2013.12.9 子ども文教常任委員会

 12月9日 9:30より、子ども文教常任委員会が開催され、傍聴しました。内容の抜粋は次の通りです。

 

報告(1) 公民館の運営について

 この報告は、公民館の運営について、検証において把握した課題の解消に向けて、見直すこととなったため、報告がされたものです。内容の抜粋は次の通りです。

1.検証結果に基づく課題

(1)公民館運営委員会の組織上の課題

 運営委員会は、法人格を有さない任意団体であるため、組織として脆弱であり、継続性に不安がある。

 ①社会保険や労働保険の適用外。

 ②構成員の身分や保障等の労務面において不安定

 ③人員補充の際の人材確保が国難

(2)業務委託方式による課題

 運営業務は、請負形式の業務委託契約であるため、館長他、市の職員から運営委員会の構成員に対して、法令上直接の指揮命令ができず、制度として情報共有やコミュニケーション等の連携が不足している。

(3)事務処理上の課題

 契約事務、経理事務、税務事務等について、専門知識が必要で、大きな負担となっており、本来業務に影響が出ている。

2.方向性の案

(1)NPO法人への一括委託(NPO法人化)

(2)既存出資法人への一括発注(既存法人との合併)

(3)構成員の非常勤職員化(身分の変更)

3.検討結果

 方向性の案(1)(2)では、法令遵守の観点から請負形式による課題を解消することができないため、(3)が、運営委員会が培ってきた公民館運営の経験や熱意を市民サービスに活かしつつ、公民館が担うべき各方面との連携を確実に行うことができ、最も効率的な執行体制であると考える。

4.新たな執行体制における業務分担

(1)非常勤職員の業務分担

 ①(仮称)公民館運営推進員の主な業務

  ・各種事業内容の検討、講師等の交渉

  ・事業計画及び実施報告等の素案作成

  ・地域団体、公民館相互及び庁内関係部署との事業連携に係る調整

 ②(仮称)公民館事業推進員の主な業務

  ・学級、講座等事業の開催と運営

  ・学習相談及び学習情報の収集提供

(2)市正規職員の役割

 ①公民館長

  ・従来通り公民館全体の総括

 ②公民館を担当する市正規職員

  ・非常勤職員の人事及び労務管理

  ・対外調整及び事業計画等の決定

  ・非常勤職員が行うことのできない伝票執行等の財務事務及び文書事務

5.今後の予定

 平成26年4月から反映させるため、今後は、運営委員会との合意形成を図り、新たな非常勤職員の勤務体制等の整備をはじめ、非常勤職員による運営業務の開始に向けて、準備作業を進めていく予定。また、市民とのパートナーシップによる地域づくりを進める公民館の将来像については、今後、専門的な知識を有する学識経験者を含めて、「(仮)公民館のあり方検討委員会」を設置し、幅広く検討していくとともに、市民がいつでも、どこでも、だれでも学びたいことが学べる生涯学習社会の構築を推進する。

 

桜井委員

 今回検討した課題について、運営を公民館運営委員会に移行する前に議論されなかったのか?→平成21年度の事業仕分け、行革の経営戦略プランにより、市民との協働で進めてきた。議会からは、法令遵守の観点で偽装請負の指摘もあった。運営委員会の代表に公民館長から指示しているので偽装請負となっていない。

 非常勤職員化で、独自性は後退しないのか?→現行の従事者の知識、熱意を活かすことで、後退しないと考えている。

土屋委員

 業務委託から非常勤職員へ。直営に戻したということか?→身分の変更で非常勤職員化となり、市の直接運営ということ。

 そもそも市民管理に向いていなかったのでは?→公民館は、学習活動を通じて地域課題を解決するもの。運営については、地域住民の参画は良かったと考える。業務委託に課題があったということで、今後は、市民が身分的に非常勤職員となるもの。

大野委員

 現在、従事している方が4月から移行されるのか?→引き続き従事する予定。

 人事について、透明性を確保できるのか?→採用については、地域の人材を公民館長の推薦で行うが、評議員会での意見を聞く中で、公平性・透明性を確保していく。

竹村委員

 公民館の本来の理念を考える中で、非常勤職員化が適切ということか?→地域課題を学習を通じて解決することが理念。公民館運営に職員の知識、経験は重要。非常勤職員による運営が最も良いと考える。

