2012.3.26 予算等特別委員会(5日目)

 3月26日 9:30より、予算等特別委員会(5日目:教育費・公債費・歳入)が開催され、傍聴しました。委員会での質疑の内容(抜粋)は、次の通りです。

①教育費

脇委員

 新入生サポート事業、今後の考え方は?→今後も継続。講師の確保は広報で募集していく。

 いじめ防止対策 スクールバディについて、バディになると負担多い。各学校から要請するべきだが?→いじめ防止の取り組み 各学校の取り組みの一つである

 ジュニアライフセービング、全16回の具体的内容は?学校に負担とならないのか?→学校に希望を取り7月 9月に実施した。プールでの着衣水泳やっている。負担より、必要性に応じてやっている。

 八ヶ岳ふれあいキャンプ見直すべきでは?半分が市外、教育委員も参加する必要ないのでは?→今年度から課題を精査。周知・実施の内容見直していく。対象児童への案内は広報でPR。不登校の児童にいきなり2泊3日厳しい、デイキャンプなどから1泊2日を段階的にやっていく。立ち上げた事業なので、教育委員も同行したが来年度は検討する。

 外国籍の不就学の実態は?→新入学は、外国人登録にともない案内。年度途中では登録窓口で案内、学校で訪問するなど対応している。登録の実態あっていない場合もある。

 特別支援学級の全校配置について、女性生徒に男性教員の配置いかがか?→学校全体で見ることが前提。必要があれば介助員配置する。

 八ヶ岳体験教室の取り組み大切。存続すべきだが?→日常生活では体験できない必要な施設。活用できるようにしていきたい。

 本町小学校の改築について、藤沢公民館の推薦やり直すべきだが?→多目的の利用検討委員会で検討中。公募も取り入れていきたい。

 鵠洋小学校は、このままでは図書館もつぶして教室しなければならない。その認識は?→仮設2棟、4教室で対応しているが児童増えている。来年度クラスどうするか、今後、精査し関係各課と協議していく。

 おやじの会について、授業参観や設置拡大ありきですすめるべきではないが?→構成メンバーはOBや地域の協力者が加盟している。PTA連絡協議会への加入悪いが、おやじの会と連携して健全育成の支援をしている。今後、おやじの会 、PTA活動の意義を理解してもらうよう取り組んで行く。

 公民館の市民運営について、公民館まつりなどで、直接指示している。問題あると思うが?→直接市の職員が指示しているのでは、という点については、実行委員会方式をとっている。

 心の劇場について、事前に下見しているのか?平成22年度校長会の役員が下見している。

 裸の王様も下見に行ったのか?劇団四季で決めたのか?学校現場の希望であるべきで、一律で押し付けるのは いかがか。劇団四季を選んでいる理由は?全校一律参加見直せないか?→今回のテーマは、子供たちが身近に聞いていた内容だとおもった。生涯学習の観点では色々あるが、全国ツアーをしている 四季を選んでいる。素晴らしいものを提供しているので、あり方検討する。

 
 亀井野小学校のアルコールランプ事故は、プロとして失格。対策は?→教育長通知で、見直し指示。予備実験をするようにした。

 通院費、仮払などできているのか?→症状固定後、すみやかに対応していく。

 中学での武道の状況は?→全校柔道。平成24年度必修化。文科省指針そって、指導計画の見直しをこない、教育文化センターを通じて体育教員の指導をしていく。

 柔道は怪我の率高い。必修化の安全策は?→用具、施設面の整備、教員の研修の実施など。地域人材の活用については学校現場の意見を聞きながら検討していく。

加藤(一)委員
 

 八ヶ岳、土日の利用拡大に向けたPRは?→本館利用者多いが、宿泊棟稼動率低い。他市町の利用進めていく。市内4大学に パンフレット配布、部活・サークルの利用を促していく。また、一般利用向けにはバスハイクを案内している。

