活動波デジタル化工事)

 この議案は消防救急無線活動波デジタル化工事の工事請負契約を次の通り締結するものです。

(1)契約の相手先

  NECネッツエスアイ株式会社神奈川支店

(2)工事の概要

  消防・救急無線における260メガヘルツ帯デジタル方式を構築する。

(3)契約金額

  9億2,880万円

(4)工期

  2015年(平成27年)3月13日 しゅん工予定

柳沢議員

 デジタル化する背景は?→総務省により、平成15年に法改正がされ、現行の150メガヘルツのアナログについては、平成28年度までが期限となったため、260メガヘルツのデジタル化を行うもの。

 今後も、沖ウィンテックとなると思うが、有効なのか?→入札可能37社に確認したうえで、結果1社となったもので、有効である。

 この議案は、全会一致で可決されました。

 

議案第9号 市道の認定について(鵠沼901号線ほか10路線)

 この議案は、開発等により、新たに市道の認定するもの。

 この議案は、建設経済常任委員会に付託されました。

 

議案第10号 市道の廃止について(鵠沼橘389-3号線ほか2路線)

 この議案は、不要になった市道を廃止するもの。

 この議案は、建設経済常任委員会に付託されました。

 

議案第11号 和解について

 この議案は、昭和32年から、鎌倉市、茅ケ崎市、神奈川県競輪組合と共同して、川崎競輪場を借り上げて実施していた競輪事業から、平成12年度をもって撤退したことにより、川崎市に発生した損失に対して、補償し和解をするもの。

(1)和解の内容

 藤沢市が、川崎市に対して、和解金として、3,983万1,145円を支払う。

 この議案は、全会一致で可決されました。

 

議案第12号 藤沢市市税条例の一部改正について

 この議案は、地方税法の一部改正に伴い、法人市民税法人割の税率を引き下げ、固定資産税の課税標準特例割合を規定し、軽自動車税の税率を引き上げる等、所要の改正をするもの。

 この議案は、総務常任委員会に付託されました。

 

議案第14号 藤沢市職員の配偶者同行休業に関する条例の制定について

 この議案は、地方公務員法の一部改正により創設された、配偶者同行休業の運用に関し、必要な事項を定めるもの。

 この議案は、総務常任委員会に付託されました。

 

議案第15号 藤沢市職員の自己啓発等休業及び修学部分休業に関する条例の一部改正について

 この議案は、藤沢市職員の配偶者同行休業に関する条例を制定することに伴い、自己啓発等休業における休業期間の延長の承認について、配偶者同行休業と同様とするため、所要の改正をするもの。

 この議案は、総務常任委員会に付託されました。

 

議案第16号 公益的法人等への藤沢市職員の派遣等に関する条例の制定について

 この議案は、公益的法人等への一般職の地方公務員の派遣等に関する法律の規定に基づき、必要な事項を定めるもの。

 この議案は、総務常任委員会に付託されました。

 

議案第17号 外国の地方公共団体の機関等に派遣される藤沢市職員の処遇等に関する条例の一部改正について

 この議案は、公益的法人等への藤沢市職員の派遣等に関する条例を制定することに伴い、派遣等に係る職員間の処遇の均衡を図るために所要の改正をするもの。

 この議案は、総務常任委員会に付託されました。

 

議案第13号 藤沢市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の一部改正について

 この議案は、地方公務員法が改正され、地方公共団体の長が公表すべき事項として、職員の休業が追加されたため、所要の改正をするもの。

 この議案は、全会一致で可決されました。

 

議案第19号 藤沢市消防団員の退職報償金に関する条例の一部改正について

 この議案は、消防団員等公務災害補償等責任共済等に関する法律施行令の一部が改正され、共済基金から市町村に支払われる消防団員退職者報償金の額が引き上げられたことに伴い、本市消防団員の退職報償金の支給額を改定するもの。

 この議案は、全会一致で可決されました。

 

議案第20号 藤沢市火災予防条例の一部改正について

 この議案は、消防法施行令が改正され、火を使用する器具、及びその使用に際し、火災の発生のおそれがある器具の取り扱いに係る基準が追加されたことに伴い、所要の改正をするもの。

 この議案は、全会一致で可決されました。

 