吉田委員

 コスト分析について、数値で示すべきだが?→概算で、NPO運営が2億2,121万円/出資法人運営が2億1,827万円/非常勤職員運営が2億2,415万円。ただし、非常勤職員化は消費税の影響受けないが、委託だと消費税増税の影響を受ける。

 鈴木市政は、NPOの設立認証によりパートナーシップを進めると言っているが?→様々な角度から検討した。市長の市政運営の方向性との整合については、法令遵守の点もあり、偽装請負が払しょくできない。今までどおり市民主体の運営としたいが、直接、NPO職員が公民館職員とやり取りができない。解決するために非常勤職員化と判断した。

 

報告(2) 「村岡子供の家」の新たな設置について

 この報告は、平成25年11月末をもって閉館した「村岡子供の家」について、代替施設の設置場所及び、設置までの間の取り組みについて報告がされたものです。内容の抜粋は次の通りです。

1.「村岡子供の家」の新たな設置について

 設置場所は、藤沢市弥勒寺1丁目で、建設予定地面積600㎡ 隣接地263㎡。施設規模は、現在の施設と同程度をを基本とし、新たに多目的室を想定している。多目的室の活用については、今後、この地域の児童クラブの不足が予測される場合には、児童クラブとして活用することも視野に検討していく。また、隣接地については、駐輪場や広場等を想定している。

2.新たな子供の家設置までの、子どもの居場所について

 平成26年1月~3月までは、村岡公民館の協力を得て、「村岡子どもの居場所事業」を実施する。

(1)実施内容

 地域子供の家に準じて、「見守る人」を配置し、地域の方々によって運営される事業とする。

 ①場所は、村岡公民館の子ども館。

 ②実施日は、日・月・火・水の週4日とし、時間は10:00~17:00。

 ③対象者は、小学生・中学生・付添人のいる幼児。

 ④周知は、広報、地域の回覧板を活用。

 

友田委員

 新たな土地の賃貸契約の内容は?→施設の使用期間を長期とし、買取の申し出があった場合、市が買うことを条件にする予定。

 賃借料は?→固定資産税の3倍以内で考えている。

 買うことはできないのか?→将来、返さないでいいような契約としたい。所有者の意向もあり今回は賃借で。

 子ども居場所について、名称を柔らかいものに出来ないか?→市の事業名であり、1/6開設に向け、施設の愛称を検討していく。

土屋委員

 今ある子供の家は解体される。解体費用はどちらが負担するのか?→所有者。

 解体で出る材料について、再利用できないか?→古く割れれているものもあり難しい。

 児童クラブについて、入所状況は?→村岡小学校区のコロリン児童クラブは、定員70人に対して55人となっている。

※私は、この報告について、本来であれば、村岡子供の家「のびのびランド」の廃止と、セットで示されるべきだったと思います。今後、同様な事案が生じた場合は、廃止と代替がセットで、しかも、当面の間の対応が必要とならないように、時間が開かない調整をした上で示されることを望みます。

 

報告(3) 学校生活についてのアンケート調査の結果について

 この報告は、昨年から実施している、学校生活についてのアンケート調査の結果について、昨年との比較を中心に報告がされたものです。内容の抜粋は次の通りです。

 

1.調査対象

  全市立小・中学校児童生徒

 ①小学生

  1年生3,710/2年生3,637/3年生3,825/4年生3,887/5年生3,764/6年生3,753 = 計22,558人 回収率98.4%

 ②中学生

  1年生3,475/2年生3,392/3年生3,345 = 計10,212人 回収率97.8%

2.調査内容「学校生活についてのアンケート」

 ①設問1~4は、「学校生活の中で嫌な思いをしている児童生徒の把握」

 ②設問5は、「自己の行動の見直し」

 ③設問6~8は、「周囲の児童生徒の意識」

3.各設問の結果と分析

設問1

①ひやかされたり、からかわれたり、嫌なことを言われたことがある。

※次の数値の上段は、平成24年度、下段が平成25年度。同一の児童生徒について、学年が1つ上がったことによる変化を示す。

小1 17.8%/小2 26.6%/小3 29.2%/小4 31.7%/小5 26.7%/小6 22.2%/中1 31.6%/中2 26.1%/中3 20.2%

小2 23.2%/小3 22.3%/小4 25.4%/小5 24.4%/小6 19.6%/中1 23.9%/中2 24.8%/中3 14.1%

②仲間はずれにされたり、無視されたりした。

 