友田委員

 中学校の武道必修について、教える先生はどのような指導力があるのか?→国・県の指導者講習に参加呼びかけている。市としても教育文化センターでやる。

 安全対策について、外部講師は?→状況に応じて専門家の協力を検討。

 教える立場の教員の声は?→特にないが、経験の浅い教員ついては、校内研修をしていく。

脇委員

 八ヶ岳不登校キャンプの呼びかけ、どういう配慮するのか?→一番悩むところ。各学校もコミュニケーションの中で対応している。

東木委員

 中学校給食中間報告が出たが、今後は?→平成24年度比較検討していく。

 3つの方式について、配膳・運搬などコストについて正確に把握しているのか?→中学校の日課表と配膳の時間が大きな課題。どういう方式が良いのか検討する必要がある。

 食育の観点での中学校給食のあり方は?→未来の健康を日々決めていくこととなる。必要なものを必要な分とる。肥満・生活習慣病が見られているので、正しい食に導くことが食育。

 検討委員会では、3方式の比較検討に入ったのか?→3方式検討したが、比較はまだ。

 平成21年度で、耐震化工事終了しているが、非構造部材の耐震化は?→壁・天井・照明などは実施していない。軽微な不具合には対応していく。

 具体的な点検をしているのか?安全性確保されているのか?→毎月点検している。施設課でも、年一回の委託で点検もしているので、安全性が確保されていると考える。

 不登校の市の状況と傾向は?→平成22年度、小学校で61人、中学校で368人、計429人。原因は、小学校で親子関係・不安など。中学校では無気力・友人関係など。原因が多様化している、友人とのトラブルで長期化している。本人、保護者があまり困っていないところもある。

 相談支援教室とスクールカウンセラーの活用は?→相談支援教室は小さいグループ対応、スクールカウンセラーも小さい集団で、大丈夫なら相談支援教室につなげる。

 おしゃべり広場 の開催状況は?→不登校対策事業の一つ。親の会として座談会形式で話し合いをしている。7月、11月、2月に開催して9名が参加している。

 ブックスタートの内容は?→市の子育て支援策として、平成18年11月からスタート。本とともに楽しいひとときを過ごし、参加者からも好評。周知広がり定着している。家庭での本読み効果ある。

 みらい財団の市民オペラの今後は?→1973年にスタート。次回は平成25年度予定。市民とプロが開催すること、全国で評価されている。アンケートでも88%が良いと評価。プロへの足がかりにもなっている。

 昨年の市民音楽祭は→アンケートで良かった と答えた人は95%。

吉田委員

 中学校給食で市長はデリバリー方式でと言っているが、検討委員会の結果と違ったら、教育委員会としてどうするのか?→デリバリー方式の選択は重く受け止めているが、市長も食育を認識している。来年度の検討委員会で検討し、教育委員会としての考え方を示して理事者の判断を仰ぎたい。

 おしゃべり広場について、今後の保護者への支援は?→不登校には様々な背景がある。少しでも思いを話す場所で、気持ちの共有を図るため実施している。スクールカウンセラーもいるので様々な相談もできる。

桜井委員

 スクールバディの活動とは?→生徒同士の支え合いの制度。学校から、いじめをなくす取り組み。いじめ防止プログラム終了後バディとして20人~30人程度、いじめをテーマにした映画などを作り新聞などで、情報発信もする。

 いじめ防止プログラム、鵠沼小学校に入っていないが?→昨年6年生対象にしたが、イメージと違ったためなくした。

 いじめ防止に関して、スクールバディを導入して、雰囲気づくりをするのが大切ではないか?→村岡小学校 4年生、滝の沢小学校 5年生に導入、使う言葉、回数調整して実施した。検証・検討会を行い、平成24年度は、どのようにやるべきか検討していく。

 スクールソーシャルワーカーの活動について、来年度3.5回に拡大する理由や事例は?→スクールカウンセラーは各学校で個々の支援、スクールソーシャルワーカーは、環境面の支援。引きこもりなどに関わっている。ケース会議、家庭訪問、電話など21ケース対応しているが、短期では解決できない。拡大しなければ対応できない。

 小学校給食と中学校給食、栄養面での量は、どうしていくのか?→昭和55年3月までやっていた献立は統一献立だったが、摂取基準があるので、小学校の1.2倍から1.3倍で提供していた。

 平成24年度から芸術振興財団に一般財源投入となるが、財団事業どうしてくのか?→平成24年度は基金を取り外し、今後は一般財源投入しないとやっていけない。

 下土棚遊水地の上部利用について、スポーツ団体などからどのような要望あるか?→藤沢土木事務所と定期的に打ち合わせをしている。県・市・市民による検討会を設置して、計画案を策定していく。体育協会・レクレーション協会から意見を聞いていく。

