2013.12.19 広報広聴委員会~議会報告会のあり方

 12月19日、本会議終了後、広報広聴委員会が開催され、委員長として出席しました。

 今回の委員会では、それぞれの会派から示された、実施した議会報告会に対する感想や課題、次回報告会についての考え方などを集約し、今後のあり方について協議しました。

 次の文書は、委員会の進行のため、委員長として私が作成したメモです。

 

 

2013.12.19 広報広聴委員会(委員長メモ)

 

1.議会報告会の開催について

1) 報告会は必要

     質問に的確に答えられれば、満足度高まり、実りある報告会に。(かわ)

     参加してよかったという声もある。(かわ)

     今後も試行錯誤で実施。(公)

     継続が大事。いずれ理解される。(公)

     参加者を増やす努力が必要(ふ自)

     続けていくことで、議会への関心が増えていく。(ネ)

 

2 報告会は不必要

     出席議員と同程度の参加なら無意味。(かわ)

     そもそも、議会報告会は合併した市が旧村地区への配慮で行うもの。(かわ)

 ③ 条例改正も視野に入れ、開催の是非を考えるべき。(松風)

 ④ 議員・会派で可能なので、無理にやる必要ない。(自ク)

 

3 その他

      参加者が限定的で、多くの納税者の声が聞けない。(公)

     市民の希望と報告会の乖離。(公)

     意見・要望ばかりで開催の趣旨が伝わっていない。(松風)(さつ)(アク)

     開催の意味、必要性に疑問。(自ク)

     参加少なく、市民に求められているか疑問。(共)(さつ)(みん)

     議会に関心ない。苦情が多い。(さつ)

     言いたいことを言いに来た人のガス抜きにもなっていない(アク)

     参加者の割に議員が多い。(アク)

 

2.議会報告会での課題について

(1)    一部の参加者(クレーマー)への対応(公)(ネ)

 ① 第3者的立場のファシリテーターが必要。(みん)

(2)    地区課題に対する意見の集中(村岡)(公)

(3)    同じ人の複数会場への参加(個人主張)(公)

(4)    全ての会場に議員を配置できないので会派の対応を聞かれたとき困る。(共)

(5)    質問を議会の内容に限定すべき。(共)

(6)    前回の質問の回答がなかったと指摘あり。(さつ)

(7)    行政サービスの変更時の住民説明が遅い・足りない(さつ)

(8)    質問できなかった人の声をいかに聞くか。(アク)

(9)    議会報告はもっと短く。(ネ)

 

3.地元議員の地元参加について

1)地元議員は懇談会で対応すればいい(公)

 

4.開催回数

(1)    1 

 ① 1回で十分・妥当。(かわ)(公)(共)

2) 年1回~2

 ① 1回か2回で大きな会場で開催。(みん)

 

5.次回開催のあり方

(1)    テーマによる開催(かわ)(共)

     財政問題や公共施設再整備など。(かわ)

(2)    講演会形式による開催

      学識者・著名者などを招いた講演会。(かわ)(みん) 

(3)    関係団体(自治会・郷土づくり推進会議・商工会議所・医師会・PTA連絡協議会など)との意見交換会

      議会・常任委員会・特別委員会と団体との意見交換。(かわ)(公)(さつ)(アク) 

(4)    参加型討論形式

     無作為抽出で参加を集う。(公) 

(5)    市民の声を聴く会

     報告会ではなく、ひたすら市民の声を聴く会にしては。(自ク)(みん)

     意見を聞く会として議長室を開放しては。(自ク) 

6) このままの形式を継続

 ① 継続するのであれば、座談会形式で、全参加者から話を聞くようにする。(アク)(ネ) 

7)その他

 ① 答弁者に市職員も。(共)

 ② 議決の経過を説明するのはどうか。(共)

 ③ 会場は議場で。(共)

 ④ 参加者が何を求めているのかを考える必要ある。(みん)

 ⑤ 第3者的立場のファシリテーター役が必要。(みん)

 ⑥ 市民との議論時間を増やしたほうがいい。(ふ自)

 

6.まとめ(今後の進め方) 

1)議会報告会の継続について 

 今のままでは、必要性なしという意見もある。しかし、参加して良かったとの意見、継続することで議会への関心が高まるとの意見もある。また、開催するなら、様々な開催の仕方に提案が寄せられている。従って、現行継続での改善、あり方の見直しについて、今後、協議していきたい。

 

2)現行での継続について

 ①参加者をどう増やすか。 

 ②クレーマー的な参加者について、第3者的立場のファシリテーターの検討。 

 ③意見交換会を中心とする。 

 ④答弁者としての市職員の参加。 

 ⑤理事者の参加。 

 ⑥座談会式で、きめ細やかな意見交換。

 ⑦会場の設定。4ブロックか集約するか(議場開催)。

 ⑧報告テーマの設定。 

 以上の点について今後、協議していきたい。

 

3)あり方の見直しについて

 ①講演会方式。 

 ②関係団体との議会報告・意見交換。 

 ③参加型討論形式。 

 ④議長室の解放。 

 以上の点について今後、協議していきたい。

 

4)開催回数 

 開催回数は概ね1回。ただし、関係団体との議会報告・意見交換となると、常任委員会ごと、また必要に応じての開催となる。議会報告会の位置付けと成り得るかなど、今後、協議していきたい。また、議長室の解放についても、今後の協議。

 

5)今後の進め方 

 ①県内他市への視察 

 県内他市で議会報告会を実施しているところ(別資料)への視察を行いたい。具体的には、参加人数が多い厚木市、次回地域テーマを設定する秦野市としたい。なお、実際の議会報告会は、来年45月となるので、議会事務局+αに聞くこととなる。 

 ②議会改革および、議会報告会についての学識者を招き、成功している議会報告会の状況や、本市議会の課題や進むべき方向についての講演会(研修会)を開催したい。具体的には、議会改革検討会に対して、主旨を伝え、次々回の議員研修に向けて調整したい。 

 ③まとめでの協議事項について、次回の広報広聴委員会で協議していきたい。

 

 以上のメモに沿って、協議した結果、議会の年度(来年5月臨時会)までの間に、出来る範囲で、方向性を出していくということになり、当面は、他市への視察、議員研修会を開催する中で、今後の方向性について、協議していくこととなりました。なお、議員研修会については、議会改革検討会が所管しているので、開催の要請を今後していきます。

 

 以上、報告とします。

 

 

 

 

 

   2ふも

 


おおや徹

藤沢市のためにがんばります!

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