小1 13.0%/小2 20.5%/小3 17.6%/小4 16.4%/小5 12.8%/小6 8.9%/中1 9.4%/中2 6.9%/中3 5.7%

小2 16.0%/小3 14.9%/小4 14.4%/小5 12.8%/小6  8.4%/中1 8.4%/中2 6.6%/中3 4.0%

③持ち物を取られたり、かくされたりした。

※次の数値の上段は、平成24年度、下段が平成25年度。同一の児童生徒について、学年が1つ上がったことによる変化を示す。

小1  9.0%/小2 14.2%/小3 14.4%/小4 14.3%/小5 11.1%/小6 8.2%/中1 10.6%/中2 8.8%/中3 6.3%

小2 11.0%/小3 11.2%/小4 11.8%/小5 10.4%/小6  7.9%/中1 7.5%/中2  7.2%/中3 5.3%

④なぐられたり、けられたりした。

※次の数値の上段は、平成24年度、下段が平成25年度。同一の児童生徒について、学年が1つ上がったことによる変化を示す。

小1 13.5%/小2 19.8%/小3 16.5%/小4 17.2%/小5 11.5%/小6 9.1%/中1 11.3%/中2 10.0%/中3 7.2%

小2 17.9%/小3 11.9%/小4 12.0%/小5 11.4%/小6  8.0%/中1 7.9%/中2  7.8%/中3  5.3%

★①~④では、「嫌なことを言われた」「むしされたりした」等の児童生徒は、昨年度に比べて、小学1年生を除いて全ての学年で減少している。経年比較においては、他の学年では減少傾向だが、現小学2年生だけは、上回っている。小学6年生で減少した数値は、中学校で再度増加している。

⑤お金を出させられたり、おごらされたりした。

※次の数値の上段は、平成24年度、下段が平成25年度。同一の児童生徒について、学年が1つ上がったことによる変化を示す。

小1 1.2%/小2 1.7%/小3 1.6%/小4 2.1%/小5 1.8%/小6 0.9%/中1 1.4%/中2 1.9%/中3 1.8%

小2 1.9%/小3 1.2%/小4 1.5%/小5 1.6%/小6 1.3%/中1 1.6%/中2 1.8%/中3 1.0%

★どの学年においても、1%~2%の児童生徒が、「お金を出させられたり、おごらされたり」している。経年比較においては、現小学2年生、中学1・2年生において増加している。

⑥悪口を書いた手紙を回された(小学低学年)・パソコンや携帯電話で悪口を言われたり、書き込まれたりした。(低学年~中学生)

※次の数値の上段は、平成24年度、下段が平成25年度。同一の児童生徒について、学年が1つ上がったことによる変化を示す。

小1 1.2%/小2 1.2%/小3 0.9%/小4 1.3%/小5 1.3%/小6 1.2%/中1 2.0%/中2 2.4%/中3 3.2%

小2 1.7%/小3 1.5%/小4 1.3%/小5 1.2%/小6 1.4%/中1 3.5%/中2 3.7%/中3 3.3%

★小学校低学年については、質問項目を「悪口を書いた手紙を回された」に変更したため、昨年度に比べ増加したと思われる。中学生では特に1・2年生で上昇している。経年比較においては、現小学5年生を除いて、全ての学年で上回っている。特に、現中学1年生においては、その上昇の割合が大きくなっている。

⑦その他

【小学生】

・冷やかされる ・無視される  ・かげ口を言われる ・嘘をつかれる ・好きな人の名を広められた ・嫌なあだ名をつけられた

【中学生】

・変な噂を流される ・陰口 ・あだ名をつけられる ・嫌がらせメール ・冷やかし ・ばい菌扱い ・脅かされる ・自分のせいにされる

設問2

設問1の①~⑦のようなことから、学校に来るのがつらくなることがある。

※次の数値の上段は、平成24年度、下段が平成25年度。同一の児童生徒について、学年が1つ上がったことによる変化を示す。

小1 11.2%/小2 16.6%/小3 14.1%/小4 13.9%/小5 9.8%/小6 8.7%/中1 7.4%/中2 8.9%/中3 6.9%

小2 14.2%/小3 12.4%/小4 12.0%/小5 10.3%/小6 8.0%/中1 7.5%/中2 8.3%/中3 6.2%

★「はい」と答えている児童生徒は、昨年度に比べて減少している。小学生で概ね全体の11.5%、中学生で概ね7.3%となっている。経年比較においては、現小学2年生と中学2年生で上回っている。その他の学年では下回っている。