 今後どうしていくのか?→多目的広場になると思う。利用計画検討委員会の中で検討していく。

 中学校給食について、今ある施設を利用して、給食提供できないか?→親子方式は魅力的だが、小学校の施設は自校で精一杯。

吉田委員

 学校の芝生化について、問題や課題は?また体育・サッカーへの弊害は?→平成23年度、5校実施。維持管理を地域の協力つくれるかが課題。サッカーボール・体育・野球に支障のないよう、配慮したので特に問題はない。

 学校のトイレの臭気対策は?→新総合計画で改修位置づけて計画的にすすめていく。

 導線表示の設置について、児童の安全に合致している のか?→安心・安全のまちづくり、児童の安全確保のため整備進める。小学校13校、中学校8校で実施ずみ。正門から玄関だけではなく、案内板の設置なども行っている。今後は、教育振興計画にそって必要に応じてやっていく。

 図書館の市民運営について、湘南大庭図書館でやるが、辻堂図書館での検証内容は?→市職員、NPOの聞き取りで、従来のレベル維持されている。満足度も高い。NPOらしい独自のイベントも実施している。


浜元委員

 学校の芝生化について、平成24年度、新規小学校6校、中学校 4校。具体的には?→村岡小学校・高砂小学校・富士見台小学校・湘南台小学校・駒寄小学校・大清水小学校・明治中学校・藤が岡中学校・葉台中学校・羽鳥中学校。

 準備の状況は?→3月28日、片瀬小学校で芝生講習会を開催する。学校関係者と地域の管理する方々で。

 小・中学校体力測定委託35校の結果は?→小学校5年生、中学校2年生で実施。小学5年生はタイミング、持続性低下しているが、運動に親しむ傾向高い。中学2年生は、全国平均上回る結果。運動に親しんでいる生徒と、そうでない生徒の二極化が見受けられる。

 具体的の体力測定の内容は?→握力・上体起こし・反復横とび・50メートル走・立ち幅跳び・ソフトボール投げ(中学はハンドボール投げ)。

 今後の対策は?→全国、県と比較し、学校へ公表。公表する事で、1つの資料として使っている。個人には個人カードをわたして自らの把握と努力につなげる。

加藤(なを子)委員

 就学援助について、卒業アルバム代の追加理由と金額は?→保護者の経済的支援として、生徒会費・クラブ活動費・PTA会費を検討した。保護者の不公平感の観点などから、卒業アルバム未購入者に理由を聞いたところ、代金が払えないとのことだったので支援していくこととした。金額は小学校で 8700円、中学校で5600円。

 小糸小学校と看護学校の件で、11月14日に要望提出されたが、学校はどう関わったのか?→11月14日に校長から教育総務課あてに要望(プライバシー・日当たり・建物の高さ等)。要望は保健福祉部・医師会に伝えた。

 武道の必修化、保護者への説明は?→新学習指導要領にそって、新年度当初に説明する。

 日本大学でゲルマニウム半導体測定器を購入したが、連携できるか?→話しを聞いていない。

 中学校給食について、デリバリー給食の場合、保護者の負担金は?→先進事例を見ると保護者55%、市45%その程度か。

 給食の負担金がある家庭とない家庭があるのはどうか?→家庭の事情で、弁当にしているので、公平性は保たれている。

 防災教育の具体的内容は→学校安全計画にそって、火災・地震の対応について、目的、理由を含めて学習・訓練している。

 災害発生時の取り組みは?→保護者へは連絡取れないので、学校はこういう対応をとるということを伝えている。

 保護者への引き渡し基準は→震度5弱で引き渡し。

 地域の避難所としての課題は?→児童の安全確保が第一。市民が来たときに市職員がまだ来ていない場合、どうすべきかが課題。

 通学路の安全対策は?→経路について把握。道路上の問題は市民センターと連携していく。

 なかなか、危険な場所の改善が進まないが?→地域移譲が進む中で、市民センター・本庁・教育委員会と連携して取り組んでいく。

 中学校学習指導員について、どのくらいの時間担っているのか、謝礼は?→1日2時間程度、1校当たり2人で、年間80時間。謝礼は2時間で2380円。

 スポーツ基本法に伴う取り組みは?→スポーツ振興基本計画に基づき取り組んでいる。市有地・街角スポーツ広場の拡充など図っていく。

友田委員

 理科支援制度について、平成24年度から支援員が対象から外れているが、国・県の動向は?→県の事業で、平成23年度から湘南三浦地区が対象となったが、24年度は対象外となったため。

