メディアの責任

 大阪の市長選挙で当選した橋下市長が、就任記者会見で市長選挙の関心が高まらないのはメディアのせいという記事があった。私は、何を言っているのだろうと思う。もともと、「行列のできる法律相談所」というテレビ番組出身で、メディアを最大限に利用してきたのに。法律相談所に出演していなければ、大阪府知事選挙での肩書は新人弁護士となっただけで、脚光は浴びなかったであろう。就任記者会見で、橋下市長は、「選挙戦で候補者の主張を載せないなんて、メディアは最低最悪ですよ」と主張したらしいが、選挙戦で候補者が主張出来るのは、選挙公報と演説なのである。今はネット選挙も解禁となったが、その前は、選挙公報、街頭演説、国政では政見放送と限られるのである。メディアを最大限利用してきた橋下市長の主張に対して、何を言ってるのだか。。。と思うのは私だけであろうか?


おおや徹

藤沢市のためにがんばります!

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