設問3

友だちのことで悩んでいることや、心配なこと、相談したいことがある。

※次の数値の上段は、平成24年度、下段が平成25年度。同一の児童生徒について、学年が1つ上がったことによる変化を示す。

小1 9.5%/小2 12.4%/小3 11.1%/小4 13.2%/小5 10.9%/小6 10.8%/中1  9.4%/中2 9.6%/中3 9.0%

小2 9.8%/小3 13.9%/小4 14.9%/小5 14.6%/小6 12.4%/中1 11.7%/中2 11.1%/中3 9.5%

★「はい」と答えている児童生徒は、どの年齢層もほぼ10%~15%前後という結果となっている。昨年と比較して「はい」と答えた児童生徒の割合は小学2年生を除いて増加している。経年比較においては、現中学3年生を除いて、全ての学年で上回っている。特に、現小学4年生では、3.8%上昇している。

設問4

設問3で、「はい」と答えた人。悩みを相談したいと思う人は誰ですか?

【小学生】

・友人 ・家の人 ・担任 ・養護教諭 ・部活動顧問 ・スクールカウンセラー ・その他

【中学生】

・友人 ・家の人 ・担任 ・養護教諭 ・部活動顧問 ・スクールカウンセラー ・その他

★小・中学生ともに「友達・家の人・担任」をあげ、小学6年生以降は、友達が家の人を上回っている。「スクールカウンセラー」については、小学3年生以降、6~10%程度の児童生徒が相談したい相手としてあげている。中学校では、「部活動顧問」への相談も10%程度ある。

設問5

周りの人に、次のようなことをしたことはありますか?

①ひやかしたり、からかったり、嫌がることを言った。

※次の数値の上段は、平成24年度、下段が平成25年度。同一の児童生徒について、学年が1つ上がったことによる変化を示す。

小1  8.2%/小2 12.0%/小3 16.9%/小4 22.3%/小5 22.8%/小6 26.1%/中1 33.4%/中2 27.3%/中3 22.5%

小2 13.9%/小3 12.2%/小4 19.2%/小5 22.5%/小6 23.4%/中1 23.1%/中2 25.9%/中3 14.3%

★「したことがある」と回答している児童生徒は、小学1・2年生を除いて、昨年度に比べて、全ての学年で下回っている。小学1年生から5年生までは「されたことがある」と回答している児童生徒が「したことがある」と回答した児童生徒を上回っている。経年比較においては、現小学2年生から6年生まで、昨年度より上回っており、中学生になると下回る結果になっている。

②仲間はずれにしたり、無視したりした。

※次の数値の上段は、平成24年度、下段が平成25年度。同一の児童生徒について、学年が1つ上がったことによる変化を示す。

小1 4.2%/小2 6.1%/小3 6.8%/小4 7.6%/小5 7.0%/小6 7.7%/中1 8.5%/中2 6.0%/中3 4.1%

小2 4.8%/小3 5.4%/小4 6.4%/小5 6.3%/小6 5.3%/中1 5.6%/中2 5.2%/中3 2.6%

★小学1年生を除く全ての学年で、昨年度より減少している。全ての学年で「されたことがある」が「したことがある」を上回っている。特に、小学校において、その傾向が顕著にみられる。経年比較においては、現小学2年生を除く、全ての学年で下回っている。

③持ち物を取ったり、かくしたりした。

※次の数値の上段は、平成24年度、下段が平成25年度。同一の児童生徒について、学年が1つ上がったことによる変化を示す。

小1 4.5%/小2 5.0%/小3 5.5%/小4 6.8%/小5 6.3%/小6 6.2%/中1 7.5%/中2 5.5%/中3 3.4%

小2 3.8%/小3 4.5%/小4 6.7%/小5 6.9%/小6 5.2%/中1 4.5%/中2 4.2%/中3 3.1%

★全ての学年で「されたことがある」が「したことがある」を上回っている。特に、小学5年生までは、その傾向が顕著にみられる。経年比較においては、現小学4・5年生において増加している。

