2012.3.14 定例議会(3日目)

 3月14日 10:10より、2月定例議会(3日目)が開催されました。

 議案第54号市道の認定、議案第55号市道の廃止、議案第62号藤沢市公有財産の拡大の推進に関する法律施行令第3条第3項ただし書の規模を定める条例の制定については、付託された建設経済常任委員会の委員長から、委員会での審議経過と委員会として可決となったことが報告がされました。この議案については、委員会報告通り全会一致で可決されました

 議案第79号平成23年度藤沢市北部第二(三地区)土地区画整理事業費特別会計補正予算(第2号)、議案第82号平成23年度藤沢市柄沢特定土地区画整理事業費特別会計補正予算(第2号)、議案第85号平成23年度藤沢市下水道事業費特別会計補正予算(第2号)については、付託された建設経済常任委員会の委員長から、委員会での審議経過と委員会として可決となったことが報告がされました。この議案については、起立採決し、委員会報告通り可決されました

 議案第65号藤沢市太陽の家(心身障がい福祉センター)条例の一部改正について、議案第68号藤沢市理容師法施行条例の制定について、議案第69号藤沢市興行場法施行条例の制定について、議案第70号藤沢市旅館業法施行条例の制定について、議案第71号藤沢市公衆浴場法施行条例の制定について、議案第72号藤沢市クリーニング業法施行条例の制定について、議案第73号藤沢市美容師法施行条例の制定について、議案第74号藤沢市墓地等の経営の許可等に関する条例の制定については、付託された、厚生環境常任委員会の委員長から、委員会での審議経過と委員会として可決となったことが報告されました。この議案については、委員会報告通り全会一致で可決されました。

 議案第80号平成23年度藤沢市国民健康保険事業費特別会計補正予算(第2号)、第83号平成23年度藤沢市介護保険事業費特別会計補正予算(第1号)、議案第86号平成23年度藤沢市民病院事業会計補正予算(第3号)については、付託された、厚生環境常任委員会の委員長から、委員会での審議経過と委員会として可決となったことが報告されました。この議案については、起立採決し、委員会報告通り可決されました。

 議案第59号藤沢市職員の退職手当に関する条例の一部改正について、議案第78号平成23年度藤沢市一般会計補正予算(第8号)、議案第81号平成23年度藤沢市地方卸売市場事業費特別会計補正予算(第1号)、議案第84号平成23年度藤沢市後期高齢者医療事業費特別会計補正予算(第1号)については、付託された、総務常任委員の委員長から、委員会での審議経過と委員会としての結果について報告がされました。起立採決の結果、委員会報告通り可決されました。

 請願23第5号原発からの撤退を求める意見書の提出を求めることについての請願については、付託された総務常任委員会では、不採択となりましたが、起立採決の結果、委員会報告とは逆に、採択となりました。

 請願23第7号藤沢市情報公開審査会の答申(第30号)を尊重し実施機関に公開を求める請願については、起立採決の結果、付託された総務常任委員会報告の通り可決されました。

 請願23第6号旧江ノ島水族館跡地を書類改ざんして購入しようとした問題についての請願については、付託された、議会運営委員会の委員長から、委員会での審議経過と委員会として不採択となったことが報告されました。この議案については、起立採決し、委員会報告通り不採択となりました。

 代表質問(抜粋) ※重複する質疑・答弁については、省略しています。

1.高橋八一議員(民主・社民)

 鈴木市長には、堅実に一つ一つ、難題を解決してほしい。60年ぶりに現職を破って当選され、市民の期待は大きい。市民との信頼、職員との信頼、議会との信頼、どれも非常に大切。力を合わせて難題に立ち向かっていきたい。

 善行問題は、昨年の6月から百条委員会で審議をし、今議会の中で、最終報告をする。しっかりと受け止めて対処するようお願いしたい。旧江ノ島水族館跡地問題も多くの市民から、処分についていいのか?綱紀審査委員会で、審査する側と審査される側が同一人物、今後は、不祥事に対する対応を新市長の中で、確立していくことが求められている。

 施政方針にある、「(仮称)公正職務執行確保条例」とは、どのようなものか?→職員の綱紀審査委員会について、バーベキュー問題、江の水問題は、指摘のように委員も当事者だった。4月より、外部の有識者を1名加えていく。「(仮称)公正職務執行確保条例」は、職員の倫理規定、内部統制、公益通報など、公正な職務の執行に向けたもので、外部委員会の制定もしていく。