議案第18号 藤沢市片瀬東浜駐車場条例の制定について

 この議案は、藤沢市片瀬東浜駐車場の供用を開始するため、必要な事項を定めるもの。

 この議案は、建設経済常任委員会に付託されました。

 

議案第21号 平成26年度藤沢市一般会計補正予算(第2号)

 この議案は、国庫補助事業に新規採択された事業、総事業費や補助額に変更があった事業、その他、緊急性があり、年度内に事業の執行が必要な事業などを補正するもの。

 補正額は、10億1,936万4千円で、補正後の一般会計は、1,328億7,266万4千円となり、一般会計と特別会計の総額は、2,536億9,898万2千円となります。補正の概要は次の通りです。

【総務費 (補正額 1億5,924万7千円)】

1. 市民センター整備費 9,790万2千円

 鵠沼市民センターの耐震補強工事、及び屋外階段、屋上転落防止フェンス等の設置を行うもの。

2. 六会センター改築事業費 5,884万5千円

 六会市民センター本館及び、消防出張所の建設工事、体育棟改修工事を行うもの。

3. コミュニティ助成事業補助金 250万円

 エスタテラ湘南台自治会に対して、組立テント、折りたたみテーブル、インバーター発電機等の購入費を補助するもの。

【民生費 (補正額 3億6,869万円)】

4. 地域介護・福祉空間整備推進事業費 3,927万円 (新規事業)

 国の「地域介護・福祉空間整備等施設整備交付金及び地域介護・福祉空間整備促進交付金実施要綱」に基づき、地域密着型サービス事業の円滑な開設に向け、施設の開設準備に要する設備経費について助成を行うもの。補助対象は次の通り。

(1)社会福祉法人いきいき福祉会 (定期巡回・随時対応型訪問介護看護) 1,029万円

(2)有限会社 ナースケア  (定期巡回・随時対応型訪問介護看護) 1,029万円

(3)シニアウイル株式会社 (複合型サービス) 309万円

(4)セントケア神奈川株式会社 (認知症対応型共同生活介護) 1,080万円

(5)セントケア神奈川株式会社 (小規模多機能型居宅介護) 480万円

5. 法人立保育所施設整備助成事業費 2億4,910万3千円 (繰越明許)

 湘南大庭地区に認可保育所を整備する設置運営法人に対して補助金を交付するもの。

(1)設置運営法人 社会福祉法人喜寿福祉会

(2)名称 (仮称)グリーンキッズ湘南ライフタウン

(3)定員 90名

(4)特別保育 一時預かり(10名)

(5)開所予定 平成27年6月

6. 少年の森事業費 6,407万2千円

 少年の森用地として賃借している土地の一部(1,428㎡)を取得するもの。

7. 地域子供の家等整備事業費 1,624万5千円

 村岡子供の家の新たな施設を建設するため、地質調査及び設計を委託するもの。

【衛生費 (補正額 1億8,119万5千円)】

8. 最終処分場整備費 1億8,119万5千円 (継続費)