④なぐったり、けったりした。

※次の数値の上段は、平成24年度、下段が平成25年度。同一の児童生徒について、学年が1つ上がったことによる変化を示す。

小1 7.4%/小2 9.0%/小3 9.7%/小4 12.9%/小5 10.0%/小6 10.6%/中1 11.4%/中2 9.1%/中3 7.5%

小2 8.0%/小3 7.8%/小4 8.6%/小5     9.2%/小6  7.6%/中1  7.6%/中2   7.7%/中3 4.8%

★全学年で「されたことがある」が「したことがある」を上回っている。特に、小学1・2年生でその差が顕著になっている。「したことがある」と答えた児童生徒は、中学3年生を除いて、全ての学年で、8%程度と横ばいの状況。経年比較においては、現小学2年生を除いて、全ての学年で昨年度を下回っている。

⑤お金を出させたり、おごらせたりした。

※次の数値の上段は、平成24年度、下段が平成25年度。同一の児童生徒について、学年が1つ上がったことによる変化を示す。

小1 0.6%/小2 0.6%/小3 0.6%/小4 0.9%/小5 0.8%/小6 0.5%/中1 0.9%/中2 1.1%/中3 1.1%

小2 0.4%/小3 0.3%/小4 0.5%/小5 0.5%/小6 0.9%/中1 0.9%/中2 1.3%/中3 0.8%

★全ての学年で「されたことがある」が「したことがある」を上回っている。特に、小学5年生までは、その傾向が顕著にみられる。経年比較においては、小学6年生から中学2年生までで、昨年を上回っている。

⑥悪口を書いた手紙を回した。パソコンや携帯電話で悪口を言ったり、書き込んだりした。

※次の数値の上段は、平成24年度、下段が平成25年度。同一の児童生徒について、学年が1つ上がったことによる変化を示す。

小1 0.2%/小2 0.2%/小3 0.4%/小4 0.6%/小5 0.6%/小6 0.8%/中1 2.1%/中2 1.5%/中3 1.6%

小2 0.7%/小3 0.3%/小4 0.5%/小5 0.5%/小6 0.9%/中1 2.6%/中2 2.6%/中3 1.7%

★「したことがある」に比べ、全ての学年で「されたことがある」が上回っている。中学校になると「したことがある」生徒、「されたことがある」生徒とも多くなっている。経年比較においては、現中学1年生で昨年度の3倍以上に増えている。

⑦その他(人が嫌がるようなこと)

【小学生】

・嘘をついた ・友達を変な名前で呼ぶ ・ちょっかいを出した ・けんか ・落書き ・おどかした 

【中学生】

・悪口を書き込んだ ・陰口 ・避ける ・くすぐる

設問6

同じ人が繰り返し、次のようなことをされている場面を見たり、聞いたりしたことはありますか?

①ひやかされたり、からかわれたり、嫌がることを言われていた。

※次の数値の上段は、平成24年度、下段が平成25年度。同一の児童生徒について、学年が1つ上がったことによる変化を示す。

小1 14.8%/小2 26.3%/小3 30.1%/小4 33.9%/小5 30.4%/小6 34.6%/中1 44.4%/中2 36.7%/中3 27.2%

小2 20.2%/小3 23.5%/小4 30.3%/小5 31.4%/小6 29.5%/中1 32.4%/中2 35.4%/中3 22.7%

★「見たり聞いたりした」と回答した児童生徒は、小学1年生と5年生を除いて、減少している。「された」に比べて、「見たり聞いたりした」が小学3年生以上で上回っている。

