2013.5.9 5月臨時会

 5月9日 10:10より、5月臨時会が開催されました。内容(抜粋)は、次の通りです。

1.議長の辞職について

 4/10付で渡辺議長より、議長の辞職願が出されており、全会一致で辞職が許可されました。

 ★これにより、議長選挙の手続きに入りました。議長に立候補した者は、高橋議員(かわせみクラブ)、渡辺議員(自由松風会)の2名。11:10より、開催された議員全員協議会で、2名の所信表明が行われました。

2.議長の選挙

 投票の結果、高橋議員18票、渡辺議員17票で、高橋議員が新議長となりました。我が会派の団長が、議長となり、私も本当に嬉しく思います。

3.副議長の辞職について

 本日付で、松下副議長から辞職願が出され、全会一致で辞職が許可されました。

 ★これにより、副議長選挙の手続きに入りました。副議長に立候補した者は、佐賀和樹議員(自由民主党藤沢)1人でした。13:30開催の議員全員協議会で、所信表明が行われました。

4.副議長の選挙

 投票の結果、佐賀議員22票、無効票12票で、佐賀議員が新副議長となりました。

5.議席の変更

 会派の変更に伴い、議席番号の変更が生じました。諏訪間議員が16番→29番、山口議員が18番→16番となりました。

6.議案

議案第1号 専決処分の承認について(工事請負契約の変更契約の締結)

 旧県立藤沢北高校解体工事における死亡事故の発生に伴い、内容に変更が生じたため工期の変更を行ったもの。

 しゅん工期限 平成25年4月26日→5月23日 

 この議案は、全会一致で承認されました。

 

議案第3号 工事請負契約の変更契約の締結について(旧県立北高校解体工事)

 この契約の変更は、平成25年2月議会で、オールケーシング工法への契約変更を承認したものでありますが、オールケーシング工法でも抜けない杭があり、県と協議した結果、いくつかの杭の下部を残すこととなりましたので、契約変更をするものです。当初抜く予定の杭が残ることに伴い、1,477,350円の減額変更となります。

★なお、議案の説明に先立ち、鈴木市長から、今回の契約変更について、杭が抜けない状況について、その取り扱いを協議しないまま、工事を進め、上司への報告もせず、工事管理が適切に行われていなかった。組織的な管理ができなかったことについて、職員の処分も含めて対処していくとの説明と陳謝がありました。

市川議員

 経過と事実確認の状況は?→杭の引き抜きは12/17から着手、引き抜きが困難な状況について、総括監督員が黙認した。総括監督員が工期を意識しすぎたと考えられる。

 現場の監督体制と現場から報告がされなかった理由は?→監督職員は規定で位置付けられており、3名体制。上司への報告は、所属長、部長へするべき。現場で杭の引き抜きが困難となった時に、相談ができていれば、このような状況にはならなかった。

加藤(なを子)議員

 しゅん工期限が延びた理由は?→死亡事故に伴う工事の中断など。

 六会市民センターの仮設庁舎への影響は?→ないと考える。

 死亡事故が起きたが、杭の引き抜き手順に問題なかったのか?→無理ない工程であった。

 契約金額147万円減の内訳は?→杭の引き抜き、処分などで620万円減、排水設備に伴い220万円減、地盤改良に220万円増、運搬車の増により460万円増。

 今後の跡地利用について、杭が残った状態でも問題ない利用を考えているのでは?→庁内での意向調査、地元の意見を踏まえ検討中。

 解体業者は、杭を抜く約束で工事をしているわけだが、業者に瑕疵はないのか?→業者としては、残置が認められたものとして作業を進めた。総括監督員が黙認していたもので瑕疵はない。

 死亡事故に対する市の対応は?→4/5から6か月間、業者を指名停止処分とした。

 この議案は、全会一致で可決されました。

 

議案第2号 専決処分の承認について(平成25年度藤沢市一般会計補正予算(第1号))

 この議案は、待機児童解消のため、藤沢駅周辺での賃貸型保育所整備を早急に着手する必要があるため、補正予算を専決処分したもの。

 補正額 2,000万円

土屋議員

 ビルの保育所だが、地震、火災などへの避難経路はどうなっているのか?→ビルには屋内外に階段がある。また、避難訓練も計画している。

 園庭の代替として、どの公園を利用するのか?→南西300mにある花沢公園を利用する。

 公園までの安全確保の考えは?→公園までの移動計画の安全確保はされている。

 定員が当初の予定より10名増となったが、子ども一人当たりの面積はどうなっているのか?→県の基準は、1人当たり1.98㎡で、10名増により、19.8㎡を確保している。

 6月開設から8月開設となった。保護者の声は?→4/19に申込中の保護者全員に延期のお詫びとお知らせをしたが、問い合わせは、ほとんどない。

 (株)の認可保育所だが、全国的に一般的なものなのか?→全国的に(株)の割合は1.6%。平成27年4月からの新制度では(株)の参入が明記されているが、直近の動きでは、新制度前に(株)参入が拡充される可能性がある。

 待機児解消に向けて、今後の認可保育所の整備計画は?→需要の多い地域での定員拡大を図っていく。

 この議案は、全会一致で承認されました。

 以上、報告とします。

 


おおや徹

藤沢市のためにがんばります!

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