 市として、この事業の評価は?→教員からは、一人の目より二人の目の方が安心と。子どもたちは理科が楽しくなった様子。

 教職員の人事権について、現状の認識は?→市としては、独自で採用試験をやった場合、優秀な人材選べる。現行の体制で試験できるかなど検討していく。

 厚木市では、支援員を市費で配置している。市としては考えないか?→最近は教員が若返ってきた。教育文化センターの研修などまずやっていきたい。

 教職員の人事権について、分権の流れから、茅ヶ崎の服部市長も人事権を市町村にあたえるべき、と言っている。権限委譲の要望出す考えあるか?→県へ要望している。人事交流も現在おこなっている。文部科学省でも、中核市に人事権を与える動きある。

市川委員

 武道について、どうして柔道になったのか?→指導者の技術の問題で、指導者が多いこと。用具の維持管理を考慮し決めた。

 安全対策が確保されていなければ、やらないとのことだが?→文部科学省から指導体制の調査あり、指導計画がどうなっているのか精査して判断していく。

 新入生サポート事業について、2年生になるとサポートなくなってしまう。保護者には不安になる方もいる。学校側もそのような声聞いているか?→学校生活に慣れる という点で、1年生に配置。保護者からの要望もあるので過配置も含めて考える必要ある。

 学校支援コーディネーター配置の5校はどこか?→長後小学校・浜見小学校・石川小学校・第一中学校・大庭中学校。

 スクールカウンセラーに相談する人少ないが?→課題があって、専門的 な相談が生じた時に対応するため。

 学校図書館、全校配置の効果は?→専門員が入ったことで、どんな本を読んだら良いか、本を見つけやすい、人がいる時間増えた、あたたかい雰囲気になったなど。

 アルコールランプ事故について、当初軽傷だったが、なぜ遅れたのか?11月当時、教育委員会では事実把握していたのか?→11月8日の報道では、状況把握 不十分な説明だったが、炎が出たことによる重い火傷となり職員の処分もした。説明内容の訂正が遅れたことは反省している。2月16日の教育委員会定例会で議題とした。

 4月より土曜日の授業の検討しているのか?→土曜に限らず長期休暇も含めて検討。

 全日本卓球選手権大会マスターズ招致の内容は?→体育協会から打診があった。トップクラスの大会で、スポーツ振興に寄与する。みらい財団と連携してやっていく。参加者・家族・応援者の滞在で経済効果もある。

松長委員

 海抜の低い学校の上層階への避難、高さは?→1番低い鵠南小学校で海抜 3メートル、4階で13.74メートルとなる。

 4階まで全員避難できるのか?→可能。来年度、手すり補強して屋上へ上がれるようにする。

 オープン型教室について、保護者からどのような声が上がっているか?→初めて見ると戸惑があるが、授業の様子を見て良さを実感している。

 教科書採択について、賛否分かれている。保護者の声は何かあるか?→特にない。

武藤委員

 学校のインターネット環境について、小学校へのパソコンLANの構築状況は?→パソコン教室に30台、インターネット接続完備、校内LANはまだ出来ていない。

 平成24年度以降の課題は?→パソコン室のパソコンの台数を増やすこと、各教室へのLAN配備必要。

 防災教育について、3月11日の津波を受けて、南側の学校にどのように取り入れているのか?→「地震 その時学校は」では不十分。今後新しいマニュアル策定し学校へ配布する。

 ビーチバレー大会について、参加者の推移は?→第24回のビーチバレージャパンは参加者1万6000人、第25回は1万2000人。

 観光に寄与する観点から、今後の取り組みは?→中学校ビーチバレー大会が開催されているが、全国から幅広く参加できていない。鵠沼海岸が全国でビーチバレー発祥の地であることもっとPRしていく。