 財政について、健全財政が保たれていると思う。この10年間、安定に推移している。歳入が歳出を30億~80億程度上回る黒字。単年度収支でマイナスの年もあるが、2005年から、額は違うが財政調整基金に積み立てている。2010年度も結果として10億積み立て、現在82億円ある。単年度赤字と言うが、実質単年度収支は黒字であった。

 51年ぶりに交付団体となったが、財政力指数も0.99。国の算出の仕方に変更があったためで、大幅に財政が悪くなったとは思っていない。扶助費は増加しているが、人件費は横ばい。扶助費には、これまでも力を入れており、堅持しながら健全財政を維持できるようにしてほしい。

 庁舎整備など、財政との関わり、どう考えているか?→財政運営、市民サービス低下させず、健全性確保していくことが大切。社会保障費は増加する一方で公共施設整備をしていかなければならない。社会保障と税の一体改革を注視し、対応していく。

 藤沢市には、景観が大変すばらしいところあり、江の島し富士山など、テレビでも紹介されている。打戻にある宇都母知神社のところ、遠藤宮原線通ったが、道の駅提案したらと言ったが出来なかった。宇都母知神社から見る景色は大山、富士山素晴らしい。市内各所に景観良いところあり、地域の良さを出してほしい。 「(仮称)街なみ百年条例」とは、どういうものか?→地域は、生活の中での景観が、訪れた人たちに感動されるものであるべき。暮らし、生活していく中で、誇り、愛情を持ち、百年後に藤沢らしい景観が継承されていく。ゾーンごとの街なみをつくっていく。地域の資産として、魅力あるものにしていきたい。具体的な条例の中身は、市民との協働作業で作っていきたい。

 地域経営会議は、設置当初から異論を言ってきた。大阪の池田市もやっているが、事前に十分な議論を経てスタートしている。やり方によっては、地域の要望を受け止める点では良い。出来るなら、そんなシステムに変えていただきたい。地域の課題に精通しているのは自治会や社協であり、課題ごとに委員会が設置されている。そういう方との話し合いの場を持てば、解消されるのでは。地域経営会議は、スタートしたばかりだが、検証したうえで、あるべき姿にするため、庁内プロジェクトなどをつくり、再検討してほしいが?→地域経営会議は、市民参加の経過を踏まえ、市民センター・公民館と連携し、地域のまちづくりを進めているが、様々な課題がある。市議会と市長との二元代表制を保ちつつ、地域経営会議と市の役割分担なども明確にしていくべき。委員と地域団体から意見を聞き、検証、見直しをしていく。

 みんなにやさしい藤沢について、藤沢市は、全国に誇れる福祉政策をしてきた。介護保険のメニューに入っていないことも市単でやってきた。針灸助成、入浴助成、バスカード助成など、高齢者をはじめ、社会的弱者への対応をしてきたが、前市長は、マニフェストに力を入れたため、後退した。これでは、みんなにやさしいとはならない。みんなにやさしい藤沢は、具体的にどういうことか?→かつては近所というコミュニティがあった。しかし、地域社会では希薄化し、コミュニティの喪失した。コミュニティの再生に向け、多くの市民が知り合えるよう、小学校、市民の家、地域子どもの家など、建替えの時期をとらえ、交流スペースをつくり、世代間交流できるようにする。まちかど相談を受ける体制を整備する。保育園の待機児解消に向けた定員の拡大、中学校給食の導入に向けた検討、市民生活の利便性向上のためのバス専用レーンや定時運行システムの導入、コミュニティバス路線の拡大を含め、最寄駅まで10~15分で到着できる公共交通網の整備、なども積極的に行っていく。そういったことが、みんなにやさしい藤沢である。

 教育課題について、海老根市政の中では、教育にもトップダウンのやり方をした。市長と教育委員会の関係など、どう考えるか?→公平・公正・透明性の確保が大切。危機管理など、統一的に行うもの、各学校が主体的に行うもの、それぞれの課題に取り組むべき。市長と教育委員会の関係は、教育委員会は、学校教育、生涯教育、スポーツなどと定め、独立した委員会。中立性を確保していくべきと考える。

2.大野美紀議員(藤沢市公明党)

 市政運営について、藤沢の未来像は?→市民の声、議員の声をいただきながら、郷土愛あふれる藤沢をつくっていく。

 新総合計画はどうするのか?→スタートしたばかりだが、PDCAに基づくローリングをし見直していく。

 地域経営会議はどうするのか→省略。

 財政運営について、単年度収支、赤字と言っているが、平成22年度は、約8,300万円の黒字。修正するのか?→単年度収支は、財政状況について、分かりやすい指標。平成22年度は、財政調整基金に積んでいるので、実質単年度収支は黒字だが、財政状況は厳しいと認識している。