②仲間はずれにされたり、無視されたりしていた。

※次の数値の上段は、平成24年度、下段が平成25年度。同一の児童生徒について、学年が1つ上がったことによる変化を示す。

小1 11.5%/小2 21.3%/小3 24.1%/小4 22.0%/小5 19.2%/小6 20.1%/中1 20.4%/中2 16.6%/中3 13.6%

小2 15.9%/小3 19.3%/小4 21.5%/小5 20.9%/小6 17.2%/中1 17.0%/中2 17.9%/中3  8.9%

③持ち物を取られたり、隠されたりしていた。

※次の数値の上段は、平成24年度、下段が平成25年度。同一の児童生徒について、学年が1つ上がったことによる変化を示す。

小1  9.3%/小2 15.4%/小3 17.6%/小4 21.0%/小5 18.2%/小6 14.0%/中1 17.8%/中2 16.6%/中3 10.9%

小2 14.6%/小3 15.3%/小4 16.1%/小5 15.9%/小6 13.9%/中1 11.2%/中2 13.0%/中3  8.9%

④なぐられたり、けられたりしていた。

※次の数値の上段は、平成24年度、下段が平成25年度。同一の児童生徒について、学年が1つ上がったことによる変化を示す。

小1 13.5%/小2 22.7%/小3 23.3%/小4 22.4%/小5 16.3%/小6 15.5%/中1 18.4%/中2 15.0%/中3 10.7%

小2 18.6%/小3 16.7%/小4 19.7%/小5 14.9%/小6 11.8%/中1 10.9%/中2 12.4%/中3  7.1%

★②~④については、「見たり聞いたりした」と回答した児童生徒は、減少傾向にある。

⑤お金を出させられたり、おごらされたりしていた。

※次の数値の上段は、平成24年度、下段が平成25年度。同一の児童生徒について、学年が1つ上がったことによる変化を示す。

小1 2.1%/小2 2.3%/小3 1.8%/小4 1.8%/小5 2.6%/小6 2.7%/中1 2.2%/中2 3.4%/中3 2.4%

小2 2.2%/小3 1.9%/小4 1.8%/小5 2.7%/小6 2.6%/中1 2.2%/中2 3.3%/中3 2.3%

★小学5年生以上で、「見たり聞いたりした」が増えている。

⑥パソコンや携帯電話で悪口を書き込まれていた。

※次の数値の上段は、平成24年度、下段が平成25年度。同一の児童生徒について、学年が1つ上がったことによる変化を示す。

小1 1.0%/小2 1.2%/小3 1.3%/小4 1.1%/小5 1.7%/小6 1.7%/中1  3.8%/中2 4.9%/中3 6.6%

小2 3.2%/小3 3.0%/小4 3.0%/小5 1.9%/小6 2.8%/中1 9.4%/中2 10.9%/中3 7.5%

★全ての学年で「見たり聞いたりした」が昨年度に比べて増えている。経年で比べると、「パソコンや携帯電話で悪口を言ったり、書き込んだりした」中学校においては、増加傾向が著しく、現中学1年生では、昨年の5倍以上、中学2年生では、2.8倍以上となっている。

設問7

設問6のようなことから、まわりに、学校に来るのがつらくなっている人がいると思いますか?

※次の数値の上段は、平成24年度、下段が平成25年度。同一の児童生徒について、学年が1つ上がったことによる変化を示す。

小1 10.9%/小2 22.5%/小3 23.6%/小4 28.4%/小5 24.3%/小6 24.4%/中1 28.3%/中2 26.7%/中3 21.4%

小2  7.2%/小3 25.1%/小4 27.0%/小5 25.5%/小6 23.2%/中1 25.4%/中2 27.9%/中3 20.5%

★小学1・2年生では、「いると思う」の割合が【設問2】の「つらいときがある」の割合を大きく下回っている。小学3年生以降では、「いると思う」と回答した児童生徒が20%から28%の割合でいる。

設問8

設問6の場面を見たり、聞いたりしたら、どうしますか?

【小学生】

・大人や先生、家の人に言う ・「やめなよ」という ・注意する ・されている子の話を聞き、やさしく接する ・保健室に連れていく ・スクールカウンセラーに伝える手紙を書く ・なくなったものを一緒に探す ・裏で仲良くする ・黙って見ている ・近寄らない ・自分がやられたら嫌だから何も言えない ・見て見ぬふりをする ・注意しようと思うが、勇気が出せなくてできない

【中学生】

・助ける ・先生に言う ・止める ・相談に乗る ・話しかけてあげる ・何か対策はないか考える ・家族や親に相談する ・首を突っ込まないようにする ・止めたいが勇気がない ・放っておく ・何もできない

