2011.11.19 ウィンザー研修報告会に参加

 11月19日 15:15より、藤沢市民会館会議室において、湘南日加友好協会による語学研修報告会が開催され、参加をしました。藤沢市の姉妹都市であるカナダのウィンザー市へ2週間のホームステイを行った、聖園女学院高等学校の参加生徒51名のうち、9名から、現地での写真を映しながら、次のような(抜粋)体験報告がされました。

・シニアセンターで、現地のお年寄りに、折り紙を教えた。とても、みんなが明るかった。

・ホストファミリーの家で、日本食(ワカメのお味噌汁)をつくった。割りばしが、なかなか使えず、1時間もかかった。

・ホストファミリーは、とても優しい音楽一家で、自分の得意なチェロでセッションをして、とても楽しかった。

・現地でお寿司を食べたが、見た目は同じなのに、不思議な味がして、食文化の違いを感じた。

・上手く英語が話せるか不安だったが、ホストファミリーがとても優しくしてくれた。

・ウィンザー市の市庁舎に行ったが、2年前にホームステイした先輩達が植樹した木があった。今回選んだ4枚の写真では、語りつくせない、素晴らしい体験ができた。また、行ってみたい。

・ホストシスターの趣味が乗馬で、体験させてもらった。大変で、怖かったが、とても楽しかった。

・行ってみて、英語が通じなくても、関係がつくれると感じた。

・デトロイト(ウィンザーに接するアメリカの都市)側に、ホストファミリーの家があり、反対側(デトロイト)の街がとても綺麗だった。

・最後の日には、ホストファミリーの家でパーティーをしたが、多くの仲間が集まって、とても楽しい時間が過ごせた。

・学校で毎日、授業を受けた。先生を中心にホットケーキ作りをしたが、メイプルシロップが美味しかった。授業のほかも充実していた。

・家の造りについて、日本では2階建てとなるのに、ここでは、地下に広い部屋があるので驚いた。家の中に卓球場があるのにも驚いた。

・ホストマザーに教えてもらいながらケーキをつくった。すごく甘いのに、更にクリームをのせているのにビックリした。

・ホストファミリーはルーマニア系だったが、家族は英語を話していたが、おばあちゃんだけがルーマニア語で話していた。そのおばあちゃんが、いつも玄関で帰りを待っていてくれて、帰るとハグをしてくれた。とても、好きになった。

・今でも、メールでつながっている。また、カナダに行ってみたい。

・カナダの家には、敷地の境に塀や壁がないので、庭がとても広く感じた。

・ナイアガラの滝へは、ウィンザーから4時間かかる。テレビで視るより、ずっと迫力があり感動した。船で滝つぼに近づいたが、滅多にできない体験ができた。

・浴衣の着付けをしてあげたが、ホストファザーも着たいといって困った。浴衣のひもが多いのでビックリしていた。

・花火をしたが、手持ち花火は、カナダでは振り回して字を書くのが普通であり、振り回さなきゃと怒られた(笑)。

・さよならパーティーのとき、ホストマザーとファザーがケンカをしていて、ファザーが来てくれなかった。パーティーが終わって、家に帰ったら、ファーザーがいたので安心した(笑)。

★生徒たちの報告を聞いて、私はもっと、言葉の壁や文化の違いによる不安面の報告がされると思っていましたが、まったくそのようなことはなく、ホストファミリーに優しく迎えられ、勉強・ファミリーと過ごす時間・観光などを満喫でき、楽しい思い出がたくさん出来たようです。

 日本の生活の中で、外国人と接する機会は多くありません。今回のホームステイが、参加した生徒の皆さんにとって、これからの学生生活、そして、社会人になっていく上で、貴重な経験になったと思います。言葉の違い、文化の違い、その国の歴史などをお互いに理解し、尊重していくことが、とても大切だと私は思います。参加した生徒の皆さんの今後の活躍に期待します。

 以上、報告・感想とします。

 

 

 

 


おおや徹

藤沢市のためにがんばります!

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