 51年ぶりの交付団体となった要因は?→交付税は、国の定めた基準での算定であり、市の努力ではどうもならない。

 不交付団体をめざすのか?→基準財政収入額を増やすようにしていきたい。

 財政は健全なのか?→財政の健全性については、健全。今後は、公共インフラにコストかかるが、より、健全財政運営に努めていく。

 児童虐待防止対策は?→学校・医療機関と連携して対応している。小中学校にスクールカウンセラーを配置。組織体制の強化は検討課題であり、職員の虐待に関する意識向上は研修で。

 育ジイの取組は?→全国各地でシニアの取組が進んでいる。ファミリーサポートセンター事業として、シニアの登録あるが、任せて会員の男性シニアは少ない。男性参画について取り組んでいく。

 待機児童の解消には、どう取り組むのか?→藤沢市保育所整備計画では、平成22年度~26年度までで、730人の定員拡大の目標だが、前倒しをして、平成23年度に592人拡大し、24年度には、245人拡大予定で、目標を100人程度上回ったが、転入や共働きなどにより、整備が追いついていない。引き続き、取り組むとともに、藤沢型認定保育所など、待機児解消に取り組む。

 5歳児検診については?→協議会で検討していく。

 小児医療費助成の中学3年までの拡大は?→現行、小学校6年終了までとなっている。平成24年度からの実施に向けた検討してきたが、財政上の課題あり、見送ることとした。平成23年度に予定していたシステム改修費については、凍結とした。

 中学校給食について、デリバリー方式と弁当の選択制の根拠は?→食育の充実は重要。デリバリー方式では、市の栄養士で食育できると考える。財政を考えれば、デリバリー方式が、比較的早期に導入できる。今後は、教育委員会の検討結果を踏まえ判断していく。

 小中学校の猛暑対策について、前学校へのエアコン設置とネックスカーフなどの配布は?→エアコン設置については、新総合計画でも位置付けており、順次やっていく。気温が35℃を超えれば、運動を中止。水分補給の取り方のパンフを配布している。ネックスカーフも有効だが、きめ細やかな対応をしていくので。

 学校図書館のあり方は?→子ども読書プランの中で、人の配置などの情報提供などをしている。セカンドブックスタートは今後の課題。

 小学校に心の相談員の配置の考えは?→暴力の低年齢化が進んでいる。教員と生徒の信頼関係が大切であり、課題を抱える生徒に対応する心の相談員については、スクールカウンセラーを活用するほ、民生委員などとも連携していく。

 不登校対策の見直しは?→欠席を把握し、家庭との連絡を密にしていく。今年度より、八ヶ岳野外体験教室で、集団活動を実施したり、教員とスクールカウンセラーでの家庭訪問なども。 

 引きこもり、アウトリーチ対策は?→困難な方へのサポート体制、相談窓口を検討している。

 災害の課題と対策、ハード面の対策は?→地域防災計画の見直しが課題であり、避難体制の構築などが喫緊の課題。現在は10.5mの津波が想定されているが、今後は、県の結果で見直していく。防災施設の改善は、防災無線の増設、津波避難情報マップを作成、電子版も作成した。津波避難ビルのステッカー表示など。今後は、海岸避難施設の確保が重要で、鵠南小学校には屋上フェンスを設置、津波避難ビルの協定拡大に努めていく。津波ハザードマップは、県の見直し後着手する。防災ラジオは、職員による試験をした結果、半数が感知不能だったので、改善が必要。市民センター・公民館などの公共施設は、特に海岸近くの津波対策必要なため、新たに庁内プロジェクトをつくる。

 避難勧告指示については?→市長の指示。

 木造住宅への耐震対策と補助は?→平成23年度から補助、耐震診断を職員がしてきた。今後も、制度の拡充をしていく。耐震シェルターへの補助を検討している。

 避難所での女性の課題が明らかになった。防災会議に女性参加させるべきだが?→被災地に派遣した女性職員を参画をさせたい。

 避難所マニュアルの総点検、必要と考えるが?→81か所の運営マニュアル、自主防災会などに多くの女性参加しているので、その視点で、運営委員会にお願いしている。

 静岡で作成した、ゲーム。パニック状況を確認できる。買うべきでは?→避難所運営ゲームについては、来年度、試行的に購入していく。

 自主防災組織連絡協議会の機能発揮については?→先進地区の報告などをやっている。防災セミナーに参加するなど、啓発に貢献している。

 24時間訪問介護サービス、地域差、担い手の確保課題ある。具体的取り組みは?→定期と通報の組み合わせ、次期計画の中で、位置づけ、市内事業者を平成24年度に公募し25年度からスタートしたい。