★どの学校からも、学校内で嫌な思いをさせられている児童生徒に「何かをしなければならない」と考える児童生徒が多くいる。

4.今後に向けて

(1)課題への対応

 ①携帯電話やインターネットによるいじめの問題

 情報モラル教育の在り方を検証し、各学校へ資料の提供を行う。各学校は、実践的な授業を行うとともに、PTA等と連携して児童生徒と保護者を対象とした講演会等を行い、情報モラルの向上を図る。

 ②児童生徒の意識の向上

 各学校で取り組んでいるいじめ未然防止の取り組みを検証し、各学校へ取組内容を発信する。また、各学校と連携し、いじめ防止プログラムや児童生徒会による、いじめ防止キャンペーン、挨拶運動等を通して、児童生徒自らが、いじめの未然防止に取り組む活動を支援する。

(2)教育委員会の今年度中の取り組み

 ①藤沢いじめ防止対策基本方針の策定

 今年度中を目途に策定し、それに基づいて、各学校で、学校いじめ防止対策基本方針を策定する。

 ②藤沢市いじめ問題対策協議会検討会の設置

 (仮)いじめ防止条例の必要などについて検討を進める。また、平成26年度に、(仮)藤沢市いじめ問題対策協議会を設置する予定。

 

土屋委員

 いじめ対策について、アンケート結果を学校・地域・保護者などで共有すべきだが?→学校ホームページの活用、学校だより、学校協議会での報告などを活用していく。

 藤沢市いじめ問題対策協議会のメンバーは?→来年4月からの組織で、学校長、教職員、PTA代表などを考えている。

 パソコン・スマホなどによる嫌がらせの項目ある。SNSでのいじめ・悪口に限るのか?→他人になりすましてメールを送る、掲示板でのひぼう中傷、オンラインゲーム上での攻撃的な発信などのケースを聞いている。

 パソコン・スマホなどの嫌がらせについて、学校・地域・保護者で一緒に学ぶべきだが?→情報モラル教室を実施、今年度は9割を超える学校で実施している。保護者向けには、小学校で40%超、中学校で74%で保護者向けに開催。

 アンケートでは、いじめを何とかしたい児童生徒が多くいる。そういう目を支えるのが大人の役目。教員の具体的実践の状況は?→子どもたちが、自分たちでなくしていこうと、あいさつ、文化祭での寸劇などをしている。教員も一緒に行動、アドバイスをしていくことが大切。

竹村委員

 以前の学校調査で3/4の学校でいじめを認知していなかった。昨年からの調査で、いじめある認識となった。いじめは常にある、気づくことが重要。いじめの議論は、盛り上がっては消えてしまう。藤沢市の教育目標の柱の1つにして、取り組むべきだが?→いじめは社会全体の問題。学校内にとどまらず、地域社会に発信すべきものと考える。

 いじめ防止プログラムがクローズアップされている。善行小学校のプレイバックシアターもあるし、他の取り組みもある。取組の紹介をし、それぞれの学校が選択できるべきだが?→いじめの未然防止の手段の一つとしていじめ防止プログラムを推進している。個人面談、個人ノートなどの取り組みもある。集約して成果の事例を紹介していく。

 いじめがあったときに誰に相談するかの問いに、教員の答え低いことを重く受け止めるべき。文科省が人権指導のあり方方針を出しているが、部落差別の認識低い。教員の実践力を高めるべきだが?→県の人権教育推進大会へ参加している。教員の指導力を高めるため、ワークショップなどの研修を行っている。

 一般的ないじめと個別課題がある。発達障がい、外国につながる子どもたち、性同一障がいなど、教員に知識がなければ対応できない。人権からスタートしなければ解決できない。研修を深めるべきだが?→様々な児童生徒いる。一人ひとりのニーズに応えるための意識が必要。学校の中で、スクールカウンセラーによる研修、ケース会議などで対応している。外部講師による研修などで教員の知識を高めていく。

いじめの難しい所は、いじめられている、いじめを認めない、双方の言い分がある。第3者機関について、大津市の提言がある。客観的に見れる組織が必要である。検討すべきだが?→いじめ問題対策協議会が第3者機関の立場をとれないか、今後、検討していく。