加藤(一)委員

 学習文化センターについて、会議室の利用件数とスケジュールは?→平成21年度で、1112件、22年度で1044件、24年2月までで1095件。3月31日で閉館し、平成24年6月で、解体の補正予算計上、12月中に解体。跡地は多目的広場を12月補正予算に計上し、平成25年度末整備を予定している。

 1000件以上の利用がある。平成24年度に解体しないで存続させる考えないか?→昨年9月の議会で地元との約束を報告している。利用団体へ通知し、了解得ている。地元自治体にも周知ずみ。存続するには条例の課題含めて課題多くある。課題整理をする。

②公債費

武藤委員

 「分かりやすい藤沢市の財政」について、交付団体になったこと、財政の健全性、インフラの整備など網羅して作成しているのか?→ページ数増やし、交付団体の説明、将来見込みなどを掲載。公共インフラ整備については、新総合計画に合わせて今後検討。

 分かりやすくするための工夫は?→マンガによる解説のイラスト、財政指標 ランキングなど。

松長委員

 財政収支の指標の種類は?→実質収支・単年度収支・実質単年度収支。

 実質単年度収支だけを意識したら市民サービスよくならないのでは?→平成19年度から4年間赤字が続いており、前年度からの繰越しを活用している。平成22年度は、実質単年度収支が黒字になっている。市民サービス面では低下させないことが大前提。赤字が継続している単年度収支の黒字化を目指す。

友田委員

 一時借入金利子とは?→一時借入をした場合、その年度で返さなければならないので、利子も計上する。

 使用した実績は?→5年間では実績ない。

 財政調整基金 の実績は?→平成19年度 5億円、20年度 3億円、21年度 6億円、それぞれ取り崩し。22年度には10億円積み立てている。23年度末で、82億2千万円の残高。

市川委員

 実質公債費比率の推移と平成23年度見込みは?→平成20年度、8.4%、21年度、6.9%、22年度、6.3%、23年度は6%を下回る見込み。財政健全化法では25%で早期健全化基準となる。

 庁舎整備は従来の手法でというが、今後の実質公債費比率をどう捉えているか?→庁舎整備の一部で起債活用することとなる。実質公債費比率を含めて、将来負担の確認をしていく必要がある。

③歳入

友田委員

 たばこ税について増額見込みとなっているが喫煙率が、下がっているが根拠は?→平成23年度決算見込額を参考にしている。

加藤(なを子)委員

 骨格予算について、4年前は30億円の留保財源あったが、今回は、15億円。これが政策に当てられるのか?→留保額を全額み込むと、何かあった時に対応ができないため、一定額留保している。政策経費に全額あてるわけではない。

 武田薬品研究所の固定資産税の減額分は?→平成24年度で4億7千万円。5年間の合計で19億5千万円。

 立地促進優遇措置受けた企業 の合計は?→平成24年度で6億9千万円。5年間の合計で23億4千万円。

桜井委員

 国庫補助について、要望に対する補助金は?→まちづくり交付金を例にすると、平成22年度で98%、23年度で99.2%、年度の後半に不用額が出ることからその分を確保してきている。

 交付団体に伴う影響は?→財政力指数によって差がある。県の安心こども補助金は、不交付団体が1/2だったのに対して、交付団体が2/3の補助率。

加藤(一)委員

 組合事務所の使用料は?→目的外使用の条例に基づき徴収している。

 減免の状況は?→90%減免で、31万6700円。285万円の減免。近隣都市の状況が100%減免しているので当面継続したい。

松長委員

 臨時財政対策債の20億円の使い道は?→地方の財源不足額を補うもので一般財源として活用。

 交付団体なると影響あるのか?→平成23年度交付団体になったが人口の割合多いので。

市川委員

 平成23年度決算の剰余金見込みは?→市税収入が710億円から720億円に。歳出は入札残など40億円程度見込む。合わせて50億円前後の見込み。

④債務負担行為、地方債
 

加藤(なを子)委員

 土地公社を廃止した場合、債務負担行為とはならないが?→市長は廃止を言及していないが、そうなれば市が直接買収することとなる。

以上、教育費・公債費・予備費・歳入の予算質疑の報告とします。


おおや徹

藤沢市のためにがんばります!

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