2013.5.17 湘南地域連合の取り組み

 5月17日は、湘南地域連合の取り組みとして、牧山ひろえ参議院議員の国政報告と政策ビラの配布などを行いました。朝は茅ヶ崎駅頭で行い、牧山ひろえ参議院議員本人の他、日下県会議員、岸茅ヶ崎市議会議員、吉川茅ヶ崎市議会議員、佐藤寒川町議会議員など、連合組織内・推薦議員が参加しました。日中も同様に、場所を変えながら、国政報告と政策について、広く市民の皆さんに訴えました。

 夕刻には、時局演説会を開催。「中塚一宏」前大臣の挨拶、「藤井裕久」民主党最高顧問から講演をいただいた後、牧山ひろえ参議院議員から、国政報告と政策の説明がされました。

 夏の参議院選挙に向けて、私の取り組み方針ですが、連合・自治労組織内議員として、神奈川選挙区では「牧山ひろえ」、比例では、自治労組織内の「あいはら くみこ」共に現職の再選に向けて、全力で取り組むこととします。

 アベノミクスにより、急速に円安が進み、一部の輸出関連企業の増収増益につながっており、景気回復の雰囲気が高まっていますが、民主党への政権交代前と同様に、その増益分が、企業の内部留保金となり、働く者の給与に反映されず、結果として景気回復の実感が持てていません。

 更に、実感が持てない中で、円安に伴う、輸入小麦粉などの値上げにより、飲食業、一般家庭に与える影響は大きく、特に飲食業は、その値上げ分を価格に転嫁できず、更に厳しさを増すことが予想できます。また、長期金利も上昇しており、住宅ローンの金利が上がることが容易に予測できます。円安に伴う海外旅行の減少に伴う、旅行業への影響もあるでしょう。株高についても、外国人投資家や国内投資家の資産は増えると思いますが、一般家計の株保有は、6.8%とごくわずかであり、株高がいかにも景気回復のように報道されていますが、一般家計には関係ないと言っても過言ではないでしょう。

 とにかく、なんでこんなに急速に円安、株高になるのだろう?とその裏付けが、労働者への給与の反映に伴うものでなければ、真の景気回復とは言えないのです。今の政権は、労働者の解雇について、お金を上積みすれば解雇できるようにしようとしています。安定的な雇用が守られてこそ、人は物を買い、将来に夢が持てるのです。

 消費税の増税について、円安、株高、GDPの伸びなどから、実施に向けて進む一方で、社会保障制度改革の議論が先送りされています。増税と社会保障の改革はセットであったはずです。景気回復の実感がない中での増税では、また、格差社会に戻ってしまいます。昨年の衆議院選挙では、格差社会に戻してはいけない、時計の針を戻してはいけないと訴えてきましたが、現実は、この通りです。このままでは、相当危険だと私は考えます。

 民主党が政権交代をした時までは、自民党・民主党が二大政党といえましたが、今は、政党が乱立しています。私は、乱立しているとはいえ、選択肢が増えたとは思っていません。企業の運営側に立つのか、労働者側に立つのか。

 私のホームページを見て、応援してくれている皆様は、きっと、国政では、様々な政党や政治家を応援しているものと思います。そのことに対しては、それぞれのスタンスや考えがあると思いますので、私から意見などを言う事はできませんが、私の方針については、連合・自治労組織内議員という立場なので、是非、ご理解をいただきたいと思います。そして、今後も、藤沢市議会議員の「おおや徹」にご支援・ご指導をよろしくお願いします。

 写真は、時局演説会での、「中塚一宏」前内閣府特命担当大臣・「藤井裕久」顧問・「牧山ひろえ」参議院議員。

  

 

 

 


おおや徹

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