大野委員

 ストップいじめ中学生の集いイン藤沢について、具体的な内容は?→各学校の生徒会代表の話し合い、スクールバディの活動報告などを中心に考えている。

 参加対象は?→書く学校、生徒会役員2人程度とスクールバディの子どもたち。

 教員の参加は?→生徒会顧問の教員、校長も参加予定。

 いじめ相談ホットラインが開設された。利用状況は?→11月末までで、8件の相談があった。

 評価は?→一定の効果あった。

 来年度の取り組みは?→開設時間の延長を考えている。

 県のいじめ相談ホットラインの利用状況は?→年間1,000件ぐらいの電話が入っていると聞いている。

友田委員

 アンケートの実施方法について、気配りの状況は?→座席を離して記入を見にくくする、裏返しで回収するなど。

 スクールバディの実施校とアンケートとの関連をどう捉えているか?→「見たり聞いたりした」が他校より多い。子どもの感性が高まっていると考えている。

桜井委員

 アンケートで自由記載欄はあったのか?→各設問ごとにある。また、最後に先生に伝えたいことを書くところがある。

 解決方法(相談の仕方)を提示していくべきだが?→常に発信している。カードも全児童生徒に配布している。

 

報告(4) 平成25年度全国学力・学習状況調査の結果について

 この報告は、平成25年4月、4年ぶりに全小学6年生と中学3年生を対象に実施され、その報告がされたものです。各正答率は、次の通りです。

【小学校平均正答率】

藤沢市(公立) 国語A 59.6%  国語B 47.6%  算数A 76.7%  算数B 58.2%

県(公立)    国語A 61.5%  国語B 49.7%  算数A 76.5%  算数B 58.7%

全国(公立)   国語A 62.7%  国語B 49.4%   算数A 77.2% 算数B 58.4

【中学校平均正答率】

藤沢市(公立) 国語A 77.0%   国語B 68.9%  数学A 65.1%   数学B 42.3%

県(公立)    国語A 76.3%  国語B 68.9%  数学A 63.8%  数学B 41.9%

全国(公立)   国語A 76.4%  国語B 67.4%  数学A 63.7%  数学B 41.5%

※この報告時に、私宛に訪問がありましたので、傍聴できませんでしたので、質疑の報告はできません。 

 

報告(5) 藤沢市湘洋中学校津波対策検討結果と教育委員会としての今後の進め方について

 この報告は、湘洋中学校校舎における津波対策について、検討状況が報告されたものです。内容の抜粋は次の通りです。

1.既存校舎での検討

 学校敷地内の浸水深を2mとすると、津波最大高さは算定結果から6mということなので、校舎の3階床面高が8.1mあることから、3階へ避難することで対応可能なことが確認された。

2.最大避難収容人数の想定

湘洋中学校利用者1,000人+近隣住民750人+近隣公共施設(保育園・児童クラブ)230人+国道車両880人=2,860人。

3.避難施設の検討

(1)既存校舎における避難者収容の想定

 1人当たりの面積を0.6㎡で計算すると、2,225人の収容となる。

(2)新規避難施設規模

 最大収容人数を2,860人とすると、635人分が不足となるので、必要面積は390㎡となる。

3.新規避難施設設置個所の検討

(1)現プール施設の上部利用(津波避難タワー)

(2)東校舎棟前花壇(津波避難タワー)

(3)サブグランド(津波避難タワー)

(4)現プール施設上部利用

 室内プール化し、避難施設として屋上利用とする。

4.今後の進め方

(1)既存校舎3階へ接続する非常用屋外階段の設置について、今議会に補正予算計上する。

(2)新たな津波対策について、防災危機管理室を中心に早急に進めていく。

※この報告時に、私宛に訪問がありましたので、傍聴できませんでしたので、質疑の報告はできません。

★この件については、先日の神奈川新聞の報道にもありましたように、市の理事者としては、単なる津波避難タワー設置だけを考えているようではありません。私も、どうせ整備するなら、複合的な機能のある施設を整備すべきと考えます。一方で、専門家の見地からすれば、10.7mの津波高さは、相当な余裕をみている高さとの事であり、専門的な見地と想定外に対する地域住民や保護者の不安とをどう整理していくかが課題だと考えます。市民の不安について、どのような整備をすれば払しょくできるのか?税投入という意味でバランスをとる必要もあります。

以上、報告とします。


おおや徹

藤沢市のためにがんばります!

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