 葛原第二最終処分場の上部整備工事を平成26年度、27年度の2か年で実施するもの。

【農林水産業費 (補正額 1億465万4千円)】

9. 有機質資源再生センター運営事業費 9,592万円

 家畜排せつ物を戸別処理する、残りの2戸の家畜農家のうち、事業計画が確定した農家に対して、施設整備に要する経費を助成するもの。

10. 畜産経営環境整備事業費 356万3千円

 畜産経営における生産性や周辺の環境衛生の維持向上を図るため、畜舎、家畜排せつ物処理設備等の改修、更新等を行う畜産農家に対して、補助するもの。

11. 農業用水路等改修事業費 517万1千円

 亀井野灌水施設組合の井戸掘削工事に対して助成するもの。

【商工費 (補正額 1億4,407万9千円)】

12. 商店街経営基盤支援事業費 458万6千円

 商店街の安全・安心な買い物環境を確保するため、街路灯LED化、防犯カメラ設置にかかる費用の一部を助成するもの。

13. 観光施設整備費 1億3,949万3千円

 江の島、稚児が淵レストハウスの解体及び新築工事を行うもの。

【土木費 (補正額 4,861万円)】

14. 指定道路図等整備事業費 2,620万円

 建築基準法に基づき、特定行政庁が指定した道路に関する情報管理の適正化を図るため、指定道路図及び指定道路調書の電子データを作成、保存するもの。

15. 村岡地区都市拠点総合整備事業費 500万円

 村岡・深沢地区の総合交通戦略の策定を委託するもの。

16. 善行長後線街路新設事業費 1,741万円

 未整備区間に位置するゴルフ練習場について、継続交渉に必要な補償額算定のための建物調査を行うもの。

【教育費 (補正額 1,288万9千円)】

17. 教育課程推進事業費 58万円

 本市が、「かながわ学びづくり推進地域研究委託事業」の対象となったことから、研究推進校(善行小学校・善行中学校)において、実践研究(講演会開催、研究書籍購入など)を行うもの。

18. 八ヶ岳野外体験教室事業費 1,230万9千円

 八ヶ岳野外体験教室におけるバス送迎委託料について、国のバス料金見直しに伴い、新たな運賃・料金制度に移行したため、増額をするもの。

 この議案は、補正予算常任委員会に付託されました。

 

報告第1号 藤沢市情報公開条例の運用状況について

 この報告は、同条例の規定により、平成25年度における情報公開請求等の状況について、報告がされたもので、利用者は6,685人、公開請求件数204件、情報提供件数6,103件でした。

 

報告第2号 藤沢市個人情報の保護に関する条例の運用状況について

 この報告は、同条例の規定により、平成25年度における開示請求等の状況について、報告がされたもので、開示請求は120件で、内承諾68件、一部承諾36件、拒否13件、却下1件、取り下げ5件でした。

 

報告第3号 継続費繰越使用の報告について(平成25年度藤沢市一般会計)

 この報告は、学校給食単独校化推進事業費における、滝の沢小学校及び駒寄小学校の給食調理室新築校について、平成25年度~26年度の2か年の継続事業で、9,876万4,617円を平成26年度に繰り越すことが報告されたものです。

 

報告第4号 継続費繰越使用の報告について(平成25年度藤沢市下水道事業費特別会計)

 この報告は、不動前排水区雨水管渠築造工事(その2)については、平成24年度~26年度の3か年の継続事業で、8,486万円を平成26年度に繰り越すこと。また、大六天排水区雨水管渠築造工事については、平成25年度~27年度の3か年の継続事業で、3,276万8,600円を平成26年度に繰り越すことが報告されたものです。

 

報告第5号 繰越明許費繰越使用の報告について(平成25年度藤沢市一般会計)

 この報告は、平成25年度一般会計の8事業について、年度内に完了しないため、平成26年度に繰り越すことが報告されたものです。なお、繰越額の総額は、5億9,469万3,740円。

 

報告第6号 繰越明許費繰越使用の報告について(平成25年度藤沢市北部第二(三地区)土地区画整理事業費特別会計)

 この報告は、区画整理事業における、4件の街路築造工事、8件の造成工事について、平成26年度に1億2,300万円を繰り越すもの。また、補償費は、20戸の建物移転補償費、4億1,970万円を繰り越すことが報告されたものです。

 

報告第7号 繰越明許費繰越使用の報告について(平成25年度藤沢市柄沢特定土地区画整理事業費特別会計)

 この報告は、区画整理事業における7件の工事、2億621万6,440円を繰り越すことが報告されたものです。

 

報告第8号 繰越明許費繰越使用の報告について(平成25年度藤沢市介護保険事業費特別会計)

 この報告は、消費税引き上げに伴うシステム改修について、改修に期間を要するため、397万512円を平成26年度に繰り越すことが報告されたものです。

 

報告第9号 事故繰越し繰越使用の報告について(平成25年度藤沢市一般会計)

 この報告は、江の島稚児が淵船着場岸壁等を整備する工事において、連年になく海が荒れ、条件の悪い日が続いたため、年度内に完了することが出来ず、1,445万4千円を平成26年度に繰り越すもの。また、遠藤葛原線新設事業の移転補償において、大雪の影響があり年度内に完了することが出来ず、944万8千円を平成26年度に繰り越すことが報告されたものです。

 

報告第10号 予算の繰越使用の報告について(平成25年度藤沢市下水道事業費特別会計)