 買い物弱者への支援策は?→民間事業者との連携でで宅配5か所のボランティア事業始めた。ニーズを把握し、各地区の取組を踏まえてやっていきたい。

 市民後見人制度の今後の進め方は?→成年後見人制度を相談センターを担う社会福祉協議会と相談している。

 高次脳機能障がい者への活動スペースがC-X内に出来る。設置に向けての課題は?→枠組みが決まったので、公募で事業者を選定しやっていく。

 「私たちの藤沢健康都市宣言」における、健康づくりの進捗状況は?→健康メッセや健康マラソン実施している。大型ショッピングモールなどでPR、より多くの市民の理解が得られるよう啓発していく。

 肺炎球菌ワクチン助成の実施状況は?→平成23年8月~24年1月までで、4,287人で、接種率は12.2%。対象年齢は75歳以上に設定。

 65歳以上に拡大するべきだが?→国で検討中なので。

 「ふじさわ安心ダイヤル24」の利用状況と充実に向けた取組は?→平成23年度で、22,629件。24年度は、医師を常駐していく。

 不育症の相談窓口の設置と治療への公費助成の考えは?→国・県の動向を見ていく。公費助成については、専門の医療機関少なく、直ちには難しい。

 自殺防止対策の強化と広報への常時掲載については?→平成23年度は72人。遺族が語り合う会を立ち上げた。身近な相談窓口のPRは、広報で検討中。メンタルヘルスサポーター養成講座の参加を働きかけている。

 地球温暖化対策について、エコチェックシートの導入、藤沢版エコポイントなどやるべきでは?→エコライフチェックは自己診断するもの。ふじさわエコ日和で呼びかけている。平成24年3月からフェイスブックを立ち上げる。エコポイント制の拡大については、有効性、広域利用の可能性など検討していく。

 Co2削減に向けた防犯灯のLED化についての考えは?→価格は安価になってきたが、まだ高い。ESCO事業を新総合計画に位置付け、湘南台をモデル地区として導入予定。ESCO事業の課題整理して、手法を検討していく。

 再生可能エネルギーについて、バイオガス施設の検討状況は?→導入した場合の有効性の検討した。平成24年度に評価し、規模、処理方法などを検討、平成29年度稼働をめざしていく。

 みどりの保全について、三大谷戸の保全の考えは?→みどりの基本計画に位置づけている。

 農水産業の持続について、活性化策は?→わいわい市、流通など、利用促進している。後継者は、5年間で農家は減っている。援農ボランティアを拡大し支援していく。付加価値の高い露地野菜など独自産業化が必要と考える。

 藤沢市観光振興計画策定後の課題は?→観光振興計画の効果は、55のアクションプラン取り組んでいる。見る観光から、消費する観光へ。課題は、3/11。5月のGWで回復したが、消費額は戻っていない。江の島を満喫できるeno=passを販売している。

 外国人観光者向けのインターネット環境の考え方は?→今年度から、ツーリストガイド動画、無線LAN整備。無線LANはすでに設置されているところ多い。研究していく。

 都市ブランド化に向けたシティセールスの考え方は?→都市ブランドの確立は、全国的に取り組まれている。庁内プロジェクト設置して、藤沢ブランドプランを作成していく。民間の知識も取り入れていく。

 公民連携による市庁舎整備について、白紙撤回した。従来型では財源足りないが、どうやっていくのか?→今後も、社会保障費の増加が見込まれる。財源について、国の税と社会保障の一体改革を注視していくが、市庁舎は、短期集中で従来型を選択した。他の公共施設は、財政の平準化を踏まえ、特定財源の確保、民間資金の活用など、最善の事業手法を選択していく。

 公共資産の管理についての基本的な考え方は?→公共インフラの老朽化は大きな課題。市民、議会から意見をいただきながら、長寿命化などの対策を図る必要がある。

 Fujisawaサスティナブルスマートタウンの自転車走行環境を整備するべきだが?→自転車交通と歩行者との共存は重要。総合的な取り組みとして、自転車と歩行者が安心できるように、藤沢駅辻堂駅線の改良している。南北線にも自転車道予定している。

 ドッグランの運営実施の状況は?→4月から、引地川親水公園でオープンする。施設運営はNPO。

 飼い主のモラル向上に向けた取組強化は?→広報や、動物愛護のつどいなど実施している。ホームページで呼びかけていく。

 障がい者スポーツ協会の取組は?→障がい者スポーツ団体の設置状況を情報収集している。団体の代表者やみらい創造財団と組織化に向けて意見交換している。検討会を立ち上げる。

