2013.6.27 議会改革検討会

 6月27日 9:30より、議会改革検討会が開催され、傍聴しました。内容の抜粋は次の通りです。

 まず、座長の互選が行われ、昨年度に引き続き、松下座長となりました。

1.議長・副議長選挙について

 議長・副議長選挙については、立候補、所信表明、選挙となりましたが、今回の選挙日程については、示した日程について、市の顧問弁護士に確認したところ、議長の辞職について、議会で議決した後でないと、立候補はできないとの見解で、そのように変更しました。今後も、任期途中の選挙は、この通り行い、改選後(2年後)の議長・副議長選挙の手続きの日程は、今後協議していくこととなりました。

2.請願・陳情の意見陳述について

 6月議会から、請願者、陳情者が意見陳述できるようになり、6月議会にだされた陳情は、全て意見陳述が行われましたが、いくつか議員より意見がありました。陳情に紹介議員が必要では。陳述は補足説明に努めるべき。陳述時間の5分を守らせるべきなど。また、陳述者への質疑通告については、通告の締め切り期限が短く、厳しいため、市民に配慮した質問の仕方にし、事前通告をなくして、質疑を行っていくことにしたいと、座長の考えが示されました。

 柳田委員からは、陳情になじまないものがあったが、それでも受けざるを得ない。個人の中傷も出される可能性ある。従って、議員の紹介があった方が良いと思って意見した。また、柳沢委員からは、質疑通告なしでも良いと思うが、今回は、5分の中に質疑の回答も含んでいた。それでは5分では足りなくなる。陳述5分とし、質疑は別にするべきと思う。などの発言がありました。

 意見陳述についての5分については、陳述と質疑を分けることとし、陳述は、極力、陳情内容の補足説明とすることを確認しました。

 陳情の紹介議員の必要性については、継続協議となりました。

3.予算・決算委員会てせの質問通告書について

 予算委員会において、一問一答方式の導入に伴い、市側に対して、質問通告をすることとなり、実施しましたが、例えば、下水道事業という大きなくくりで通告がされ、細かい質問がされる場面がありました。市側が、的確な答弁をするためにも、通告書にある程度の質問内容を書くなど、質問通告書について、見直しが必要ではないか。との座長の考えが示され、9月議会に向けて、見直し内容を協議していくこととなりました。

4.総合計画に替わる新たな指針について

 昨日の議員全員協議会で一次案が示された、(仮称)新たな市政運営の総合的な指針について、市側は、来年の2月議会で議会に提案をしたいとのことでした。議会基本条例の第14条で、議決事件の追加を規定しています。新たな指針を議決事件としていくかについては、今後の協議となりました。

5.議員研修について

 議会基本条例の第17条に議員研修が規定されています。改革という観点での研修を企画・実施していきたいと座長から考えが示されました。研修内容は、座長案を示す中、委員からの提案も含めて、協議していくこととなりました。

6.本会議での討論について

 決算委員会における本会議での討論について、1人会派は、現在、決算委員になれば、本会議での討論ができないこととなっています。しかし、1人会派から、本会議で討論し、議会だよりの掲載について、議会改革検討会で協議してほしいとの要望がありました。この件については、次回以降の検討会で協議していくこととなりました。

7.決算委員会の時間について

 柳田委員から、決算委員会の終了時間について、他市の議会より突出して遅い。見直しについて座長に取り計いの要請がされました。座長からは、質疑のあり方の見直し、改善を決算委員会の中でも認識する中で、進めてもらうようにしたいとの考えを示しました。柳沢委員からは、時間の問題と審査の中身の問題、両面を考えるべき。発言の時間を制限するのではなく、会期を延ばせばよいと思う。との意見。塚本委員からは、時間は長いが、会期日数はどうなのか?という質問には、日数も突出して長いことを確認しました。

 質疑通告の見直しについて等、7/16 13:30開催予定の、議会改革検討会で協議することとなりました。

★私は、予算・決算委員会の終了時間について、少なくとも役所の勤務時間である17:15までには終了させるべきだと思います。17:15までに終えて早く帰りたいという訳ではありません。委員会終了後に、多くの職員が翌日、翌々日の答弁の準備のため、そこからの仕事があるからです。そのことを議員も認識すべきであり、その解決のために、事前調べなどを十分行い、質問の仕方を工夫すべきだと思います。また、市側の答弁にも問題があると思います。数字を聞いているのに、その数字に至った経過や推移などを答弁したり、丁寧と思いそうしていると思いますが、さんざん、議長や委員長から、答弁は簡潔にと指摘されているのですから、質問にだけ答えるべきです。経過説明や推移が知りたいのであれば、その質問をするわけですから。

 以上、報告とします。

 

 


おおや徹

藤沢市のためにがんばります!

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