 この報告は、国の経済対策による国庫補助金を活用するため、工事を前倒しし、平成25年度2月補正としたため、十分な工期が取れず、南部処理区管渠建設事業で3件、9億7,603万4,263円、辻堂浄化センター建設事業で1件、7,530万円、新市街地下水道建設事業で4件、3,204万1,640円を平成26年度に繰り越すことが報告されたものです。

 

 次の報告第11号~18号までは、藤沢市が出資している法人について、平成26年度の事業計画、歳入歳出の予算等が示されました。内容については、割愛します。 

報告第11号 藤沢市民会館サービス・センター株式会社の経営状況について

報告第12号 一般財団法人藤沢市開発経営公社の経営状況について

桜井議員(報告14を除く12~18まで)

 職員の人件費について、独自の給与システムの取り組み状況は?→財団に対して、独自の給与制度の検討を要請した。

 人事給与制度の見直しは積み残し課題。収益を上げていく中で、職員の給与を削減する。職員のモチベーションは下がる。今後の考えは?→給与制度の構築に向けて、実情に即した制度にしてほしい。効果額を活用し、職員のスキルアップや資格取得につながるよう工夫していく。 

柳沢議員

 他会計に特定寄付とあるがその内容は?→平成26年4月1日より、一般財団となったことにより、これまでの協定に基づく負担は終了。今後は、毎年度2億3,000万円を60年間、計138億円を市に寄付するもの。

 市の寄付金の使途は?→湘南大庭地区の整備他、3つの事業に充てていた。一般財源となるが、この3つの事業への活用を考えている。

 土地賃貸事業が赤字となっているが?→土地の有効活用が出来ていないため。

 

報告第13号 藤沢市土地開発公社の経営状況について 

原田議員

 善行の土地問題について、前所有者との買い戻しの状況は?→土地公社・市・前所有者で解除に向けて協議を進めている。前所有者の買い戻しの強い意向があり、協議を継続している。

 早期に文書での確認が必要だが?→前所有者が資金を含めて検討しており、時期は明確にならない。

柳沢議員

 辻堂のココテラス湘南の5階~7階の今後の見通しは?→市関連の入居計画となっていた。今後は、5階に下水道施設化、6階にアートスペース湘南、7階に浮世絵館を整備していく。

報告第14号 株式会社藤沢市興業公社の経営状況について

加藤(なを子議員)

 修繕工事が500万円増となっているが?→民家の浄化槽等の修繕が増えたため。

 職員の待遇改善の状況は?→平成26年4月から、子育て世帯へ家族手当2,000円など、改善を行った。

 資源品目戸別収集の体制と熱中症対策は?→収集59台、132人を配置している。水分補給や適度な休憩などのほか、臨時職員対応など、可能な対応をしている。

 狭あい道路の収集に対する負担は?→4台の軽トラックで収集しているが、世帯数が少ないので、負担はそれほどでもない。

 民間への拡大をすべきでないが?→停滞が許されないので、民間への委託は慎重に検討が必要と考える。

報告第15号 公益財団法人藤沢市まちづくり協会の経営状況について

報告第16号 公益財団法人藤沢市みらい創造財団の経営状況について

土屋議員

 児童クラブ建設に1,500万円とある。どこに建設するのか?→大鋸わんぱくクラブの分館として、敷地内に40規模を建設する。

 児童クラブの保護者の負担と市の負担の割合は?→保護者5.8:市4.2。

 児童クラブの利用料について、減免制度を拡充すべきだが?→平成27年度からの、子ども子育て新制度の中で、基準を定めることとなっている。低所得者対策を検討していく。

報告第17号 公益財団法人藤沢市保健医療財団の経営状況について

土屋議員

 検診事業収益がプラス164万円となっている。受診勧奨の取り組み実績は?→検診受診後のアンケートを実施し、改善、向上に努めている。

 訪問介護事業について、財団で取り組むセーフティネットの考えは?→重要来は増しているので、その責務、役割を果たすために、情報を把握し、適切なサービスを提供していく。

報告第18号 公益財団法人湘南産業振興財団の経営状況について

 以上、報告とします。


おおや徹

藤沢市のためにがんばります!

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