 多文化共生のまちづくり指針を見直し、啓発するべきでは?→災害、言葉など課題。外国人市民会議での議論を踏まえ、誰もが自分らしい生き方ができる取組をしていきたい。グローバルビジョンとの整合を図り、多文化共生指針を見直す。

 男女共同参画プラン2020の今後の取組として、ワークライフバランス推進会議の役割りと方向性は?→昨年の7月に推進会議で普及啓発していくことを確認してい。育児、介護、その世代における仕事と生活の調和を図っていく。

3.山口幸雄議員(ふじさわ自民党)

 財政状況の認識した上で、今後、どのようにしていくのか?→平成24年度は市税収入を720億円と見込む。今後も横ばい想定の中、社会保障費は増え、インフラ整備も財政を圧迫する。財政の健全性は維持しているが、単年度収支の黒字化、不交付団体をめざす。

 不名誉な事案が多くあり、藤沢のイメージ傷ついた。内部統制制度の確立とは?→内部統制制度は、業務手順、リスク回避を柱とし、ミスが生じた場合は、再発防止策を講じ、二重チェックをしていく。平成24年度中に「(仮称)公正職務執行確保条例」を制定、職員倫理の確立を内部統制制度と合わせて、信頼できる市政を築いていく。

 地域経営会議についての考え方は?→省略。

 新たな行政改革プランの策定は?新たな行革の中で、公約の人件費5%削減をどう扱うか?→今後の4年間で効率的な組織にしていく。人件費5%削減については、様々な手法が考えられるが、行政のスリム化と効率化をしていく。平成24年度の早い時期で案をつくりたい。

 土地開発公社について、透明性の高い組織に見直すと言っているが?→都市計画決定された土地を先行取得することについて、相続に対応できたり、財政の平準化に寄与するなど、役割は重要。ただし、善行の土地のように議会のチェックなしに都市計画決定されていない土地について、ルール作りをしていく。

 公民連携を白紙として、庁舎を早急にやると言った。庁舎・市民会館の具体的整備は?→省略。

 その他の再整備と財政の健全化の維持は?→省略。

 41万市民のオーダーメイドの災害ナビを策定していくのか?→要援護者には、別途、災害ナビをつくる。平成25年度中に、地域防災計画の見直しと併行してやっていく。

 環境対策について、再生可能エネルギーへの転換の具体的施策は?→太陽光発電に対する補助拡大、バイオガス化を検討。7月に全量買取制度がスタートする。国・県の制度と連携し、補助を現行の戸建て住宅からマンション等へ拡大していく。

 新総合計画は、20年後を見据えている。市長の未来像の考え方は?→省略。

 鎌倉市では世界遺産登録に向けて取り組んでいるが、藤沢市の取組は?→鎌倉市と都市連携部会をやっており、江ノ電周遊型が鎌倉とつなぎ、国内外から多くの観光客予想される。

 花火大会について今年は実施するのか?→あり方検討委員会で検討してきた。企業からの支援が難しく平成23年は中止した。今年の開催についても、検討委員会で決定していきたい。

 都市景観政策について、海岸地区のまちづくりどのように取り組むか?→良好な街並みに湘南海岸周辺地区は役割を果たしてきたが、津波対策と景観の両立をどうしていくか。高さ規制の部分的な見直しを検討していきたい。

 街なみ百年条例の具体的内容は?→省略。

 交流スペースの設置、まちかど相談室など世代間交流の具体的イメージとスケジュールは?→互いに顔が分かるようになり、地域のきずなが強まることを期待している。スケジュールは、学校内ではなく、交流しやすい場所として、市民の家なども視野に入れ、庁内プロジェクトで検討していく。

 教育への思いは?→子どもがたくさんの人と関わり、地域になじみ、地域で育っていくことから、自然に優しさが育まれるものと思う。

 中学校給食について、デリバリー方式と弁当の選択するというが?→省略。

 待機児童解消の考えは?→省略。

 認可外保育所と認可保育所の保育料の差については?→月額平均で、認可外が51,000円で、認可が24,000円。3ヶ月待機している場合、10,000円の助成をしている。

 高齢者の健康増進の考えは?→介護予防のためにも重要。生き生きと参加できるイベント事業を通じて支援していく。

 交通について、相鉄いずみの線の延伸を待たずに、湘南台以西のコミュニティ交通の考え方は?→西北部地域の公共交通は必要であり、生活の利便性向上のため、地域の取組を支援していきたい。スケジュールはスピード感を持って進めていく。

 以上、報告とします。

 

 

 

 

 

 

 


おおや徹

藤沢市のためにがんばります!

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